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【第185回】中崎倫子『大学図書館司書が教えるAI時代の調べ方の教科書』BOW BOOKS

NetGalleyラジオ番組「ネットギャリーで発売前の本を読む」
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放送日:2024年11月19日(火)7:20~
※BOW BOOKS 担当編集さんのコメントを収録!


★『大学図書館司書が教えるAI時代の調べ方の教科書』
中崎倫子
刊行日 2024/08/10
BOW BOOKS

▽NetGalley作品詳細ページはこちら
https://www.netgalley.jp/catalog/book/459942


《内容紹介》
どこをどうやって探したらいいか、わからない。

集めた情報が正しいかどうか、わからない。

集めた情報をどうやってまとめたらいいか、わからない。

そもそも何を探したらいいのか、わからない。

生成AIに訊くどころじゃない。

レファレンス・ガイダンスのプロが、手取り足取り、お教えします!

情報収集や調べ物をしていて、探している情報や資料がなかなか見つからない経験は誰にでもある のではないでしょうか。

著者は現在、大学図書館で約4年にわたり、レファレンス・ガイダンスを担当しています。教員や 学生からの多岐にわたる資料や情報収集に関する相談に応じ、実践的な講義も行ってきましたが、 その中でももっとも一般的な問い合わせが、「インターネット検索をしても必要な情報が見つから ない」「どうやって資料を探せばよいかわからない」というものです。

インターネットやAIがあるおかげで、情報収集が昔よりずっと簡単になったことは確かです。と ころが、情報を入手することは簡単になったものの、莫大な量の情報から、自分が必要とし、かつ 、質の高い情報を得ることは、いっそう困難になってしまいました。

インターネットやAIは、情報を得ることの助けにはなりますが、「どんな情報を集めるのか?」「 どの情報源から情報を集めるのか?」「集めた情報は質の高い情報か?」「集めた情報を使って、 どうアウトプットするのか?」など、人間の側で判断しなければならないことはたくさんあります 。インターネットやAIを使いこなせるようになるのと同時に、情報収集の基本的な技法や情報リテ ラシーを身につけることが求められているのです。

つまり、多くの情報が生産され、情報収集を行う手段が進化したとしても、そもそも私たち人間の 方に、情報収集の基礎スキルや情報リテラシーがなければ、宝の持ち腐れとなります。生成AIが 出てきた今だからこそ、基本に戻ることを考えるときなのかもしれません。

本書では、情報収集の基礎スキルや情報リテラシーについて、筆者が実際に大学図書館で話してい ることをお伝えします。情報収集の計画を立てることから始め、資料の種類と収集の方法、図書館 の使い方など、情報収集と情報リテラシーに関する基礎的なスキルを網羅的に学んでいただくこと ができます。

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