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子どもを数字で評価することができなくて泣いた日

長男が小2のとき。
小学校から、毎年、小学校全体の子どもたちの評価をするアンケートが配られていました。「誰とでも仲良くできる」など、30か40項目だったと思いますが、4段階で評価をするものでした。

本当は、適当に評価して提出すればよかったんだろうけど、わたしは、ついに、一度も評価をすることができず、「このように十把一絡げで子どもを評価することはできません」と書いて提出していました。

変な親だと思われたでしょう。長男も手のかかる子でしたから、「この親にしてこの子あり」と思われたでしょう。長男への当たりが強くなるかも、と思いました。

それでも、「誰かが決めた観点に従って、子どもを数値で評価する」ということがわたしにはどうしてもできませんでした。それが全部できたからといって何なんだろう、と思っていました。

変わり者でしかいられない自分に、涙が出ました。

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