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陰キャでも大丈夫!自分に合ったルームを見つけよう! 音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」における4つのルームの見分け方

音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」がここ最近、急速な流行りを見せている。とはいえ、まだiPhoneユーザーのみだったりするので、スマホユーザー全員が使えるSNSではない(Androidの導入がまだなのは、スマホメーカーによって機種性能差で音声ラグ等があるからだろうか?)。どのようなものかは下記動画で軽く解説したし、今後どのような使われ方をしていくのかぼくなりの見解も述べた。

この動画をあげたのが1月31日で、Clubhouseが急に話題になった2,3日くらいの直後だった。あれから2週間以上経ってはいるが、今のところこの動画で述べたような芸能人・有名人・インフルエンサーの信者囲い込みビジネスはまだ始まっていない。ただ現時点(2/18)では、主に4つのタイプにルームがわかれてきたので、それを見定めることで自分なりの楽しみ方ができるのではないかと思う。

まずルームの見方だが、左の数字がそのルームに参加しているオーディエンスの人数、右の人数がスピーカー(要は聴くだけじゃなく自らくっちゃべるひと)だ。ここに注目すると、大体以下の4タイプがわかってくる。

①芸能人・有名人・インフルエンサーの話を聴くルーム

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スピーカーの数が一桁から精々10人くらいなのにも関わらず、オーディエンスが1000人以上いるルームは基本的にこういった芸能人やインフルエンサーといった人たちの話していることを一方的に聴くルームだ。これは完全に聴き専に徹するところ。ただ、司会がいるわけではないので基本的にダラダラトークの垂れ流しって感じ。まあ、しっかりと決まっている番組じゃない素のトークが聴けるので、その人たちのファンならば聴き専としてそういうルームに入り浸るのもいいだろう。また、著名なミュージシャンが自分の演奏を流しているところもあるので、生演奏の作業用BGMとかめっちゃ贅沢な使い方にもなりうる。

②ある程度ゆるい繋がりでルームトピックに関して知らないひと同士でディスカッションするルーム

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オーディエンスの数がそこまで多くもなく、それでいてスピーカーの数の入れ替わりが多いのは、ルームのトピックを立てたモデレーター(ルームを作ったひと)が自分の話したいことを話し、オーディエンスから挙手があればスピーカーとして壇上にあげてそのひとに色々と語ってもらうことを繰り返しているからだ。モデレーターのひとのトーク力や瞬発力、司会力によって面白さが変わってくるし、どれくらい壇上にあげるかでもまた変わってくる。自分の興味あるトピックであれば勇気を出して挙手ボタンをタップして、スピーカーになってみよう。

③完全身内ノリのルーム

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少数のオーディエンス、そしてスピーカーの人数もほぼ同数となると完全に元からの知り合いのルームの可能性が高い。当然、身内ノリやら身内しか知らないネタで話しているので、はっきり言ってよく知らないひとのルームなら入らない方がいい。気まずい思いをするだけなので。逆に自分が元から知っているひとがやっているところなら、安心して飛び込んで身内同士で話してみるのもいいだろう。実を言うとぼくも自分でルームを立てると大体このパターンのルームになってしまう。もっと開けた場にするならば、モデレーターとしての力量をあげないといけない。

④フォロワー増やしだけのためのルーム

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オーディエンスが2桁から3桁で、スピーカーの数も同じくらいのルーム。こんなにしゃべるひとが多くては成り立たないので当然みな喋らず単に無言で相互フォローし合っているだけ。ただフォロワーを増やすことはClubhouseにおいては何の拡散力にもならないので、まったく無駄だからやめた方が良い。当然、こういったルームに入って相互フォローしあっても意味はない。Clubhouseでの拡散力は、数字だけのフォロワーの数ではなく、いかにモデレーターとして聴いていて面白いルームづくりができるかどうかが鍵なので、見知らぬひととの相互フォローにマジで意味はない。あくまで相互フォローは「知り合いだよ」「仲良くなったよ」くらいの位置づけだと思っていいだろう。

ということで初心者は、まず①②のルームに聴き専として入ってみて、慣れてきたら②のルームのスピーカーになってみる。それからみずからモデレーターとしてルームを立ち上げてみよう。最初はどうしても③の身内だけしか集まらないルームになってしまうと思うが、コツを掴んでいけば②のモデレーターとなって発信力もあがっていくだろう。

と言っても別に発信力を上げる必要もないので(上げたいひとは上げればいいだけ笑)、各々好きな楽しみ方で楽しもう。

ね、陰キャでも全然楽しめるでしょ。

ぼくは今は特にモデレーターとしてがんばろうとは思っていなくて、好きな俳優さんが絵を描きながらひとりで喋っているのを聴いているくらい。その方はほかのSNSではそういった自分からの発信をしないので、とても楽しませてもらっている。きっとこれまで絵を描きながら独り言を言っていても、映像だと色々と面倒だし、文章はそもそも絵を描きながらだと難しいし、音声で手軽にできるSNSがその方のスタイルに合っていたのだろう。そんな感じの使い方のひともたくさんいるので、陽キャや意識高い系だけが使っているSNSじゃないよとは声を大にして言いたい。もっと色々な楽しみ方を追求していこう。

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