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専業主婦の年金はこうしたらどうだろうか

サラリーマンの専業主婦の年金が問題になっている。色々コメントを読んでこうしたらどうだろうかという妄想。


専業主婦の年金免除は子供が18歳未満の人だけ

ヤフーファイナンスのコメントをみると、子持ち専業主婦が騒いでいる。なるほど、それなら子供が18歳未満の専業主婦は免除でどうだろう。これならみんなで少子化を支えることにもなるし、小さい子供がいてパートしている専業主婦は問題ない。

子供がいない専業主婦への差別だというという声が上がるだろう。それは、子あり主婦と子無し主婦で勝手に論争すればいい。子供が小さくて大変だというコメントをみるので、成人したらもう大変じゃないはずだ。

大学の費用の話が出てきそうだが、残念。将来の年金の原資に学歴は必要ない。この提案は、将来我々の年金を支える子供を育ててくれていることへの支援だ。つまり少数精鋭より、高卒でもいいからたくさんの子供がいたほうが望ましい。

よって、大学は義務教育でもないので18歳未満の子供がいる専業主婦限定だ。18歳になれば、もう育児はしないのでいいのだから、パートにでも出れば良い。

そもそもの理念として

年金は現役世代が支払った金を老人が受け取る仕組みだ。払った金を積み立てるわけではない。ただその性質から、支払ったら自分の老後も支えてもらえるという権利を得ることができる。

今回の話題の、サラリーマンの専業主婦、第3号被保険者は、「年金は払いません、でも私の老後を支えて」と言っているようなものだ。第3号被保険者は、老人を支えていない。このことを自覚すべきだ。

国民年金「保険」なのだから、支え合いの精神がなくては成り立たない。第3号被保険者は一方的によりかかる立場にある。

支払い選択制案

100歩ゆずって、子あり子無しに関わらず、今後も年金は払わなくていい。ただ、受け取りもできない。理由は上記のとおりだ。これならば、理にかなっているし、現役時代の子育て大変理論にも影響がない。困るのは自身が65歳になったときに年金を受け取れないぐらいだ。

もちろんそれでは不安という人は、夫なり自分なりが払えばいい。これで平等だ。

いずれ廃止になるだろう

昔、といっても昭和61年設立なのでそれほどでもないが、その頃はおそらく婚姻率が9割超えていたのだろう。つまり専業主婦の年金を支払わない場合、他のサラリーマンの夫が払うことになる。自分の夫はだれかの専業主婦の年金を払っている。

つまり直接的に夫は自分の妻の年金を払っていないが、間接的には妻の年金を払っていることになる。誰もがそういう状態だから、不満はなかったのかもしれない。

しかし時代は変わり、独身が急増。そうすると妻がいないのだから、だれかの専業主婦の年金を搾取され続けるという構図になってしまった。もはや年金は払わないのに受け取れるほど、余っていない。

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