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あなたの時給は本当に正しいか?

今日は自分の時給を計算して、節約に繋げようというお話。

あなたの時給は?

自分の時給をご存知だだろうか。学生の頃はアルバイトをしているので、時給はすぐにわかった。しかし社会人になると月給制になりボーナスもあると、時給という概念がなくなる。月給いくらとか年収いくらとかで単価を計るようになる。

時給を出すには、単純に月収を月の労働時間で割れば、出てくると思っている人が多いだろう。ここで私が言いたいのはそれだけでは不十分ということだ。ネットをみると、大体時給2,000円がサラリーマンの全国平均らしい。どうやって出したか分からないが、私の理屈だと多分もっと下がるかもしれない。いかに計算方法を書きたい。

時給の計算方法

最終的に計算したいのは、年収÷拘束時間だ。

まず年間の勤務日数を出す。
勤務日数=365ー会社の休日ー有給消化日数

たとえば、120日休みがあり、有給を5日使えるとすると、365ー120ー5=240日。1年間の勤務日数は240日となる。

拘束時間を出す。
拘束時間=実働勤務時間+往復の通勤時間

たとえば、実働8時間、往復2時間だとすると、10時間だ。

年間労働時間を出す。
年間労働時間=年間勤務日数×拘束時間

上記の例だと、240×10=2400時間だ。

時給を出す。
時給=年収÷年間労働時間

例えば、443万円÷2400時間=1,845円

拘束時間を含めた実質時給は1,845円となる。ここから税金を引かれると、1,476円だ。(ざっくり税金2割にしてみた)

つまり、通勤1時間の平均的なサラリーマンの実質時給は1,476円で、1,500円を切る。

時給を上げるには

つい昇給に目が行きがちだが、実質となるとまた違った見方が見えてくる。通勤時間を減らしたり、休みを多く取るなどだそうすると時給はあがる。私は今の会社は休日はおそらく平均的であるが、有給を100%消化できるので、気に入っている。最大で20日も休みが増えるのは大きい。

分給も計算してみる

分給という言葉は余り聞かない。しかし、私は計算している。上記の例で計算してみよう。1476円÷60分=24.6円だ。

実質分給を知ると節約になる

ワンコインといえど、20分も働かなくてはいけない。スタバのなんとかフラペチーノが700円だとすると、30分も働かなくてはならない。はたして、自分の労働に見合った価値があるだろうか?こういう風に考えれば、無駄使いができなくなるのではないだろうか。

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