見出し画像

023 さよならのお話。

どうやら私もすでに、
23年も生きてきたらしいよ。

まだまだ未熟ではあるけれど、
知ってしまったこと。分かったこと。
これもたくさんあるわけで、

人付き合いの一連の流れだって、
ある程度パターンを知ってしまった。

はじめまして。から回数を重ねて、
知り合いのまま平行線ってこともあるし、
関係が深くなって、壊れることもある。

どうやって、お別れを迎えるのか。

このパターンだってたくさん知ってる。
だから、分かっちゃうんだよね、
ああ、もうこの人と次は無いなって。
この人の記憶から消えてくんだって。

新陳代謝というかね、
別れがあれば出会いもあるから、
そこまで寂しいわけじゃない。

だけど、私は記憶力がいいから、
会話の内容だって10年は覚えてるし、
会った場所を通れば、その人を思い出す。

その度、ああ今どうしてるんだろうか。
こうやって思い出してるのだって、
たぶん私だけなんだろうな。とかね、
考え出すと寂しい気持ちになったりして。

関係性、立場、年齢。
ずっと同じなんてことはないから、
一度出会ったら、このまま一生。なんて
言わないし、思うこともない。

それでも、私はあなたを思い出すから
たまには、私を思い出してね。って、

長い人生の中の、ほんの一瞬だけど、
同じ時間を共有した人間としてね、
記憶の中に少しでも私がいれば、と思う。

年齢を重ねるごとに、
取り巻く環境が変わるごとに、
出会いと別れのサイクルが
少し早く短くなってる気がして。

目まぐるしく移り変わる人間関係の中、
一人でも私と出会えてよかった。と、
私を記憶に留めてくれる人がいれば幸いです。

そんなことを考える今日この頃。

久しぶりのnoteでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?