双極の人は海外の方がいいかもしれない
ということを先日唐突に思い出しました。
以前住んでいた東南アジアでの話です。
当時私は新しい会社を探していて、ローカルのエージェントさんに色々助けてもらっていて、外資系(だけど日本の仕事)の会社の登録をしてみようということになり、書類を書いていました。
で、その中に「精神他の障害のある方は記入」がありました。
日本でこれ書くと多分落とされるなあと思った私は、その人に書くべきなのか書かないほうがいいのかを聞きました。すると「書いても問題はないですよ。でも日本系の会社だから一応聞いてみるね」と言われました。
おお、書いても問題ないのかと思い驚きました。
でもその後「やっぱり日本系の会社は書くと落とされるみたい」と返事が来ました。彼はすごく驚いていて「僕の会社にも双極の人いるけどめちゃくちゃ優秀だし落とす意味がわかんないよ」と言っていました。「その人に障害があるのなら雇う方もその人に合わせた働き方を提供することができるから問題ないんだよ」とも言ってました。
そうか日本だと落とされるもしくは障害系の求人に行けと言われるけど、この国ではあらかじめわかっていれば普通の人として扱ってもらえるんだなーと思いました。
ちなみに日本でうつとパニック障害とメニエル併発最高潮だった時期に会社に「実は双極で・・・」と打ち明けたら「会社で倒れられたら困る」とその場でクビになったことがあります。
日本は悪い芽はあらかじめ摘み取る方式で、その国は人によって得意不得意はあるのでそれを知っておいて合わせるというやり方の違いなんだと思うのですが、日本のやり方は私には合わないかなあ。少なくとも普通の人間として扱ってもらえるのはありがたいのです。かといって日本で普通の人みたいに働くのは難しい。
結局違う会社に入ったのですが、そのエージェントさんはすごく頼りになりました。
日本にいた時、誰かいたら自分の悪口を言ってると思いこむメンヘラさんだったのですが、海外に出ると言葉がよくわからないんで気にならなくなりました。そもそも海外の人は他人にそこまで興味がないので、悪口とかあまり言いません。いい意味で空気が緩いので、私のような人間には海外は住みやすいです。
日本で病んでしまう人でも海外に出ればもしかしたら病まずに済むかもしれませんので試してみるといいと思います。
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