直前期の受験生に届けーっ。

届くかな。届くといいな。

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これを書きたくてnoteはじめたのです。ほんとはもう少し早くやりたかったのだけれど。まだ受験残っている人は息抜き代わりにちょっとだけお時間ください。時間ない人は最後だけでもよかったら。


「最後まで伸びる」とは言うけれど

何もかも不安なこの時期。何をしたらいいかを考え出すときりはないし。休憩一つとるにもどこか罪悪感や焦燥感がぶわって包んでくるような。

そんな時、周りの大人たちはやさしく言葉をかけてくれます。「最後まで伸びる。大丈夫。あと少しがんばっていこう。」って。

素敵な言葉ですよね。必死に受験生を励まし、支えたいからこその言葉。もちろん噓なんかじゃなく、本当に受験生は最後まで伸びます。それも自分でもよく分からないくらいに伸びちゃうことだって珍しくない。

ただ、ね。

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そうは言っても自分はそんな風に伸びるように思えない。むしろ周りの方が伸びちゃうんじゃないの、だって周りも受験生だし。そもそもだったら何をしたらいいのさ。

そんな風に考えてしまうのがこの時期ではないでしょうか。藁にもすがりたいけれど、差し伸べられた藁すらどこか頼りなく見えてしまう。そんな時期。


なので、ちょっと発想を変えてみましょう。今回は、直前まで伸びる仕組みのお話。


直前期に伸びるための材料はもう持ってる!

ぺこぱの松陰寺さんっぽく脳内再生してみてくださいね。説得力増すかも。

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「成長曲線」の話、聞いたことありますかね。受験の文脈では、「やったことが成果に出るまでは少し時間かかる。だからめげずにがんばろうね。」っていう材料としてよく登場します。これ、学校や予備校では夏に勉強してもらうためによく用いられるんですが。

…あれ?じゃあ直前期の勉強の成果って間に合うのかしら。

間に合います。意味あります。が、その仕組みを知っておいた方が安心できるのではないかと。

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ドラえもんってね。あ、突然すいません。ドラえもんって、よくひみつ道具出てこなくてパニクってますよね。あれなんです。あれが、直前期に解けない問題の多くについて陥っている状況。特に「あ‟あ‟あ‟見たことあるのになんで出てこなかったんだろうううう」みたいなのは完全に。


受験勉強って3つの側面というか段階があると思うんです。

 ①暗記や演習で材料を貯めていく

 ②アウトプットを繰り返しながら材料を整理していく

 ③使いこなせるようになる

こんな感じ。よく部屋に例えるんですけど、あるのは分かるけどどこにあるか分からない状態から、棚に整理が付けられた途端、劇的に機能性が高まる。あれです。ただ、受験勉強は材料が多すぎるからなかなか終わりが見えてこないんですけれど。

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さて何を言いたいかというと。おそらく皆さんはこれまで特に①は頑張ってこれてます。つまり、今は②、③の段階を一日一日、一問一問やっている、それも仕上げの段階。どんどん頭がすっきりしてきて、解きやすくなっていきます。これが、直前期に伸びる仕組み

だから、これから何をしようが伸びちゃうんです。これまで頑張ってきたもん。


じゃあ直前期は何をしてもいいの?

うーん、そうとも言えるし、そうとは言えないところもあるかな。その辺はまた明日書きますね。


お読みいただきありがとうございましたっ。