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若いときにやっておけばよかったお金のこと

なかなかおもしろい記事なのでとりあげたい。私ももう若くなく、やっておけばよかったことがあったか?と振り返ってみた。

結果オーライなので後悔はない

20代は投資なんて興味もなく(というより、日本全体が投資より貯蓄ブームだった)、30代前半から真面目に貯蓄に目覚め、投資をし、アベノミクスと米国株金融相場は取りそこねたけど、円安で突き抜けた。結果オーライである。日本株がオワコンのおかげで、見切りをつけて米国株にシフト。米国株を買うにはドルに変えないといけないので、がっつりドルに変えたのがよかった。円安を予想してドルに変えたわけではない。ただ運がよかっただけだ。

若いときは使ってしまってもいい

私の若い時と、今の若い人の状況はかなり違う。スマホで1台でなんでも済む時代だし、ユニクロもある。昔は電話・音楽プレーヤー・カメラは別だったし、服も何万円もした。それでも昔のほうが、多分余裕があったように思う。幸せの物差しが、自分の周りだけだからだ。馬鹿な使い方もしたけど、それはそれでよかったと思う。FIREが流行っているが、20代は欲望のまま使ってしまってもいいと思う。資産形成は30代からでも十分間に合う。(結婚しなければなおさら)

お金は使ってしまっていいけれど

自分の幸せの物差しで使うべきだ。他人と比較してはならない。SNSを開くと、豪華な食事、服、海外旅行などなど。自分が惨めに感じるときもあるだろう。しかし、自分が幸せであるならばそれでいい。他人と比べるものではないからだ。マウントを取ってくるような人がいるのであれば、縁を切ろう。

今更投資をやっておけばよかったといっても後出しジャンケン

そりゃ、Appleに投資しておけば今は億万長者だろう。しかしこれを言ったら、後出しジャンケンだ。AppleじゃなくてAndroidが流行っていたかもしれない。Windowsが主流で、Macなんて一部のマニアしか使ってなかったかもしれない。昔はほんとにそうだった。

投資は今からでも間に合う

投資しておけばよかったとか、ドルを買っておけばよかったという人は、コ□ナショックのときに買えたのだろうか?おそらく買えなかったと思う。たとえ20年前に戻ったとしても、当時は今ほど投資ブームではない。政府が投資しろ、なんていう時代ではなかった。過去に戻ったとしても、投資はできないだろう。昔は安く買えたから、投資しておけばよかったというのであれば、今安い株を買ってみたらいい。もし買わなかったとして、10年後にやっぱり買っておけばよかったというだろう。投資できないひとはその程度だ。TVやニュースや周りが儲かりだしてから乗るのでは、遅すぎる。

トレンドに乗りつつ逆張りを意識

今は円安トレンドだ。米国株も今年は振るわないが、再来年ぐらいからは期待できそうだ。しかしこれは、大衆心理。正解とは限らない。100%信じ込むのではなく、ほんとにそうか?円安が正しいのか?S&Pでいいのか?と考えることをしなくてはならない。いつだって先に投資している人は、先回りして考えている。後から大衆が買い始めたときに、華麗に売り抜けるのだ。私も円安歓迎だが、1割ぐらいは円高や米国株が下落し続けるシナリオを考えている。

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