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活字に苦手意識を持っていた私が読書を習慣化できている話

こんばんは。

今回は、私の習慣「読書」について綴っていこうと思います。

なぜ読書が苦手?


本が自身の知識や心を豊かにしてくれるというのは、幼い頃から自覚していました。現に、幼少期は絵本が大好きでした。

しかし、歳を重ねるにつれ、国語の授業や夏休みの宿題といったように強制かつ義務的に本を読まなければならないことが増えていきました。
”決められた本を読まなければいけない感”に嫌気がさして、本を読むこと、特に文字しかない本が苦手になってしまったのだと思います。
(漫画はそこそこ好きだったのですが。。)

これに加えて、”やるからには完璧に!”な私の性格が邪魔をしていました。図書館の本を借りて特に自己啓発書やビジネス書を読むことが多かったこともあり、どうせ読書するなら隅から隅までを理解して細かくアウトプットしなければ、という謎の自分独自のルールを持っていました。そのため、読書に対するハードルも相まって、時間がないと本は読めないという条件を勝手に設定していました。

このように、学生時代に本を読むという行為に苦手意識を持ち始め、時間がないからという理由で、社会人になっても積極的に読書を行ってきませんでした。

きっかけ

大学時代は、それなりに学術論文も読まなければならず最低限は読んできましたが、やはり”読まなきゃ単位が取れないから”という消極的理由で読んでいました。

なんだかんだ読書のメリットは理解していたため興味のある分野の本を購入するも、”他に優先順位高いものがあるし、本は後で。”という適当な理由で自分を正当化して、やはり買いっぱなしとなり習慣化させるには至りませんでした。

しかしながら、転機があったのは、1年前の社会人5年目。
赴任国で縁あって出会った同じ大学出身の先輩とお話しているときに、当地の文化の話題になり、

先輩1「この本、他国の文化の理解を深化させるのに、とても役に立つんだよね。」
先輩2「自分もそれ読んだよ。他国の人と関わる際に知っておくべき事が書かれているよね。そういえば、別の本も……」
先輩1「……本を読んでいる人って、やっぱり話し方や文の書き方でわかるよね。」

といった会話に入れない私がいました。

「私、このままじゃ相当なビハインド。。。」


という焦りを抱いたのを今でも忘れないです。

同時に、もちろんこの先輩方を尊敬しているがゆえ、追いつけ追い越せ精神が湧いてきて「私、本読もう」という謎な宣言を自分の中の自分にしていました。

また、同時期に会社の上司や先輩から読書の大切さを説いてもらえ、「数十年後に結果として人間性に現れてくるぞ」と一種の脅し(?)を受け、真面目に習慣化しようと意思を固めたのでした。

習慣化するには

読書をしようと思い立ち、読書に対する苦手意識を払拭を試みました。

1.自分の尊敬している人がおすすめしている本を読んでみる

読書を読まなければならないという義務的な理由で苦手意識を持つようになったため、積極的理由を持つために、上記を実践しました。

尊敬する人=自分が近づきたいと思う人


なので、おすすめされた本に対して「どんな事が書いてあるんだろう」というワクワクを先行させながら読み始めることができました。

2.アウトプットは頑張りすぎないでいい

本を読むという行為によって知識の吸収しっぱなしはやはり意味がないという考えを持つ一方で、「読書するなら、きっちり記録してアウトプット!」な元々の私のゼロヒャク思考は隅に置いて、

①本は出来る限り購入する…自己投資
②キーポイント箇所をハイライト、付箋→復習
③読了後、記憶に残ったポイントをSNSへ投稿
④本で得たことを1つでも仕事や生活に反映させられれば合格!


といった方法に転換し、頑張りすぎないアウトプット方法を取っています。
このマインドセットであれば、時間があれば読み進めようという心持ちへ変わりました。

このように自分自身でハードルを下げてあげたことで、今では

「本を通じて学ぶって楽しい!」

という感覚に陥り、逆に今は毎日本を読まないと落ち着かなくなっています。お陰様で、月1冊も読んでいなかった私が、読書を思い立った昨年は20冊読むことができました。

今の読書の仕方

今はアウトプットに以前ほど執着していないため、通勤時間、ランチ時間、寝る前といったスキマ時間で読みすすめています。

なお、現在海外に住んでいるということもあって、読みたい本や紹介してもらった本をいつでもタイムリーに購入できる環境にありません。

こういった事情もあって、今は読書習慣を決断してからスマホで電子書籍(kindle)を最大限に活用しています。いつでもどこでも読書をさせてくれるkinndleさん、様様です。

ちなみに、読書の記録はブクログを活用して、読了した本のみならず読みたい本の情報もインプットしています。読了したものは、星で評価を付けて記録して自分用に可視化しています。

記録することで自分の本棚見える可→「自分こんなに読んで学んでいるんだ!」とモチベーションアップ→「次はこのジャンルに足を踏み入れよう」、「もっとある分野の理解を深めたい」…と良いサイクルが構築されています。


と、こんなゆるい感じで読書を徐々に習慣化させて、今ではほぼ毎日ペースで本を読んでいます。


今後も自分のペースで読書を続けて、豊かな人間になっていけたらと思う次第です。
ちなみにアウトプットは、他にも色々な方法があると思いので、より自分に合いそうなものがあれば、試行錯誤しながら確立していけたらと思っています。


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