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BFM791ラジオ番組「ネットギャリーで発売前の本を読む」

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BFM791より毎週火曜日7:20~放送 NetGalleyラジオ番組「ネットギャリーで発売前の本を読む」 この番組ではNetGalleyに掲載された本をご紹介しております。
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2023年8月の記事一覧

【第121回】樋口恵子『老いの地平線 91歳 自信をもってボケてます』主婦の友社

【第121回】 放送日:2023年8月29日(火)7:20~ ※著者 樋口恵子さんからのコメントを収録! ※ラジオでは入らなかったコメントを全収録しています! ★『老いの地平線 91歳 自信をもってボケてます』 樋口恵子 刊行日 2023/07/31 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/293912 《内容紹介》 「老いの地平線」には何がある?  東北大学の脳科学者・瀧靖之教授から「樋口さんの生活・習慣は、脳によいことばかりです!」と絶賛された、5月に91歳を迎えた評論家・樋口恵子さん。「老いても老いても、果てがない。何歳になっても老いは続く」とは樋口さんの談。2人の夫を見送り、80代で家を建て替え、乳がんの手術をし、今なおヒット本を連発。月刊誌で新連載もはじまった。介護保険制度の改正へも目を光らせる。猫と暮らす樋口さんの普段の暮らしから「脳によい8の習慣」「91歳が安心して住める家実例」「100歳へ向けて 人生アルバム」を巻頭グラビアで紹介。また、「老い方、ボケ方、人生いろいろ」「多病息災 百歳確実」「91歳、本当はひとりでも大丈夫じゃない」など痛快新作エッセイも多数掲載。 この本を読めば「老いの地平線」=最晩年まで脳を育て続け、ボケすぎずに社会とつながり、大夢を画(えが)いて笑って生きられる!

【第120回】竹宮ゆゆこ『心臓の王国』PHP研究所

【第120回】 放送日:2023年8月22日(火)7:20~ ※PHP研究所 文化事業部 担当さんからのコメントを収録! ★『心臓の王国』 竹宮ゆゆこ 刊行日 2023/07/21 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/289377 《内容紹介》 発売前から話題沸騰! 著者の才能が爆発した、最強青春ブロマンス小説! 2023年、PHP文藝はこの本を、自信をもって送り出します! ●Story 十七歳の鬼島鋼太郎は、夏休みのある日、白いワンピースのような服に身を包む美青年と橋の上で出会う。「アストラル神威」と名乗るその青年は、『せいしゅん』をするために橋の上から川に飛び込んで溺れそうになるなど、予測不能な行動ばかりをとり、鋼太郎を困惑させた。 鋼太郎と友達になりたいと言う神威に対し、面倒に巻き込まれたくない鋼太郎は、悪い奴ではないと感じつつも、そのままその場を後にした。 しかし数日後、アストラル神威が鋼太郎の通う高校へ転入してくる。青春を謳歌しようとする神威に巻き込まれながら、鋼太郎もともに高校生活を送るが、そのうちに神威が抱える「恐ろしい秘密」を知り——。

【第119回】工藤あゆみ『今日は自習にします』青幻舎

【第119回】 放送日:2023年8月15日(火)7:20~ ※著者 工藤あゆみさんからのコメントを収録! ★『今日は自習にします』 工藤あゆみ 刊行日 2023/06/23 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/292946 《内容紹介》 学びは誰のために? 何のために? しあわせの計算、人生の作文、月のように満ち欠けする体と心…… 日々を大切に歩むための45の教科と時間 国語、算数、理科、社会、体育、音楽、給食に、掃除の時間。 45の教科と学校の時間を、ちょっとおもしろい視点で楽しめる、ひとり学習指導要領。やさしい絵と言葉は、孤独や不安をかかえた心をほぐし、変わりつづける社会の中でほのかに感じるモヤモヤへの気づきを促します。 イタリアに住む作家・工藤あゆみによる、『はかれないものをはかる』『キスの練習をしています また会える日のために』につづく、待望の新作。

【第118回】いとうみく『夜空にひらく』アリス館

【第118回】 放送日:2023年8月8日(火)7:20~ ※アリス館 編集部担当さんからのコメントを収録! ★『夜空にひらく』 いとうみく 刊行日 2023/08/01 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/293847 《内容紹介》 「花火は打揚げたら約6秒。観てもらえるのは一瞬だ。けど、心(ここ)に残る」 アルバイト先で暴力事件を起こし、家庭裁判所に送致されたのち試験観察処分となった、鳴海円人。 幼い頃母が家を出て行って、祖母と二人暮らしだった円人は、祖母と折り合いが悪く、できるだけ早く自立したいと思いアルバイトに明け暮れていたが、そのなかで起きた暴力事件だった。 補導委託先に選ばれたのは、山梨県で煙火店(花火の製造所)を営む、深見静一の家だった。 深見と深見の母まち子、住み込みで働く双子の花火師、健と康と同じ屋根の下で暮らすうちに、円人は居場所を見つけていく。

【第117回】くすのきしげのり/ふるやまたく『一本の木がありました。』パイインターナショナル

【第117回】 放送日:2023年8月1日(火)7:20~ ※作家/くすのきしげのりさん、画家/ふるやまたくさんからのコメントを収録! ★『一本の木がありました。』 作・企画 くすのきしげのり/絵・原案 ふるやまたく 刊行日 2023/07/21 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/293741 《内容紹介》 美しいモノクロームの世界に紡がれる、桜の木の一生のものがたり 作者によって紡ぎ出された一本の木の物語。そこから文章は究極まで削ぎ落とされ、物語は画家の絵に託されました。本書では、限りなくシンプルな文章と美しいドローイングによって、桜の木の一生が綴られています。 深い山あいの谷川の近くに一本の桜の老木がありました。やがて嵐が起こり、折れて谷川に流された老木。その姿を旅する自分と重ねる老人との出会いと別れ。一本の木は川を流れ、やがて大海原を漂います。どこにいてもどのようになろうとも確かなことは、自身が一本の木であるということーー。人生や生き様と重なる一本の木の物語が、読む者の心を静かに温めます。贈り物にもぴったりの1冊です。