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ちっちゃい子でも強くなる総合格闘技2

久しぶりの格闘技の記事を書いていきたいと思います。
前回は最初に格闘技の技術も大事ですがまず体を鍛えてくださいと言いました。
今回はジムで教えてもらった技術をどうスパーリングなどで使っていけばいいかなどを僕なりの考えで書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします!

教えて貰った技(技術)を全て使わなくてよい

えっせっかく教えて貰ったのに全部使わないの?と思いますが、勿論技術を覚えておくのは大事です。

ただ全部をまんべんなく試合で使ったりするレベルにするのはかなり強くなるのに遠回りです。

ただでさえ沢山覚えなければならないことがある総合格闘技は様々な場面の技術を1つか2つに絞って練習していくことが大切になってくると思ってます。

例えば極端ですが格闘技を一緒に始めた二人がいたとします、体格、センスなどはほぼ一緒と考えていきます。

片方は寝技は色んな関節技や締め技やスイープや立ちあがりを出来るように練習して、組技も投げからタックルも片足、両足、胴などいろんなバリエーションで入れるように練習して、打撃も様々なパンチキックのコンビネーションやカウンター、ディフェンス、スイッチなど全てを出来るように練習する方と。

片方は寝技は使うのは締め技のみしかも締め技のなかでもバックチョークのみかフロントチョークの2つくらいでスイープや立ち方も1つか2つだけに絞ってスパーリングや打ち込みで練習していき、組技も片足タックルのみで倒し方のバリエーションも2つ3つくらいに絞り練習します、打撃もジャブとストレート、前手のフックとオーバーハンドくらいで蹴りもローとミドル、ディフェンスもベーシックなものだけ使って練習していきます。

この練習を一年間くらい二人が続けたらどっちの方がスパーリングしたら強いと思いますか?

まぁ格闘技なので100%勝てる訳じゃないですがまず絞って練習していた方が強くなってると思います!

なぜかというとやることが明確になってるので迷うことがないからです。

そしてやることが決まってるのでスパーリングの時に毎回同じシチュエーションになりやすくいっぱい同じところの練習ができるんですね。
なので上達がはやいです!

例えば相手にテイクダウンされたときに選択肢としては寝かされたままで下から寝技をするかスタンドに戻るために立ちにいくかとの二択になるのですが最初からテイクダウンされたら必ず立ちにいくと決めていていつも練習から徹底してテイクダウンされたら立つと決めてたら試合でも迷うことなく立つことだけに集中して試合ができます。

これが練習の時から立ちにいこうとしても無理そうやから寝技してみよう、最初寝かされたら寝技で攻めようと思ってたけど取れなさそうやから立ちにいこうじゃ試合ならよけいに迷ったりして不完全燃焼の試合をしてしまうことが多くなってしまいます。

今ライジンで活躍してる堀口選手なんかはアマチュアの時からスタンドは打撃でぶっ倒してやろうと決めてタックル来たら切って離れる、倒されたら背中を地面に着けずにすぐに腰をずらして立っていく、立てたらまた打撃で攻めるとやることを決めていてアマチュアの総合格闘技はじめての試合でしっかり実力を出していきなり優勝したらプロ昇格の東日本オープントーナメントに出て1日5試合勝ってアマチュアの期間わずか1日っていう化け物ぶりでした!

余談ですが基本は修斗の選手は各地方の選手権で優勝したりしたりした選手が出場する全日本選手権で良い成績を残したらプロ昇格出来るので、会場でプロのパンフレットに載せる写真とかを撮影してくれるんですが僕が全日本出たときに堀口選手が一個前に撮影していてプロなのに何で撮ってるんやろ?って思ったらそういや東日本オープンは撮影とかしないし一年間撮影できんで延びたんやなとか思ってました。
そのときの堀口選手は今の黒髪やなく金髪でファイトスタイル同様にイケイケな感じでした!笑

ファイトスタイルは今もイケイケな感じですね!

完全に話が脱線してしまいましたがつまり練習で使う技術を最初から決めて練習して常に自分が求めるフィニッシュに向かいます。
それが一本勝ちだったりKO勝ちだったりするわけですね。

例えば最終がバックチョークで勝ちたいと思えばまず打撃からタックルを決めてパスガード、相手を削っていって相手が後ろを見せて逃げてこようとしたらバックをとってスリーパーを極めると完全に将棋とかみたいに手順があるんですね。

これを実行するなかで相手のレベルでタックルを切るのが上手くてなかなかテイクダウンが取れないってことがおきたりしてきます、そうしたらテイクダウンを諦めて完全に打撃戦をするんじゃなくしっかり相手にパンチを効かせてからタックルに入ったり打撃戦をしてると相手も自分をKOしようと強くパンチを打ったり振りが大きくなってきてタックルを合わしたりしやすくなってくるのでタックルを決めれる確率が上がったりします!

他のいろいろな場面でも相手のレベルによって対応しないといけないことがいっぱい出てきますがそれでもやるべきことやゴールを変えないことそれを練習から徹底することが強くなる近道じゃないかなと僕はそんな風に考えています!

ちょっと格闘技がわかる人じゃないと意味が分からないような記事になってしまいましたが最後まで読んで頂いた方はありがとうございました(^-^)/

またいろいろな記事を書いていきたいと思います。

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