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令和4年版 労働経済白書

こんにちは。奈良県香芝市の社労士、宮永香織です。
今回の投稿では、令和4年版の労働経済白書について綴っていこうと思います。


労働経済白書とは

厚生労働省が毎年(おおむね9月頃)公表している労働経済分野の白書です。
社労士試験の一般常識科目の範囲でもあります。

令和4年版 概要

-労働者の主体的なキャリア形成への支援を通じた
 労働移動の促進に向けた課題-

動画版はこちら

ポイント版のpdfはこちら
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/21/dl/21-2a.pdf

一応今年(令和5年)の社労士試験範囲内かと思われますので、
社労士試験受験生の方は、
サラッと参考程度でお願いします。

私見

上記ポイント版pdf参照

2021年の労働経済の推移と特徴

まだまだコロナ禍の影響を受けています。

我が国の労働力需給の展望と労働移動の動向

労働力需要が高い産業は、
「介護・福祉分野」
「IT分野」…
「介護・福祉分野」の労働力供給は喫緊の課題であると思います。
ただし、「医療分野」と同様、適性が大いにある分野(体力、勤勉さ、コミュニケーション能力、等々)かと思います。
社労士として、当該分野にも貢献したい思いはありますが、敢えて異なる分野(生い立ちとゆかりのある「製造業」や、「教育業」等)も強化したいな、と思います。
「IT分野」は、今後の花形部門、と言われて久しいですが、技術習得やクライアントの問題(アナログを好む人が多いと)もまだまだあるのかなと思います。

主体的な転職やキャリアチェンジの促進において重要な要因

これは、私は大いに興味があります。
かく言う私も、異業種(金融、製造業)から社労士になった身ですので。
会社員として組織に居る限りは、配属等は原則会社で決められ、なかなかキャリアデザインは出来ないかと思いますし。
私が社労士試験合格後、登録・開業した理由の一つに、育児等で専業主婦をしていた期間後に、再就職を試みるも、面接・採用が通らずかなり苦戦したことがあります。
以前は金融業に携わっていたのですが、諸々の経験で自分に適性がないことを思い知らされたのです。
現在は特に窓口業務等、対面業務はかなり淘汰されていますし、現在苦しい業界でもあるかと思います。
「せっかくのキャリア、もったいないよ。金融に再就職すればいいじゃない。」なんて言われたこともありましたが、ブランクもあり、私のような適性のない人間がそう簡単に復職できる業界ではないのです。

主体的なキャリア形成に向けた課題

キャリアコンサルタント(以下、キャリコン)によるキャリアコンサルティングの重要性、課題について述べられています。
社労士の先生で、キャリコンもお持ちの方は結構いらっしゃる(私は持っていません)かと思います。益々活躍できる場かと思います。

次回投稿予告

「労働経済白書」といえば…
厚労省の二大白書のもうひとつ、
「厚生労働白書」!!
先日、令和5年度版が公表されたばかりですが、
今年の社労士試験の範囲は令和4年度版となりますので、
次回は令和4年度版の厚生労働白書について、
近日中にアップします。
注:社労士試験対策ではございません。
気分転換程度でお付き合いお願いします。





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