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私の人生note🗒 私なりにエッセイ風に書き起こします 日々の記憶、幸せの記憶、生き…

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私の人生note🗒 私なりにエッセイ風に書き起こします 日々の記憶、幸せの記憶、生き方、考え方 忘れないように 土曜更新予定、不定期更新時もございます。

最近の記事

いい時間を刻む

「毎日を過ごす中でなにげなくただ過ごしているだけの時間はない?」 そう山笑は言っていた。 いいや!そんなことはない。私は毎日一生懸命に仕事をして、家のこともして、疲れていたってその限られた時間の中で起業の夢のためにめいっぱいやっているぞ! まあ、、指摘されるまでの私はそう思っていたしそう思いたかった。笑 実際そう言われるまでは【やっているつもり】だったのだ。 けれど、その耳の痛くなるような話や言葉の意味を受け入れて自分が過ごしてきた時間を改めて思い返してみることにして

    • 前進

      この先に進むまでに数年間も経過してしまった私の人生の記録をまた別の形で今日から綴っていこうと思う 今の私は、舞台の仕事からは遠く離れてしまった。 ただ、新しい目標ができたのです。 自分の好きなことをして生きていきたいと思うようになりました。早期離職を繰り返したからこそ…自分の好きを仕事にしていきたい。 幸せになりたい。 山笑からはいろいろな話を聞いてきた。 人生の考え方が180度変わったんじゃないかと思うくらい自分の思考のちっぽけさがわかった。 何も考えない人生より、毎

      • 始動

        「舞台」そう聞くと素人の私からしてみれば何ひとつ知らない未知の世界だった。 まず倉庫に案内され、これからここをスタートに一緒に掃除しながら機材や舞台について教えていくね。 と言われ、床に足の踏み場もない汚い倉庫掃除から私は舞台業界でのお仕事の第一歩目を踏み出した。 尺間法、平台、綱元、しず、パーライト、ソースフォー、シュート棒、卓…と次から次に知らない単語や見たことないものについて教えてもらい…触れていく。事務所にいた時と打って変わる仕事の内容で掃除なのになんだかすごくワ

        • 導き

          初出勤。家から自転車で10分程度の新たな職場にいよいよ私は向かっていた。 小さな頃からよく訪れていた場所で自分が働くと思うとなんだか不思議でもあった。 一体どんな仕事をするんだろう? 1年間アルバイトしかしてこなかった私に仕事を続ける力はあるんだろうか…。どんな人がいるんだろう…? 次から次に不安や緊張の気持ちが高まっていくばかりだったが今日から新しい環境への第一歩だと決意を固め歩み出した。 さあ、事務所に入っていこう…。 「失礼致します。本日から入社致しました。ねる子

          時を刻む。

          いよいよ面接の日。1年近く就職活動も面接の勉強もろくにせずに過ごしていた私は久しぶりにあのピリッとした空間に行くことに緊張していた。 これまでの業務経験はというと…たった9ヶ月で辞めたアパレル販売員とアルバイトくらいしかなく、資格も何一つ持っていなかったので自分の経歴で上手く自己PRはできなかった。 面接で話した事で唯一覚えている内容はというと笑顔で受け応えをしようと意識したことと、何もないからこそ、なんでも挑戦してみたい!と話したことくらいだった。 四日後くらいにスマホ

          時を刻む。

          人生の迷路2

          毎日働く事に疲れた そんなネガティブな考えでいっぱいになると自然と人は視野も狭くなりそればかり考えるようになるみたいだ 次働く考えより先にとにかく今は休みたいと思って何の考えもなしに仕事を辞めてしまった 成人して社会に出る年齢にもなると税金などいろんな支払いをするように書類が届くようになることも私は何も知らずに生きていた 自分の無計画さや無知さもその時に思い知った . 仕事を辞めて最初の1ヶ月間は親にチクチクと言われながらもダラダラと過ごし続けた 実家に住んでいた為

          人生の迷路2

          人生の迷路1

          夢や目標がなかった私には就活や仕事を続けることに対してプラスの感情はなかった。 例えるならまるで出口の見えない迷路に延々と彷徨い続けているような感覚 . ここからは山笑(やまえみ)と出会う前の私の歩みを振り返ろうと思う。 私が山笑と出会う前に仕事に対して抱いていた思いを挙げてみよう 大変、疲れる、帰りたい、お金の為、生きる為に働く、ただ意味もなくなんとなく世の中の人が皆そうしているからそうじゃなきゃいけないと思って働く ずっと働くことが当たり前なのだからとにかく人は

          人生の迷路1

          22歳、人生の針が動き出す。

          20歳になれば自然と大人になれるのだと信じていた。 背負うものや悩みは増えていくのにどこかまだ大人にはなれていないような、世間の当たり前に飲み込まれながら疑う事もせず、ただ年齢だけが大人になってしまったような感覚だった。 思えば私は昔からこれといって得意な事もなくいくつになってもやりたい事もないままでただ毎日ぼーっと生き続けていた。 そんな私ねる子は、22歳の転職を機にある人と出会うことになる。 あちこちを転々としながらやりたい事に満ち溢れ、生きがいを持ち、日々をエネ

          22歳、人生の針が動き出す。