脳と音読

脳と音読

さて、黙読と音読のちがいを、この二つのことばで考えてみます。黙読は、文字のことばを目で見て、脳で情報処理をしておしまいです。文字のことばの入力だけの作業です。一方、音読は文字のことばを目で見て、脳で情報処理を行い、音のことばに変換して口から出力し、さらに自分の声が耳から入力されます。
すなわち音読は、音のことば、文字のことばの双方を用いる、きわめて高度な活動なのです。脳への入力も文字、音双方ありますし、音の出力もあります。黙読よりも、脳をたくさん使うのは当たり前のことなのです。

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