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杉浦勘介プロ最下位から大逆転の強烈なインパチ【Мトーナメント】

 最下位から大逆転の強烈な「インパチ」でした。

 日本プロ麻雀連盟・杉浦勘介プロがМトーナメント2024予選2ndステージD卓で総合2位となり、ファイナルステージに進出です。 

 杉浦プロは第1試合でラスに沈んだものの、第2試合の東1局1本場に親の跳満をあがり、一気に浮上しました。

 D卓はU-NEXT Pirates・瑞原明奈プロ、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗プロ、日本プロ麻雀連盟・杉浦勘介プロ、RMU・河野高志プロが対戦しました。

 2戦の総合ポイント上位2人が勝ち上がります。

 第1試合の結果は瑞原57.7、伊達2.4、河野-19.0、杉浦-41.1。

 第2試合は杉浦プロ、河野プロ、伊達プロ、瑞原プロの並び順。

 初戦でラスを喫した杉浦プロ。この試合では、是が非でもトップを取りたいところです。

 杉浦プロは東1局の親でリーチ・ピンフ・ツモ・ドラ1・裏ドラ1の4000オールをツモり、幸先良いスタートを切りました。

 東1局1本場で持ち点は東家・杉浦37000、南家・河野21000、西家・伊達21000、北家・瑞原21000です。

 連荘の杉浦プロに配牌で大きなチャンス手が入りました。

 ダブ東とドラの中をトイツで持ち、「345」の三色も狙えます。

 杉浦プロは2巡目、すんなりダブ東をポンできました。

 3巡目に5筒を引き入れ、早くもイーシャンテンです。

 4巡目に4索をツモり、受け入れが広くなりました。

 5巡目に赤5筒をツモり、5筒と入れ替えました。

 杉浦プロは9巡目に3索をチー。二萬・五萬待ちで聴牌です。

 三色のつく高めの五萬であがれば、ダブ東・三色・ドラ2・赤ドラ1の18000点です。

 河野プロが二萬4枚持っていて、五萬は山に3枚残っていました。

 河野プロも負けていません。9巡目に「234」の三色確定の2筒を引き入れ、カンチャンの三萬待ちでリーチしました。

 山に三萬は2枚残っていました。

 いきなり訪れた勝負どころのめくり合い。あっという間に決着しました。

 河野プロが12巡目に赤五萬をつかみ放銃。杉浦プロはダブ東・三色・ドラ2・赤ドラ2の18000点(+1300)です。

 この結果が明暗を分けました。

 杉浦プロは伊達プロとの激しい2位争いを制し、瑞原プロとともにファイナルステージに勝ち上がりました。一方、河野プロは総合ポイント4位で敗退です。

 ビッグチャンスをしっかりものにした杉浦プロ。次戦の闘牌に注目です。

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