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iPhone 14 Proのカメラってすごいの?というお話

清水の舞台から飛びおりる覚悟で入手したiPhone14Proですが、13miniから買い替えをした最大の理由はカメラ性能(望遠、マクロ)です。

iPhoneに限らず最近のスマホはビックリするくらい簡単に綺麗に撮れます。
シチュエーションによってはデジタル一眼であるAPS-Cカメラの代わりになり得るくらい。

同じシチュエーションで撮り比べてもiPhoneの写真はかなり綺麗に、というか派手に仕上がります。
なのでデジカメで撮った写真を暗部を持ち上げてシャープネスと彩度を上げてやるとiPhoneチックな写真に仕上がります。

左:iPhone14Pro、真ん中:α6400オート、右:真ん中の写真を調整・加工したもの(空は合成)

iPhoneは特に赤系が強く出るように思います。
実際にはここまで派手じゃ無いですが、何も考えずにシャッターボタンを押すだけでパッと見た目で綺麗に撮れるのでこれはこれでアリではないかと思っています。

左:iPhone14Pro、真ん中;α6400オート撮影、右:真ん中の写真を調整したもの

iPhoneは暗いところもナイトモードにより結構強いです。
iPhoneの中で何枚か写真を合成して一枚に仕上げているらしく、連写はできませんが。

望遠が35mm換算で77mmくらいしかないし、フォーカスの追随性やら連写機能の差で、スポーツや野鳥とかはデジタル一眼の方が得意だと思いますが、大抵はiPhoneで済ませることができると思います。
何といってもスマホだけでいいので荷物が少なくて済むののが最大のメリットです。

自分は作品作りというより記録的な意図で写真を撮っているので、素早く簡単に撮れる方が合っています。
なので77mm以下の画角はもうiPhoneだけでいいかなぁ、と思いはじめています。

ちなみにiPhone 13miniとの比較も載せておきます。

左:iPhone 13mini 1/40,f1.6,ISO640、右:iPhone 14 Pro 1/40,f1.8,ISO800

上記は完全オートで横に並べて撮り比べたものです。
ちょっとだけ画角も違うけど、撮って出しだと13miniの方が光の滲みが適度にあるのでイルミネーションの撮影としては好ましいような気もします。
これは何枚撮っても同様の傾向でしたので、そういう仕様なのでしょう。
まあ、後でぼかしの加工はできるので、精細に撮れる方がいいのかも知れません。

標準のカメラアプリでは露出補正くらいしかできませんが、シャッター速度、絞り、ISO感度を任意に変えられるアプリが色々と出ています。
私は無料のLightroomアプリを使っています。
Lightroomでは露出補正、シャッター速度、ISO感度、ピント位置、ホワイトバランスを設定することができます。

正直マニュアルでの撮影は面倒なので滅多に使わないです。
先日の皆既月食を撮ろうと思ったのですが、すっかり忘れていて気がついたら終わっていました。
雲ひとつない絶好の撮影チャンスだったのに残念。
次回の皆既月食は3年後じゃ!
下の写真は皆既月食後の普通の満月です(笑)

iPhone 14 Pro 1/4000、f2.8、ISO64、トリミングで300mm相当まで拡大

満月は非常に明るいので、標準アプリで撮ると完全に白飛びしましたし、手持ち撮影だったのでLightroomアプリを使ってシャッター速度を極力上げて撮影しました。
やっぱり3倍の望遠側でも77mm相当しかないので、月を撮るには全然足りないですね。
これ以上トリミングすると非常にアラが目出つので、300mm相当までのデジタル拡大が限界ですが、これが1000mmくらいまで拡大に耐えられるといいのですが。

結局13 miniからは望遠レンズ、マクロ撮影以外にはあまり違いにまだ気が付かないですが、まあ良くなっているのでしょう。

それよりも一定の範囲ではセンサーサイズの大きいデジタル一眼と遜色ない写真が撮れるので、改めてスマホの進化にビックリです。

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