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2022年ライオンズの野球以外を振り返る

3位で幕を閉じた埼玉西武ライオンズの2022年。
6年間チームを率いた辻監督が退任し、来年からは松井稼頭央監督が指揮を執ります。チームの変革が続いていくと同時に、今オフも選手の出たり入ったりがありました。
色々と言いたいことがあったりもしますが、今回はあえてライオンズの「野球以外」を振り返っていきます。

●鳥の巣が出現

「自然共生型ドーム」それが我らがベルーナドーム!
今年も春・秋は寒く、夏は暑い。交流戦の時期にはゲリラ豪雨が吹き込んだりしてきました(だがそれがいい)。
それだけなら例年通りですが、今年ひと味違ったのは屋根に鳥の巣が出現したこと。

#ベルド野鳥の会 というハッシュタグまで出来て、選手を撮るための高性能のカメラを天井に向けるようになりました。
試合中に球場外に飛び立っていくことも何度かあり、その度にちょっとした歓声(?)が上がっていました。


飛び立つ鳥

春先に出現しましたが、夏にはいつの間にか巣がなくなっており鳥も見掛けることがなくなりました。
来年もまた見ることはあるでしょうか?

●ハイタッチ動画がよい

昨年に引き続きハイタッチ動画がとてもよかった。
今年はベルーナドームで勝率.603と成績が良かったこともあり、楽しい動画をたくさん見ることが出来ました。
ボー・タカハシの明るさ、宮川哲の愛されっぷりなどリリーフ陣の仲の良さ、稼頭央ヘッドと平石コーチの関係性、静かにカメラを通り過ぎる栗山さんのカッコよさ、「ヒーローになります」と言った直後に本当に活躍した長谷川信哉、愛斗を励ます呉念庭、うるさい山田遥楓と山野辺翔、お茶目な辻監督…
と見所を挙げればキリがありません。

YouTubeでは他にも春季・秋季キャンプのダイジェストを毎日アップしてくれたり、20年間打撃投手を務めた武藤さんのセレモニーを紹介してくれたり、引退選手や支配下登録された選手の裏側に迫ってくれたりと大満足の1年でした。

YouTubeライブやインスタライブの進行も担当されている「中條さん」には感謝しかない。
選手とコミュニケーションが取れていることが伝わってくるとともに、ファンが知りたいところを抑えてくれているのが最高でした。

●劇団獅子がバズる

ハイタッチ動画と並んでファンを楽しませてくれたのがメンバー紹介での「劇団獅子」。
元は昨年DHで出場した際に中村剛也が真顔を見せていたところから発展。
辻監督の紹介時に山田遥楓を中心として様々な小ボケを見せてくれました。
辻監督がお茶目な性格であることはライオンズファンにとってはお馴染みですが、他球団ファンからは辻監督の新たな一面を知れたという声も多数。

辻監督は退任、本当に残念ながら山田もチームを去ることになってしまいました。
来年どのような形になるか分かりませんが、同じように明るい雰囲気が見れたらいいと思います。

●退任した辻さん楽しそう

そんな辻さんですが退任後は息子・ヤスシさんの後押しもあり様々な活動をされています。
日本シリーズでの解説、堀口さんのトークショーへ出演、ヤスシさんとYouTubeライブなどなど。

そして極め付きはライナちゃんねるへの出演。レオ・ライナと一緒に肉を食べたり、気配斬りをして遊んだり。旧知のつば九郎・ドアラからもメッセージが寄せられていました。
またTwitterを開設した際にはライオンズ公式よりも先にライナ、ドアラ、べるーにゃをフォロー。
マスコットとの仲良しエピソードは以前にもnoteにまとめましたが、退任後の3か月弱でnoteがもう1本書けてしまいそうです。

辻さんが来年ライオンズの役職に就くことは少なくとも現時点では発表されていません。
しかしライナYouTubeで来年の抱負を問われ「埼玉西武ライオンズを全力応援」と答えてくれたように、ライオンズ中心の活動となるのは間違いなさそう。
移籍が多いチームゆえに大物OBがライオンズを中心で見てくれることが少ないので嬉しい限りです。


●ライオンズ夏祭り開催

夏の恒例イベント「ライオンズフェスティバルズ」の一環としてベルーナドームで夏祭りが開かれました。
発表時には軽く意味が分からなかったですが、行ってみたら普通に夏祭りでした。

ビジョンでビジターゲームを放映しつつ、盆踊りや虫取りといった夏っぽいイベントがあり、グルメも楽しめる。
言うまでもなくとても暑かったですが…。
それでもレオ・ライナや高橋朋己が法被姿で踊っているのは面白かったです。
野球以外のイベントを増やしていく方向のようなので、来年以降また同じようなイベントがあるかも。

盆踊りする高橋朋己・ライナ

●佐藤隼輔のコスプレあれこれ

一方極寒の中で行われた11月23日のTHANKS FESTA。
長谷川・滝澤ら若手選手が様々なコスプレを見せていましたが、ファンを一段とザワつかせたのが佐藤隼輔。
整った顔立ちで女性ファンからの人気も高い彼が綾波レイのコスプレを披露。
きちんと足を閉じて静かに座っている姿や、仲良しの同期・隅田知一郎とワチャワチャしながら似顔絵を書いてもらっているところも含めて何か色々ヤバかった。

それから数日後、佐藤が所沢警察署の一日署長を務めるイベントが。
またもTwitterのTLがザワつき、平日の所沢に女性ファンが駆け付けた訳ですが、まさかのユニフォーム姿。
「コロナ対策で制服が借りられなかった」らしく、嘆きの声がTLに溢れました。


●トノゲン残留!

厳密に言うと「野球のこと」ですが、今年はこれに触れない訳にいかないでしょう。
国内FAを取得した外崎修汰が4年契約で残留。来年国内FA取得予定の源田壮亮が5年契約を結び、ともに「生涯ライオンズ」を誓いました。
今年も悲しい別れがあったり、他の選手に複数年契約を断られたりしましたが、もうこの2人が残ってくれるならそれでいい。
来年40歳を迎えるライオンズの骨と牙、栗山巧と中村剛也のように同級生でチームを引っ張っていってほしい。

その骨牙コンビについても
外崎「格好いいなという部分もあり、すごいなという尊敬もあり、一緒にプレーして身に染みて感じていたので、将来は僕もああいう風になりたいという憧れだった」
源田「ファンの方たちにとって栗山さんと中村さんというのは特別なおふたりだと思う。ずっと応援できる選手というのは特別なのかなと思うので。トノと一緒にそんな感じになれたらいいなと思います」
と揃ってコメント。

ライオンズファンとっては言葉で言い表せないほど嬉しい言葉です。
来年は源田キャプテン、外崎副キャプテンのコンビでチームを優勝に導いてほしいものです。

外崎残留に沸く所沢市民

●レオ・ライナ今年もかわいい

最高でした。優勝です。
終盤戦ではディスタンスを保ちながらグリーティングも再開。THANKS FESTAでの40分に及ぶステージもとてもよかったです。
あとはコロナ前のようにマスコット交流が出来るといいんですが。

5月5日ライナ誕生日ステージにて
ライオンズ夏祭りにて
THANKS FESTAにて


他にも平良海馬がYotuberになったり、高橋光成の髪型がすごいことになったり、近藤健介が入団を決意(?)したり色々ありましたがこのへんで。

野球そのもののまとめや、辻さん6年間の振り返りも書きたかったのですが、あっという間に大晦日になってしまいました…。
来年も気が向いたら好き勝手に書く予定ですので、よろしくお願いします!

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