見出し画像

6月の自分と子どもをケアしてください

6月のご自身と子どものケアを、今、始めてください。

*   *   *

精神科のお医者様によると、人間って、過酷な状況に陥ったとしても、1ヶ月は「がんばろう!」という気持ちでなんとか耐えられるそうです。2ヶ月目も、なんとか踏ん張れるそうです。たぶん、根性で。

ポキン!といってしまうのは3ヶ月目だそうです。

たぶん、ポキンといってしまう子どもは、ある日突然くると思います。なぜなら、それまで踏ん張れていた理由が我慢でしかないからです。

というわけで、わたしは、4月初めの時点で、「どうなるか分からないから3ヶ月めを目指して対策を練ろう」と思いました。あっさりと1ヶ月で終わったら、それはそれで用意していたことは無駄にならないので。

ーー

コロナウィルスの騒動が始まって、LINEのオープンチャットを開きました。まずは、親の不安を吐露し、強くなり、子どものケアをして欲しかったからです。不安を吐露する「お月さま」と、ハッピーをシェアする「おひさま」の2つのグループを作りました。

運営していく中で、気づいたことがあります。

それは、「子どもを観察して心配になっている視点がほとんどない」ということです。

教室でも実生活でも、「子どもたち、大丈夫?どんな様子?」って聞いてます。

ご自身の様子も、子どもの様子も、あれ〜?割とどうってことない?楽しく暮らしてる?っていう感じ。ほんとかな・・・、このまま大丈夫なのかな。

わたしはすごく心配なので、3ヶ月目の6月に向けて、警戒をし、準備を進めています。わたしだけかしら?もしかしたら自分が病むかも、子どもが混乱するかも、と警戒しているのは。

この生活が始まって3ヶ月目。ちょうど梅雨になり、毎日、天気がどんよりするかも。そのときに子どもがどうか。自分がどうか。

ーー

ここから先は

3,184字

外出制限、休校の中、子どもの教育をどう考えるか。子育てをどう考えるか。心の健康から学習環境まで、afterコロナに生きる力を育むためにどう…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?