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PCを組み立てる

以前アリエクでIntelのESのCPUを載せたマザーボードを買って動かしてみたのを紹介した。

CPUは12世代、13世代のハイエンドノートPC向けのESで、それをマザーボードに載せたり、なんなら小型の基板に載せて普通にマザーボードのCPUソケットに取り付けられるようになっているものが売っていたりする。ESなので、大抵なにかしら問題があったりするのだが、13世代のほうはそもそも正規品でも半分壊れているようなものなのでもしかしたらあまり違いはないのかもしれない。
前回はちょっと味見をした程度で、その後そのまま4ヶ月ほど放置していた。お盆休みに入ったことだし、ちゃんと組み立てようと思ったのが今日の日記だ。

ケースは新しいのをくみたてても良かったが、ハードオフで小型で横はガラス張りのかなりいい感じのマイクロATXのケースが3000円くらいで売っていたので買ってきた。ケースの中には、電源とマザーとCPUとメモリがついていた。

CPUは第三世代のi3が載っていた。マザーは普通のマイクロATXよりも幅の狭い中華系のマザーに多いタイプで、結構今でも通じるデザインだったがかなり古かった。メモリはなぜか16GBも積んでいた。これはなんか別の用途でつかってみようと思う。

電源は385WのBronzeだがめちゃくちゃ古いのが積んであった。これはたぶん使えない。そこで、これまたハードオフで買ってきた新し目の電源に載せ替える。

中古の電源はちょっと怪しいが、一応きちんと動くようだ。この電源テスターはすごく便利だ。

組み立てた。このケースは電源が収まっている部分とマザーボードがとりつけられる部分が別で、電源ケーブルを裏からひきまわせるので、内部はかなりすっきりする。結構古いケースだが、

普通に起動した。そりゃそうだ。ただケースに組み入れただけだからね。

前回やっていなかったCPUZを動かしてみる。CPUの名前はGenuine Intel 0000(ES)だ。i9-13900HK相当らしい。普通のデスクトップ向けとちがって、Iris Xe Graphicsを積んでいるのである程度性能はでるということだろうか。まあ今回は普通に外付けのGPUをつけちゃっているが。

ベンチマークはRyzen5900Xにちょっと及ばずといった感じだった。ESとは言えRyzenの5000シリーズとどっこいどっこいというのはちょっとさみしい気がする。こりゃたしかに配当が0になって株価がだだ下がりするのがわかる気がする。まあでも問題なく動いたからよしとするか。

というわけで、そこそこのゲーミングPCができた。性能的にはミドルレンジといったところだろうか。総価格は、マザー+CPUで39000円、メモリ32GBで15000円、SSDが1TBで8000円、ケースが4000円、電源が4000円、クーラーが3000円で、73000円だ。GPUの値段は90000円なので、全部で16万円か。結構いい値段になるなあ。とにかくGPUが高い。たぶん4070なんていらなくて、前回も書いたこれまたハードオフで買った2070Superあたりでも問題ない気はする。これだと総価格80000円くらいだ。ドル換算で$530くらいなので悪くないと思う。ただ、基本一期一会なので再現性がないんだよなあ。特にGPU。


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