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記事の課題と記録①『パロについて』

花粉の薬で頭がのっぺりして何も手につかんので、せめてなんとなく今年からなんとなく感じてた記事の課題とか諸々を言葉に起こすことで明確にしたい。

脈略なくサブスク解禁したやが君のEDでも聴きながら書き綴っていきます。


パロの乱用

結論から書くと、オモコロに記事を寄稿し始めてから分かりやすいくらいにインターネット、オタク的なパロ画像や文言を使用する頻度が増えている。

どうぶつの森のパロ

例えばコレ。『ワゴンセールを目立たせる』という趣旨の記事を書いた時に使用した動機を明確化させる意味で作成した画像。
このように知らない人が見ても記事の中で意味が通じるパロならむしろプラスになるし、知っている人は更に内輪的に楽しめるのでまぁ良い例だと考えているのだが、このままずっと他のコンテンツを借用するパロを続けることに関してはだーいぶ前から懐疑的になりつつある。何故か。
理由が複数あるので、以下に記述する。

閉じたコンテンツになる

まず一番大きい理由として『閉じたコンテンツ』になって、分かりやすく記事の楽しさ、面白さの上限が決まってしまうこと。 
当然、パロというモノはそれを知っている人にしか通用しないし、知っていたとてそれを面白いと思うかはかなり人に寄るし、なんならその中でも人を選ぶ。よって、いくら記事の趣旨、構成を頑張って粘って考えて面白くできたとしても、パロを使用することで繋ぎの部分が内輪ノリになってしまうから、結局面白さの上限がその時点で見えてしまう。
まぁ要は、オモコロで言えば鎧坂さんのようにかなりそっち側に振り切れないと死ぬほど面白い記事ができないという構図ができてしまう。

過程と目的が入れ替わりで記事が分かりにくくなる可能性

二点目はコレ。俺が未熟である故の理由だが、『記事の円滑に廻す為にパロを使用していたのが、慣れてパロを使いたいがために構成を変える可能性ができてしまいそう』ということ。
元々はパロを使用する理由は、上でも一部記述したように『退屈な説明部分や文章だけで飽きる部分を紛らわせるため』である。記事に必要な説明部分でも、インパクトのあるパロを上手いこと利用すればいい感じに読み進めてくれるのでは?と考えて実験的に入れ始めた。しかしそれが今では逆転し、使いたいパロから逆算して記事を構成してるフシがある。いけない。

俺が書いてて楽しい

次が一番厄介。以上で挙げた諸々の原因を理解しているのにも関わらず俺が使いた過ぎること。
だってそれはそう。俺が好きなモノはいつ何時も押し付けたいし、理解して欲しいし、好きで面白いと思うモノなら多少無理を通してでも使うに決まっている。ゲームで性能が良くなくても愛で使用し続けるのとまったく同じ心理で使い続けている。まぁ要は好きだから使いたいというだけのハナシ。

以上から導き出した現状の結論

よって『見やすい記事』という観点で論じた場合、やはりデメリットの方が大きいパロの使用だが、最後にメディアという観点を加えてもう一度考えてみる。
もし現状のようなパロを『デイリーポータルZ』でした場合、見る層から考えて論ずるに値しないことは言うまでもないし、過去そのような記事をDPZがやってる記事の寸評コーナーである自由ポータルに送って結果すら出なかったことがある。よってDPZのような老若男女が見る善のインターネットメディアでの使用は論外。では、現状寄稿させてもらってる『オモコロ』でならどうだろう。
オモコロはどちらかというと、インターネットスラングやパロを自分たちが発信するメディアだし、読者層もその手のノリに理解のある方々が多い。更に毎年ライターが増えていく中、良くも悪くも『個性』ということにはなる。(しかし埋もれはしなくても記事が面白くなければなんの意味もなのでこれは無駄な考え)

よって、

一例

『説明等の退屈な部分や繋ぎに知らない人にも意味が通るモノのみ使用する』という制約を明確に自分の中で守れば、オモコロ記事だけに関しては良い方に傾くのではないだろうか。
一旦今日から書く記事はこれを守ることに決めた。

まとめと今後

しかし、パロを使用する記事というのは客観的に捉えたらどう考えてもサムいし、述べた通り万人受けするモノではない。よって記事を書くスキル的なモノが順当に上がるとは考えられない。
ということで今月から『デイリーポータルZ』への原稿投稿を月一で送ってみようと思う。当然、自分の場合はオモコロとは全く違う書き方でしか通用しないし、勉強になるし、俺はDPZが大好きなんだよ。
しかしまぁ、前に一応基準をDPZにすり合わせて書いていた自由ポータル用の記事で4回入賞しているし、江ノ島杯でも入賞できた。なんで頑張れる自信はある。自分やれます!!!

そんで結論だが、やっぱり記事を書くのが好きだ。だからいくらでも考えられるし、いくらでも書ける、だからこんな感じで偶に課題を見つけて制約を掛けつつ、別の目標とかも掲げて頑張って行こうと思う。

自由ポータルに投稿した記事

①『説明等の退屈な部分や繋ぎに知らない人にも意味が通るモノのみ使用する』を遵守しつつ、②月一で原稿投稿を送る。

以上

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