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ダブル役満へあと一歩 木村さきプロが迫力満点の小四喜【桜蕾戦】

 ダブル役満へあと一歩の迫力満点の一撃です。

 第6期桜蕾戦決勝が本日、2023年11月23日(祝)に行われます。

 決勝進出者の一人が日本プロ麻雀連盟・木村さきプロです。北海道本部に所属する木村プロはベスト8B卓の最終戦で小四喜をあがりました。

 ダブル役満のイーシャンテンから鳴き仕掛けで東単騎待ちで聴牌。見事にツモりました。

 決勝目前にその一局を振り返ります。

 最終戦は木村さきプロ、古小路亜美プロ、関口智恵プロ、加護優愛プロの並び順。

 南2局を迎え、持ち点は南家・関口46900、南家・加護39100、北家・木村21700、東家・古小路12300です。

 木村プロはこの一戦で3着目なものの、ここまでの総合ポイントが45.1ポイントで1位。決勝進出に向けて優位に戦いを進めています。

 木村プロが1巡目に南をツモり、一萬を切った手牌です。

 南と北が暗刻、西がトイツ、東が1枚あります。小四喜が見える恐ろしい手が入りました。

 木村プロは3巡目に6筒を重ね、早くもイーシャンテンです。

 四暗刻も視野に入ってきました。東は切りたくありません。「二萬・四萬」のカンチャンターツを払い、役満を狙いたいところです。

 木村プロは8巡目に6筒を暗刻にして四萬を切りました。なんと四暗刻・小四喜のダブル役満のイーシャンテンです。

 木村プロは10巡目に西をポン。東単騎待ちで小四喜を聴牌です。

 ダブル役満はなくなりましたが、東は山に3枚残っていました。

 木村プロは11巡目に東をツモ。小四喜の8000、16000です。決勝進出の決め手となりました。

 役満をあがって勢いに乗る木村プロの決勝の闘牌が楽しみです。

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