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年末年始、ネットフリックスで何を観る? 気になる12人の「マイリスト」を覗き見。

ネットフリックスが発表した2019年の注目作品リスト「What's Hot? 2019」。見逃していた作品はありましたか? 一年の締めくくりと始まりを迎える年末年始。マイリストにためていた作品の「棚卸し」をして、ゆっくり心の整理整頓をしましょう。一年の振り返りとして、気持ちのリセットとして、新しい年の活力として……。日々を忙しく過ごすクリエーター12人にマイリストを見せてもらい、年末年始に観たい作品を聞きました。(ILLUSTRATION:MARIE WATANABE)

▼ 佐久間宣行さんのマイリスト

佐久間宣行ニコイチ191224(ドラッグされました)

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佐久間宣行ニコイチ191224(ドラッグされました) 2

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〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.01

『グッドフェローズ』

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「『アイリッシュマン』が素晴らしかったので、その原点とも言えるスコセッシの傑作をまた観たくなりました。昔観た傑作ってレンタルだとなかなか借りないですが、配信だと気兼ねなく観れるのでとてもいいです」

〈あらすじ〉
ニコラス・ピレッジ著『ワイズガイ―わが憧れのマフィア人生』を原作にマーテン・スコセッシ監督が映画化。実在の人物をモデルに、少年の頃からギャングに憧れ、その仲間入りを果たした一人の男の波瀾に満ちた半生を主人公のモノローグを織り込みながら描く。
グッドフェローズ

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.02
『ボクらを作った映画たち』

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「『ホーム・アローン』、『ダイ・ハード』、『ゴーストバスターズ』……大ヒットした映画の逸話や舞台裏を描くネットフリックス オリジナルドキュメントシリーズ。テレビ界で尊敬するドラマプロデューサーの方の何人かから「全話泣ける。超オススメ」との声を聞きました。製作者として勇気をもらえるドキュメントだとのことで、年末年始に見て気持ちをリセットしたいです」

〈あらすじ〉
『ゴーストバスターズ』『ホーム・アローン』『ダイ・ハード』『ダーティ・ダンシング』。俳優、 監督、業界の専門家たちが大ヒット映画にまつわる逸話や製作秘話を紹介し、成功の秘密を語るドキュメンタリー。
ボクらを作った映画たち


〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.03
『鬼滅の刃』

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「マンガは全て読んでいるので手を出していなかったアニメ版。しかし、あまりにクオリティが高いと評判になったいるので時間が取れるときに一気に観たかった。神回と噂の19話まで、休み中にたどり着きたい」

〈あらすじ〉
人を食う鬼が蔓延る、大正時代の日本。主人公の炭治郎は鬼にされた妹を人間に戻すべく刀を取り、「鬼狩り」の道へと進む。話題沸騰中のダークファンタジー。
鬼滅の刃

佐久間プロフィール写真トリミング済み

佐久間宣行(さくま・のぶゆき) 1975年、福島県生まれ 。99年にテレビ東京入社 。プロデューサーとして『ゴッドタン』『青春高校3年C組』『ソクラテスのため息~滝沢カレンのわかるまで教えてください~』などを手がける。 『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送水曜深夜)のパーソナリティーも務めている。

▼ 有坂塁さんのマイリスト

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有坂塁マイリスト画像2:2

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.01
『愛なき森で叫べ』

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「園子温監督の最新作ですよっ! これを観ておかないと、2019年の私的ベスト10は決められません!」

〈あらすじ〉
実際に日本で起きた猟奇殺人事件から着想を得た、犯罪サスペンス。椎名桔平演じる詐欺師・村田丈が周囲の人間を洗脳し、殺人事件の加害者へと変貌させていく歪んだ人間模様を描く。
愛なき森で叫べ

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.02
『バスターのバラード』

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「コーエン兄弟、初のオムニバスというだけでワクワク。おまけにテーマは"死"だと聞いています。個人的に『ブラッド・シンプル』や『ファーゴ』などコーエン兄弟の"死"の描き方が昔から好きなので、そこも楽しみ」

〈あらすじ〉
ハリウッドを代表する名監督のコーエン兄弟が手掛けた、アメリカ西部開拓時代の6つの冒険物語。『ファーゴ』『ノーカントリー』などコーエン兄弟の過去作品のモチーフも登場。
バスターのバラード


〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.03
『ザ・テキサス・レンジャーズ』

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「『しあわせの隠れ場所』『ウォルト・ディズニーの約束』で名をあげたジョン・リー・ハンコック監督は、かつてイーストウッドの名作『パーフェクト・ワールド』で脚本を担当。本作はそのときと同じケビン・コスナーが主演を務め、犯罪者vs警察という構図まで一緒。傑作の予感しかしません」

〈あらすじ〉
映画『俺たちに明日はない』で知られる、伝説の強盗犯ボニーとクライドを追う元テキサスレンジャーの二人を描いた犯罪ドラマ。ケビン・コスナーとウッディ・ハレルソンの共演で映画化。
ザ・テキサス・レンジャーズ

有坂塁 トリミング

有坂塁(ありさか・るい) 2003年に中学校の友人・渡辺順也とともに移動映画館「キノ・イグルー」を設立。 東京を拠点に全国のカフェ、パン屋、酒蔵、美術館、 無人島などで世界各国の映画を上映。ほか映画カウンセリング「あなたのために映画をえらびます」や、インスタグラムに毎朝映画を投稿する「ねおきシネマ」など、自由な発想で映画の楽しさを伝える。http://kinoiglu.com/@kinoiglu

▼ 鬼木孝一郎さんのマイリスト

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鬼木考一郎マイリスト画像2:2

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.01
『クィア・アイ 外見も内面もステキに改造』

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「先日、日本上陸版を見ました。個性的な5人が繰り広げる独特な世界観は、いつもとちょっと違ったオシャレをして出かけたい気分になります。年末年始は家にこもってることが多いので、『クィア・アイ』を観て、少しはお出かけも、と思っています」

〈あらすじ〉
個性豊かなゲイの5人組「ファブ5」が、「変わりたい」と悩みを抱える人の心を開き、身体も内面も素敵に変身させる。心温まるリアリティ番組。
クィア・アイ 外見も内面もステキに改造

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.02

『アート・オブ・デザイン』

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「さまざまなアーティストやデザイナーの仕事に対する姿勢や、制作活動を行う環境を観ることができ、自分も頑張ろうと思わせてくれるドキュメンタリー作品です。新しい年に向けて、自分のスイッチを入れてくれるものになると思います」

〈あらすじ〉
現代社会に生活にかかせないデザインを生み出す設計者やデザイナーを紹介するドキュメンタリーシリーズ。世界最⾼峰のデザイナーたちの日々の生活や仕事内容に迫る。
アート・オブ・デザイン


〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.03

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』

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「映画フリークの友人から勧められて観始めました。いろいろなところに懐かしの映画の断片がちりばめられていて、幼い頃の記憶が蘇ります。ノスタルジーに浸りながら、ゆっくりと見られずにいた残りのストーリーを楽しみたいです」

〈あらすじ〉
全世界で社会現象と呼べる大ヒットを巻き起こしたオリジナル作品。1980年代の小さな町で起こる少年の失踪事件を巡り、友人や家族たちが不可解な出来事に立ち向かうスペクタクルアドベンチャー。
ストレンジャー・シングス 未知の世界

鬼木さん

鬼木孝一郎(おにき・こういちろう) 1977年東京都生まれ。早稲田大学大学院卒業後、株式会社日建設計勤務。その後、有限会社nendo入社。10年間に渡りチーフディレクターとして国内外の空間デザインを手がける。2015年、鬼木デザインスタジオ設立。2017年、株式会社鬼木デザインスタジオに組織変更。建築、インテリア、展示会の空間デザインを中心に多方面にて活動。

▼ 伊賀大介さんのマイリスト

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〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.01

『マインドハンター』

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「そもそもネットフリックスに加入したのは、「D・フィンチャーが『ハウス・オブ・カード』ってドラマを撮ったらしいぜ!!ヤベー!!!」という具合だったので、フィンチャー原理主義者として改めて『マインド・ハンター』を一気観したい!!『ラブ、デス&ロボット』も最高だったし、『セブン』『ドラゴン・タトゥーの女』なども入っていて嬉しい限りです。他の作品も期待してます(特に『ゾディアック』とか)!!つか、いつかはフィンチャー監督自体のドキュメンタリーを観たい!!!」

〈あらすじ〉
映画『セブン』のデヴィッド・フィンチャー監督が製作総指揮を務める、実話を元にした犯罪捜査ドラマ。犯罪者のプロファイリングが未発達だった1970年代後半、二人のFBI捜査官が殺人犯の心理を研究し、その心の闇に迫る。犯罪史上に残る実際の事件やマンソン・ファミリーらシリアルキラーたちも再現。
マインドハンター

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.02

『ボクらを作った映画たち』

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「これはズルい。洋画版プロジェクトX(ジャッキーじゃない方です。トモロヲさんの方)じゃねーか、面白いにきまってんだろ!!! と、興奮の余りいまだに未見。『ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録』しかり『ロスト・イン・ラマンチャ』など、撮影現場裏側モノが好物な人にはタマランもんがあると思います。そして読めないのが今後のラインナップ!! 永久に続けていって貰って、ネットフリックスの看板ドキュメンタリーになって欲しい(いつかは日本にちなんだ映画も是非!! 黒澤でもいいし、『ブラック・レイン』とかでも)。とりあえず今は『ダイ・ハード』インサイドストーリーが楽しみ過ぎる!!!!!」

〈あらすじ〉
『ゴーストバスターズ』『ホーム・アローン』『ダイ・ハード』『ダーティ・ダンシング』など大ヒット映画にまつわる逸話や製作秘話を俳優、 監督、業界の専門家たちが紹介し、その成功の秘密を語るドキュメンタリー。
ボクらを作った映画たち


〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.03

『ストリート・グルメを求めて』

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「撮影終わりの夜に、ヘロヘロになって帰宅。アタマだけは覚醒してるので「なんか映画観たい、、が、明日も早いしな、、、」なんて、ココロの隙間にドーンと入り込んでくるのが、ネットフリックスの食い物コンテンツ! ビール片手に『シェフのテーブル』なんか観たら、美味そー!と思いつつ、寝付きが良い。『タコスのすべて』もかなり気になってますが、まずはストリートから攻めたい! 余談ですが、たまにJ・ファブロー監督映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』の、超絶美味そうなキューバサンドの所だけ観たりします(笑)」

〈あらすじ〉
その国々の屋台料理と、伝統を守りながらも自分らしさを打ち出す料理作りに情熱をそそぐ人々の物語を求めて各国をめぐるドキュメンタリー。 活気に満ちたアジア9ヶ国を訪れて、地域に根付いた屋台と料理人の生き様を映し出す。
ストリート・グルメを求めて

伊賀さん

伊賀大介(いが・だいすけ) 1977年、西新宿生まれ。スタイリスト。雑誌、広告、音楽家、映画、演劇、その他諸々「お呼びとあらば即参上」をモットーに労働。下手の横好きながら、文筆業もこなす。

▼ 山田優さんのマイリスト

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〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.01

『マリッジ・ストーリー』

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もともとスカート・ヨハンソンが好きなこともあって、すごく気になっていた作品! 同い年の彼女が、私とは全く境遇は違うけれど、子供を持つ夫婦の姿を描いたストーリーの中でどんな演技をしているのか、気になります」

〈あらすじ〉
アカデミー賞候補のノア・バームバック監督による、離婚プロセスに戸惑い、子の親としてのこれからに苦悩する夫婦の人間ドラマ。離婚に向かう夫婦の心情を、リアルで辛辣ながらも思いやりあふれる視点で描く。
マリッジ・ストーリー

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.02

『サウンドトラック』

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「ミュージカルドラマの王道『Glee』が大好きだったので、新しいミュージカルドラマを探していた時に見つけました。『サウンドトラック』は作品中で使われている音楽が好きだったこともあり、年末年始はこれを観ると決めています!」

〈あらすじ〉
ジョシュア・サフランが製作した、アメリカのミュージカルドラマのテレビシリーズ。現代のロサンゼルスで愛と喪失、人生を左右する運命的な出来事に翻弄されながら生きる、二人のアーティストの姿を描く。
サウンドトラック


〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.03
『ザ・ディフェンダーズ』

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「MARVELの作品が大好きなので、年末年始にザ・ディフェンダーズ』を観るために『JESSICA JONES』『DEARDEVIL』『LUKECAGE』『IRONFIST』を少しずつ観て、準備をしていました! 」

〈あらすじ〉
アメコミ『MARVEL』原作のオリジナルヒーローアクションドラマ。デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアン・フィストの4人のヒーローが結集し、ニューヨークの街を蝕む黒い陰謀を完膚なきまでに叩きのめす!
ザ・ディフェンダーズ

山田優さん

山田優(やまだ・ゆう) 1984年、沖縄県生まれ。モデル、女優。1999年にダンスユニット「y’z factory」としてデビュー。2000年よりファッション雑誌『CanCam』の専属モデルとして活動開始。翌年ドラマ『カバチタレ!』で女優デビュー。そのほか出演作に映画『新宿スワン』、ミュージカル『シティ・オブ・エンジェルズ』など。雑誌、テレビ、広告、舞台と幅広く活躍する。

▼ タナダユキさんのマイリスト

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〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.01
『ブレイキング・バッド』

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「友人に勧められシーズン1とシーズン2は観ていました。巻き込まれ型の主人公という作りは元々好物なのですが、本作の主人公は巻き込まれながらもある才能が開花してしまい、物語は予想外の方向へ。葛藤を抱え矛盾した選択をし続けなければいけない悲哀もあり、脚本、演出、俳優陣とどれも素晴らしいのですが、ちょっとバタバタして目を離していた隙にシーズン5まで行っており、これはまずい!と。シリーズ構成としても、長いシーズンでどう物語を進めて行っているのか興味があります」

〈あらすじ〉
家族に金を残したい……。ガンで余命宣告をされた冴えない高校の化学教師が、元教え子と組んでドラッグ精製と売買に手を染める。サスペンス、ブラックユーモア、家族愛が奇跡の化学反応を起こしたドラマシリーズ。
ブレイキング・バッド

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.02

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』

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「ザ・王道です。まだ観てなかったのか! と思われそうですが、まだでした。いい加減に観ないと友人・知人の話題についていけないので(笑)年末年始に一気観をしようと思っています。個人的には、やはりウィノナ・ライダーが出演しているのが楽しみです」

〈あらすじ〉
全世界で社会現象と呼べる大ヒットを巻き起こしたオリジナル作品。1980年代の小さな町で起こる少年の失踪事件を巡り、友人や家族たちが不可解な出来事に立ち向かうスペクタクルアドベンチャー。
ストレンジャー・シングス 未知の世界

タナダユキ

タナダユキ(たなだ・ゆき) 映画監督。最新作映画『ロマンスドール』(高橋一生主演)が2020年1月24日より全国公開。また、ネットフリックスにて『夫のちんぽが入らない』(石橋菜津美、中村蒼主演)も配信中。

▼ 堀部篤史さんのマイリスト

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〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.01
『アイリッシュマン』

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「『運び屋』『さらば愛しきアウトロー』『ラスト・ムービースター』と、今年は老人映画の当たり年でしたが、元気なデ・ニーロを見て一年をしめくくりたい。年明け前に絶対、観る」

〈あらすじ〉
裏社会のボスに長年仕えてきた殺し屋フランクが、秘密と暴力にまみれた自らの半生を振り返る。第2次世界大戦後のアメリカ裏社会を生きた無法者たちの人生をマーティン・ スコセッシ監督がひとりの殺し屋の目を通して描く。
アイリッシュマン

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.02

『マリッジ・ストーリー』

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「『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』と立て続けにノア・バームバック作品が観られて嬉しい!デビュー作では子どもの視点で両親の離婚に向き合う姿を描いていたノアの視線が、徐々に自身の家族問題へと移っていく。同じ作家を追い続けるってこういうこと」

〈あらすじ〉
アカデミー賞候補のノア・バームバック監督による、離婚プロセスに戸惑い、子の親としてのこれからに苦悩する夫婦の人間ドラマ。離婚に向かう夫婦の心情を、リアルで辛辣ながらも思いやりあふれる視点で描く。
マリッジ・ストーリー


〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.03

『タイニーハウス ~大きなアメリカの極端に小さな家〜』

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「セルフビルドや茶室、隈研吾の『負ける建築』など、今年は何故か「小さな建築」にまつわる本に縁があった。『渡辺篤史の建もの探訪』好きとしては、正月にコタツ(ないけど)とミカンとともに楽しみたい」

〈あらすじ〉
アメリカでひそかなブームとなっているタイニーハウス(狭小住宅)。司会のジョン・ワイスバースと家づくりの専門家ザック・ギフィンが全米を旅して、小さな家を建てたい家族の生活スタイルに合わせたカスタム仕様の家を完成させるリアリティ番組。
タイニーハウス ~大きなアメリカの極端に小さな家〜

堀部近影

堀部篤史(ほりべ・あつし) 書店「誠光社」店主。京都は御所の東で本屋を営む。NETFLIXも、テレビも、劇場で見る映画も、別け隔てなく好き。TO DOが多すぎると落ち着かないのでマイリストは控えめに。

▼ 松尾諭さんのマイリスト

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〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.01
『ベター・コール・ソウル』

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「言わずと知れた最高傑作ドラマ『ブレイキング・バッド』(以下BrBa)のスピンオフ シリーズ。観よう観ようと思いつつ放置していましたが、BrBaの続編にあたる映画『エルカミーノ』が配信されたので、それを機にもう一度BrBaを観直したらあまりにも最高すぎて。 『ベター・コール・ソール』を観ていなかった事を反省しました」

〈あらすじ〉
アメリカのテレビドラマシリーズ『ブレイキング・バッド』に登場する弁護士ソウル・グッドマンを主人公としたスピンオフドラマ。インチキ臭い饒舌と確かな法律の知識、これらを武器に危険な橋を渡り歩いてきたソウルの知られざる過去とは?
ベター・コール・ソウル

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.02

『GOTHAM/ゴッサム』

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「忙しくなってからシーズン2で止まってましたが、映画『ジョーカー』を観て、またゴッサムシティに戻りたくなったので」

〈あらすじ〉
『バットマン』の誕生以前を描いたスピンオフドラマ。後にバットマンの協力者となるジェームズ・ゴードン刑事が、犯罪都市ゴッサムシティで悪に挑む。ペンギンやトゥーフェイスなど、人気悪役の誕生秘話も描かれる。
GOTHAM/ゴッサム


〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.
03
『男はつらいよ』シリーズ

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「我が家の年末年始の風物詩。とくに8作目までの寅さんとおいちゃん(森川 信)の掛け合いが最高です」

〈あらすじ〉
テレビドラマから始まった映画シリーズ。テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと主人公の車寅次郎が、故郷である葛飾柴又に帰ってきては騒動を起こす人情コメディシリーズ。
男はつらいよ

松尾さん

松尾諭(まつお・さとる) 1975年、兵庫県生まれ。俳優。出演映画作品に『シン・ゴジラ』『後妻業の女』『羊の木』、ドラマ作品に『最後から二番目の恋』『デート~恋とはどんなものかしら~』『ひよっこ』『JOKER×FACE』など多数。文春オンライン回顧録エッセイ「拾われた男」連載中。

▼ レイチェルのマイリスト

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〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.01
『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』

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「最近ネットフリックスに追加されてるのを発見して、めちゃくちゃテンションが上がりました。子供の時に観ていたので大人になってから観返したらまた違う味わいになって、面白そう。上がってるのは全51話ですが、根性で一気観したい。「海馬散る!無敵のトゥーンワールド」なんて、タイトルだけでもニヤケが止まりませんよね」

〈あらすじ〉
モンスター同士が戦うカードゲームに熱中するゲーム好きの少年、武藤遊戯。祖父からもらった「千年パズル」を解いたことでゲームの天才としての技量を身につけ、もう一つの人格・闇遊戯が覚醒する。世の中にはびこるならず者に「闇のゲーム」を挑み、成敗していく物語。
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.02
『リズム+フロー』

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「自分もラップをやっているのでいい意味で刺激を受けまくるし、審査員の個性が強いのがまたグッとくるよね。ちょっとずつ観進めていてまだ最新まで辿りついてないので、これは年内に全部観たい!!」

〈あらすじ〉
LA、ニューヨーク、アトランタ、シカゴの4箇所で若手のラッパーたちを募り、各地のラッパーをゲスト審査員に招き、スター発掘のオーディション番組。ヒップホップ界の次世代スターを発掘する。
リズム+フロー


〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.03
『マリッジ・ストーリー』

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「なんの情報も知らないけれど、オススメに出てきたからマイリストにブッこんでいました。なんかすごそうだし、スカーレット・ヨハンソンが見たいし、アダム・ドライバーも見たい。これだけでも観る動機としては充分成立すると思うんですが、いかがでしょうか?」

〈あらすじ〉
離婚プロセスに戸惑い、子の親としてのこれからに苦悩する夫婦の姿を、アカデミー賞候補監督ノア・バームバックが、リアルで辛辣ながら思いやりあふれる視点で描く。離婚に向かう夫婦の心情を描いた人間ドラマ。
マリッジ・ストーリー

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レイチェル(れいちぇる) RachelとMamikoからなるラップユニット〈chelmico〉を2014年に結成。2018年ワーナーミュージック・ジャパンのunBORDEよりメジャーデビュー。爽健美茶のコマーシャルソングやドラマのテーマソング、楽曲提供などさまざまな方面で活動中。2020年1月17日にデジタルシングル『Eazy Breezy』をリリース、3月1日より10都市を回る全国ツアー「chelmico 感謝祭Tour 2020」を開催予定。

▼ 星野概念さんのマイリスト

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〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.01

『野武士のグルメ』

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「久住作品のファンです。『食の軍師』の実写版も素晴らしかったですが、今作もどうして野武士が紐づけられているのかという、不条理を不条理に感じさせない不思議な魅力に釘付けです。観た後に定食屋に行って、野武士待ちをしたい気持ちになるのも楽しいです。シリーズを観きれていないので、残りの回がとても楽しみです」

〈あらすじ〉
漫画『野武士のグルメ』を実写化し、主人公・香住武の物語を描いたオリジナルドラマ。定年を迎えた香住武が、戦国の世を自由に生きる野武士に自分を置き換え、お腹と心を満たしてくれる至福の美味しさを探し始める。
野武士のグルメ

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.02
『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』

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「何かの節目に観ることの多い、何度も観ている作品です。ミュージカル『コーラスライン』の過酷なオーディションのドキュメンタリーなのですが、それぞれの人物のナラティブの描かれ方に心動かされます。人生は色々あるし、良いことばかりでも悪いことばかりでもないなぁ、と思います」

〈あらすじ〉
大ヒットミュージカル「コーラスライン」のオーディションの舞台裏に迫るドキュメンタリー。2006年秋、16年ぶりに伝説のミュージカル「コーラスライン」の再演が決まり、応募者ダンサーは3000人超。わずか19名のポストをかけ、熾烈な戦いを繰り広げるダンサーたちを追う。
ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢


〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.03
『ゲットダウン』

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「エンターテインメント作品として最高だなぁと思ったのが数年前。ヒップホップ創生期で、歴史に沿りつつ、魅力的なフィクションの要素が絶妙なバランスで混ざっているので、軽やかに観られる。正月にはこういう娯楽作品が良いです」

〈あらすじ〉
90年代後半のヒップホップ黎明期を描いたオリジナルドラマ。1970年代のニューヨークのサウス・ブロンクスを舞台に、音楽やダンス、グラフィティで自己表現しようと模索する5人の若者たちを中心にヒップホップ誕生の瞬間を描く。
ゲットダウン

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星野概念(ほしの・がいねん) 病院勤務の精神科医。執筆や音楽活動も行う。雑誌やWebでの連載のほか、寄稿も多数。音楽活動はさまざま。著書に、いとうせいこう氏との共著 『ラブという薬』がある。


▼ 佐久間裕美子さんのマイリスト

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〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.01
『UNSOLVED: 未解決ファイルを開いて』

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「映画『Streight Outta Compton』、ポッドキャスト「Slow Burn Season 3」など、このところ90年代ヒップホップをめぐるドラマを回想するコンテンツが増えていて、それぞれに新事実や新解釈が散りばめられているのでいくらでも浸かることができる。Notorious B.I.GとTupacのドラマを警察の視点から描いた、ネットフリックスのドキュメンタリー『Hip Hop Evolution』と合わせて観ようかな」

〈あらすじ〉
1990年代、未だ迷宮入りのままとなっているカリスマ的存在のラッパー2PAC(トゥーパック)とノトーリアス・B.I.G.の事件をもとにしたサスペンスドラマ。混迷する捜査の行方を描く。
UNSOLVED: 未解決ファイルを開いて

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.02
『タコスのすべて』

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「3度目のメキシコ訪問で、私はタコスのことをまったくわかっていなかったことに気がついた。単にカジュアルで簡単に作ることのできる日常食、というだけではなく、そこにはリッチなストーリーが眠っている。メキシコから戻った後にその存在に気がついて地団駄を踏んだ。これを観終わってからメキシコ旅行、リベンジしたい」

〈あらすじ〉
多彩なバラエティを誇る、メキシコ生まれの人気料理タコス。その長く豊かな歴史やおいしさの秘けつ、人気店など知られざる情報を幅広く紹介するオリジナルシリーズ。
タコスのすべて


〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.03
『ビクラムの正体: ヨガ、教祖、プレデター』

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「ネットフリックスのドキュメンタリーには現在進行系の事件を追いかける作品がいくつもあるが、一度はロックスター的地位を築いたものの、セクハラ、モラハラ、パワハラが暴かれて凋落したヨガのグル、ビクラム・チョードリーを題材にしたこの作品は楽しみ。富と成功が人間を変えるのか、人間は本来的に欲深いものなのかーーアメリカから国外逃亡したビクラム氏の今後も含めて注目している」

〈あらすじ〉
「ビクラムヨガ」を世界的に広めた「ヨガ界のバッドボーイ」ことビクラム・チョードリー。ホットヨガの創始者として世界的な名声を得るも、衝撃の告発により表舞台から退いた彼の盛衰をたどるドキュメンタリー。
ビクラムの正体: ヨガ、教祖、プレデター

佐久間裕美子

佐久間裕美子(さくま・ゆみこ)文筆家。1998年よりニューヨーク在住。出版社、通信社などを経て2003年に独立。カルチャー、ファッション、政治、社会問題など幅広いジャンルで、インタビュー記事、ルポ、紀行文などを執筆する。著書に『真面目にマリファナの話をしよう』(文藝春秋)、『My Little New York Times』(Numabooks)、『ピンヒールははかない』(幻冬舎)、『ヒップな生活革命』(朝日出版社)、『テロリストの息子』(朝日出版社)。


▼ 島田大介さんのマイリスト

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〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.01
『ストリート・グルメを求めて』

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「今年シンガポールに旅行した時に、エピソードに出てきたプトゥピリンの名店にも行ってしまったほどこのシリーズが好きで。ただのグルメ番組ではなく、料理人たちの人生まで描かれている所が秀逸。次に行く旅先のエピソードを観て、想像を膨らませたいなと思います」

〈あらすじ〉
その国々の屋台料理と、伝統を守りながらも自分らしさを打ち出す料理作りに情熱をそそぐ人々の物語を求めて各国をめぐるドキュメンタリー。 活気に満ちたアジア9ヶ国を訪れ、地域に根付いた屋台と料理人の生き様を映し出す。
ストリート・グルメを求めて

〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.02
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』

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「来年の新作公開に向けて気分を盛り上げようと、久しぶりにテレビシリーズを観始めたら、案の定最終話でモヤモヤ。旧劇場版にあたりテレビシリーズを観た人にはお分かりだと思うのですが、テレビシリーズのもう一つの結末として描かれている本作を観ないと、一生モヤモヤがついて回ります。早く観ないと」

〈あらすじ〉
テレビ版のもう一つの結末として描かれた、劇場版完結編。テレビ版の第弐拾伍話と最終話のリメイク作にあたる2話で構成。それぞれの人類補完計画を遂行するために、ゼーレ対ネルフの戦闘が始まった。
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に


〈マイリストから選んだ年末年始の視聴作品〉 
No.03
『少林拳対五遁忍術』

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「職業柄、作り手の目線で観てしまい疲れてしまうこともしばしば。お正月は何故かカンフー映画をよく観るのですが、この時代のカンフー映画は手作り感が本当に良くて気楽に観ていられるので、休みの日にはオススメです」

〈あらすじ〉
中国武術の2大流派の覇権争いに、 日本の忍者部隊が乱入。火、水、木、金、土の5つの性質を持つ忍術を司る忍者軍団に、少林拳の勇者が立ち向かう。日本の忍術と中国武術との異種交戦を華々しいアクションで描く。
少林拳対五遁忍術

島田大介

島田大介(しまだ・だいすけ) 映像作家、写真家。映像ディレクターとしてキャリアをスタート。 数々のCMやMUSICVIDEOなどを演出し、カンヌ広告祭をはじめ国内外数々の賞を受賞する。 2018年、代表を務めた映像制作会社コトリフィルムを解散。現在は作家としての制作を中心に活動中。

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