Crazy 完璧な牛バラ

スパイスのトビラを求める旅路の途中で……こんばんは。カレー大好き はぐれっしぶです。

私はカレーやスパイス料理を食べるのが趣味というかほぼ日課なのですが、記録に残したい名店の逸品や珍品を書き綴っていこうと思い立ち、スマホを手に取りました。

初っ端の投稿は横浜・元町中華街にある保昌（ほしょう）さんの“牛バラ肉カレーご飯”。

最初の投稿から中華料理屋さんのカレーってところがやけに通っぽいですが、たまたま【中華街 カレー】でググったら「嵐にしやがれ」で紹介されたと書いてあって、ミーハー心が疼き、来店した次第でございます。嵐の影響力と謎の信頼感たるや。

スープ付きで900円。ルーにかなりのとろみがあって、中華屋さんだけど蕎麦屋のカレーみたいに、和風ダシが効いてるようなまろやかな味わい。玉ねぎの甘みとピリ辛なスパイス感が同居し、本日の主役であるところのゴロッとした牛バラ肉が鎮座。スプーンでホロホロ崩し感触を確かめながら食べ進めます。中華屋でカレー、でも和風？ もはや何料理かわからなくなりつつも、確かなうまみの打率で次々味覚にヒット。この牛バラに旨味がぎゅっ！

サイズもちょうど良く、スプーン止まらず5分ほどでペロリ。美味しゅうございました。カレーライスというより、確かに“カレーご飯”って感じがしっくりくるのはとろみのせいかしら？ そんな逸品でした。

スープは菜っ葉とわかめが入ったシンプルでやさしい味でカレーのチェイサーにちょうど良し。なんとなく二日酔いに静かに寄り添ってくれそうな中華スープ。

食後はあったか烏龍茶でchill……。

休日の中華街は人だかりがすごいけど、このお店は細い路地にあるので、割と空いてました。中華街の肉まんと中華粥に飽きた方は是非ご賞味あれ。

甘み★★★☆☆、スパイシー★★☆☆☆、とろみ★★★★★、肉のホロホロ感★★★★★、カレーにしやがれ★★★★☆

ちなみに最近食べた中ですと、中華街にある愛群の五目チャーハン、萬来亭の上海焼きそば（信頼の置ける情報筋からのレコメンド）も絶品だったので、オススメしておきます。

広東風の家庭的な出で立ちながら、米の固さとパラパラ具合、焼豚の味の濃さ、海老が素揚げしてしっかり下味を付けてあるところがポイント高い安定感ある五目チャーハン。量は少なめで、スープも付きません。ここの牛バラも旨そうだった。

麺がモチモチ太めな上海焼きそば。具はかなーりシンプル。量は1.5人前。2人でシェアするが吉。

いきなり中華料理の紹介ばかりになってしまいましたが、最後まで読んでいただきシェイシェイ！