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私が愛するぐるぐるナインティナイン(ゴチになります!)について

 いきなりですが、皆様はぐるぐるナインティナイン(通称:ぐるナイ)という番組を真剣に見たことがありますか……? 私は毎週欠かさず見ているというわけでは無いのですが、一番好きなバラエティ番組であるということが言えると思います。

 (※私がここで指すぐるナイとはグルメチキンレースゴチになります!のことに限定します。番組内ではゴチ以外の企画もあるため。)

 見たことが無い人にも簡単に説明すると料理の値段を芸能人の方(芸人:ナインティナインの他数名)何人かで予想(料理の値段は隠されています)して、実際にその料理を食べ、決められた設定金額の誤差によって順位を決め、最下位の人は出演者全員分の全額をゴチ(奢る)という金銭的には中々エグい番組です……(笑)。

 そして、その自腹の合計の年額によってクビ(番組を卒業すること)の人が毎年2〜3人程決まります。来年になるとまた新しいレギュラーメンバーが入り、基本的にそのローテーションを繰り返す形になっています(※毎年最終日は1位抜けの人から発表するのは番組として面白くないため、2位から発表して、1位とビリの人が最終的に残る形などになっています。1位の人は年額の自腹を清算することが出来ます)。

この番組の何が面白いのか

  1. 美味しそうな食べ物

  2. 料理の値段予想(出演者の順位予想)

  3. ゴチ・テーマ〇〇ゴチ

  4. VIPチャレンジャー(ゲスト出演者)のグルメ遍歴

  5. SP(スペシャル)ゲーム

  6. オーダーの読み上げ・オーダーストップ

  7. ピタリ賞・ニアピン賞・おみや代

  8. 値段設定のオープン

  9. 宣伝タイミング・ドローンによる結果発表

  10. ビリの汚名返上!泣きの味覚チャレンジ

  11. 岡村さんのカツラ・出演者の制服

  12. <番外編>ヤベチャンマン

①美味しそうな食べ物
 だいたい一流料理店の一般人には手の届かないような値段設定の美味しいお店が出てきます。特に自分の好きなジャンルを扱っている料理のお店だと尚更テンションが上がるでしょう。また、料理を作る工程も少し見られるため、料理に興味がある方はそれも楽しいでしょう。知らない食材や調理方法の名前も数多く出てくるため、それが何なのかを知ることが出来るのも面白いです。ぐるナイの放送時間帯は20時のため、リアルタイムで見ていればちょうどご飯を食べ終わった or 食べている最中なので、飯テロになることも少なく良い時間帯にやっているといえるでしょう。録画して見る場合は、お腹が空いて無い時に見ましょう。

②料理の値段予想(出演者の順位予想)
 この番組の根幹です。番組内で一部料理の値段は実際にはいくらなのかが開示されます。ラストオーダー後、合計何品頼んだのか・高く低くく見積もり過ぎているなどで出演者の間で誰が最下位なのか予想したりします。また、テレビのリモコンのdボタンから地デジ・データ放送に接続し、料理の金額予想に参加することも出来ます。料理の金額を当てることによってQUOカードやぐるナイの番組グッズが抽選で当たる応募をすることが出来ます。

③ゴチ・テーマ〇〇ゴチ
 ゲスト出演者に合わせたテーマが毎回設定されています。それに合わせたトークや料理のメニューが展開されたりなどします。

④VIPチャレンジャー(ゲスト出演者)のグルメ遍歴
 ゲストに似た役者の方を使って過去の再現VTRと共に過去のグルメ遍歴を辿ります。出演者の方によって食に対しての個性が出るので面白いです。また、グルメ遍歴に関するクイズも出てくるのでそこで正解を予想するのも面白いです。

⑤SP(スペシャル)ゲーム
 SPメニュー(全員食べられるわけでは無い)を賭けたSPゲームが毎回入ります。勝った出演者のみがSPメニューを食べることが出来ます。ダンスだったり、最近は身体を使って勝負するゲームが多いような傾向がある気がしますが、頭を使うゲームや演技力が試されるゲームもあったと思います。ただ、SPメニューは値段が高いことが多いのでゲームに勝った場合にはその後のオーダーをよく考えなければいけないことがあります。

⑥オーダーの読み上げ・オーダーストップ
 いつからか定番となったジャニーズ・NEWSの増田貴久さんが読み上げる癖のあるオーダーが面白いです。ラストオーダー後にもう変更しませんという意志表示としてSTOPと書かれた手形のスタンドを立てるのですが、STOPの前後に出演者の方が何か言うことが時々あり、それが面白かったりします。

⑦ピタリ賞・ニアピン賞・おみや代
 ピタリ賞:値段が設定金額にぴったりだと100万円をいただくことが出来ます。年に1,2回ぐらいは出ているイメージです。
 ニアピン賞:設定金額±500円以内の時の場合になります。ミニゲームに挑戦し、クリア出来れば金一封をいただくことが出来ますが、番組の予算上の関係か年々難易度が上がっているような気がします……(汗)。
 おみや代:順位発表前にダーツによっておみや(お土産)代を支払う人が決定します。そのため、ビリで無かったからといって支払わなくても良いということでは無かったりします。2位〜ビリのどなたかが支払うことになっています。

⑧値段設定のオープン
 設定金額やおみや代の金額をオープンする時に何らかの芸人さんを使うことが多いです。以前までは年末年始にあるぐるナイ内のおもしろ荘(芸人さんがネタを披露する番組)で優勝した芸人さんを1年間使うことがほとんどだったのですが、最近は少し違うようです。

⑨宣伝タイミング・ドローンによる結果発表
 ゲスト出演者やレギュラーメンバーからビリの発表前に番宣・舞台・CD・映画など出演者による宣伝が入ります。そのタイミングで宣伝かい!となるので面白いです。最下位手前の1人とビリの人が残り、ドローンが着陸した人が払うことになっています(以前までは司会の羽鳥慎一さんがビリの人の肩を叩いていましたが、コロナの影響などもあり、方法がドローンに変わりました)。

⑩ビリの汚名返上!泣きの味覚チャレンジ
 料理長のイチオシメニューをビリの人が食べて隠し味の食材を当てると金一封がプレゼントされます。不正解だと料理代を支払います。(※自腹レースには加算されません。) 割と近年導入された企画だったと思いますが、自腹レースに加算されないし、当たれば金一封がもらえるとはいえども、外れればさらにプラスで支払うのは辛いかなと思っています。

11.岡村さんのカツラ・出演者の制服
 ナインティナイン・岡村隆史さんが付けているカツラが毎年デザインが違うものになっていて面白いです。レギュラーメンバーは全員制服を着ているのですが、毎年デザインが変わるので(特に女性陣は大きく変わります)見ていて飽きないなと思います。
 >出演者の衣装はグルメチキンレースと題することから連想される「ツッパリ」が着る学生服(女性の場合はセーラー服など)をモチーフとしてきたが、近年はツッパリの要素は薄れている。らしいです。

12.<番外編>ヤベチャンマン
 ナインティナイン・矢部博之さんがぐるナイをクビになった年度にSPメニューの食材を探しに行くというものです。矢部さんとアナウンサーの方がよく行っていました。

自分が面白いと感じているところ

 私は正直なところ、料理自体や料理の値段予想には興味が無く、出演者の方々がSPゲームをして遊んだり、食べ物のトークをしたり、急に即興で小芝居をしたり、とにかく出演者の方々が楽しそうにしている様子を見るのが好きです。ですが、それらはゴチがあるからこそ成り立っているものなのでそこは必要だと思っています。

オーダー注文や値段予想・順位発表などは正直ヤラセなのか?

 ヤラセなのかどうかは知りませんが、私は前述した通りそこに重きを置いていないので正直どちらでもいいと思っています。本当だったら嬉しいかな〜〜(かなり希望的観測)ぐらいの気持ちです。ただ、やっぱりヤラセの疑惑はどうしても強いようですね……(以下、参照)。

 この記事を読んでみて、たしかに言われてみればその通りだなぁって思います。結局ヤラセじゃん!って気持ちで見てても多分楽しく無いと思うので、その辺りはある程度捨てて見ることをオススメします。

 歴代のピタリ賞やニアピン賞、クビになった回数などをまとめたサイトを見つけたので気になる方はチェックしてみてください(以下、参照)。

 一生懸命ここまで説明してきましたが、何かと足りない・至らない部分もあるかと思いますので読んだけれどもよくわからないなと感じましたら、詳しくはWikipediaや本番組をご参照ください。



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