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中流層が貧困層になる危機

増税と物価高によって中流層が貧困層になる危機。自分は大丈夫と思っているとかなり危ない。


中流層の未来

私はnoteで中流層が少なくなり、貧困層が増えるという現象について主張している。その理由は、上がらない賃金と増税と物価高にあると考えている。昔はこれらの要因が、労働者の負担にならなかった。贅沢をしなければ、ちょっとしたプチ贅沢ぐらいの生活はできたのだ。

しかし、今は賃金は上がらないまま、増税ラッシュに見舞われ、物価も高くなっている。収入が増えず、支出が増えるのだから、生活が苦しくなるのは当たり前だ。今まで中流層だった人が、貧困層に落ちていくことになる。マクドナルドに行けなくなったり、ディズニーランドに行けなくなったりするようなことだ。

新NISAで救われる中流層

新NISAの登場で中流層でも上位の富裕層になることができるようになった。新NISAとは、非課税枠を利用して積み立て投資をする制度だ。ざっくりわけると、中流層で新NISAで積み立て投資できる人は中流層上位になれるし、積み立て投資できない人は貧困層に落ちるということだ。

当然、新NISAで積み立て投資できる人は少ないので、脱落者が多くなるという仕組みだ。投資は怖いとか、積み立てるお金がないという人は、貧困層に落ちるしかないのだ。逆に貧困層でも、新NISAで中流層に上り詰めることもできる。

新NISAでは少額でも積み立て投資が可能だし、リスクも低いものを選べば安心だ。長期的に見れば、利益も出る可能性が高い。新NISAを利用すれば、将来的にはマクドナルドやディズニーランドに行けるようになるかもしれない。

新NISAは、中流層と貧困層の間に大きな格差を生む制度だと言える。中流層で新NISAを利用できる人は、富裕層に近づくことができるが、利用できない人は、貧困層に落ちていくことになる。貧困層で新NISAを利用できる人は、中流層に上がることができるが、利用できない人は、貧困層の底辺に沈んでいくことになる。新NISAは、資産形成のチャンスを与える一方で、資産の分配の不公平を招く制度でもあるのだ。

自称中流層は貧困層になる

「私はまだ平均的だから大丈夫」と思っていると、足元をすくわれる。物やサービスの値段はどんどん高くなり、日常生活すら苦しくなるだろう。マクドナルドがいい例だ。そのうち、ユニクロも値上げするだろう。今年の冬物はもしかしたら、去年から+1000円になるかもしれない。

なんども言っているが、労働者という枠から出ることを考えることだ。労働者はいつまでたっても、労働者でその生活はさほど変わらない。役職者でも相当上にいかないと、給料の恩恵は感じないはずだ。どうすればいいか?というのは、インターネットに答えが転がっている。それを実行するかしないかだ。

いつか政府がなんとかしてくれる。いつか円安が収まって、円高になって物価が落ち着く。いつか給料が上がってくれる。そういう風に考えているうちに、何も変わらず、貧困層に落ちるだけだ。政府や経営者が中流層の生活を考えているとは思えない。

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