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純金が初の1万円を超えもオススメしない理由

金の価格が1g1万円を超えた。少額ながら純金積立をしているが、オススメしない理由。

10年以上純金積み立てして140%

田中貴金属 純金積立口座

コツコツと純金積み立てをしている。今年の3月におそらく10000円に乗せると書いて、半年も立たないうちに予想通りとなった。利益率は前回から上がり、140%ぐらいとなっている。これをどうとるか。私は物足りないと感じるし、しかも売却時に税金がかかるので、余剰資金の余剰資金ぐらいの金額でないと、もったいないと感じる。

下がりにくく上がりにくい感じなので、貯金よりマシ程度だ。とはいえ、元本が保証されているわけではないので、とても扱いにくい商品だと思う。手数料も高い。10年以上まえからやっているが、純金積立ではなく、S&P500の積立だったらもっと凄いことになっていただろう。

10年で140%は年利3%ぐらい

ほんとにざっくりで申し訳ないが、積立シミュレーションをしたところ、10年で140%は年利3%ぐらいだった。これに利益には税金がかかる。よほど資金がある人でないと、納得の行く結果にはならないだろう。純金積立をするぐらいなら、来年からの新NISAでS&P500へ投資したほうが資金も少なくて済むし、おそらく結果も良好だろう。

純金より値動きは激しいが、結局きれい右肩上がりになると予想する。純金のチャートと比較すると、株のパフォーマンスのほうが魅力的に映るだろう。もちろんリスクはあるのだが、それ以上にリターンもあるのだ。リスクと思ってやってみたら以外にリスクではないというパターンだ。

60歳以上にはオススメかも

オススメしないと書いてきたが、60歳以上であれば、オススメかもしれない。株はそろそろ配分を減らすフェースだ。かといって現金(円)は円安・物価高で目減りしていく。ドルでもいいが、値動きが激しい。となると、債権とか純金とかになる。

とはいえ、60歳になったから純金に一括投資はさすがに無謀だと思う。となると、もっとまえの50歳ぐらいから純金積立をして徐々にシフトしていく戦略が思いつく。ただ、こういうことができる人は、それなりの資産と戦略を持っているので、別の方法を取る可能性が高い。

結局、無理やりオススメの理由を探せば・・・ということになる。なので、よし1万円を超えた、これからは純金だ!とならないように気をつけていただきたい。

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