Photo by njrecalls 石ころ 2 ネギ 2022年5月5日 23:44 僕にしたら君は砂漠のオアシスで、君にしたら僕はなんなんだろうね?大層な花とかだといいな。夜空に浮かぶ月とかだともっといいな。そんなことを思っても現実は石ころか何かだろうな。僕は君という王をいかに掴むか考えているよ。何手先までも読んで。それでも君には一向に近づけない。まるで生きている世界が違うようなんだ。僕は君を前にすると言葉を発せず、息を呑み、目を逸らすだけ。僕は君が蹴った石ころだ。少し離れた場所に飛ばされた少し角張った石ころだ。それでもいいんだ。君が見れただけで。 ダウンロード copy #詩 #詩のようなもの 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート