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ベルーナドームグルメガイド2022 #獅子まんま

毎年恒例、ベルーナドームのグルメ紹介のお時間です。
数多くのグルメが人気を博し、「野球も見れる食堂」「株式会社西武ライオンズは飲食の会社」「日本一の屋根付き野外レストラン」などと言われていますが、今年も魅力的な新メニューが登場しています。

ただ最近は新しいグルメが次から次へと出てくる上に、コロナ対策の人数制限がなくなり満員の球場が戻ってきたため、なかなか全てのグルメを味わえていません…。現時点で実際に味わえたグルメからいくつかを紹介していきます。

2020年

2021年

●2022年新メニュー

■大鶏飯

2021年に一塁側内野エリアにオープンした「大鶏串の中島」の新メニュー。
よく味付けされて酒に合う「大鶏串」や「うずらにんにく醬油漬け」が昨年も人気を博しましたが、今年は丼になって「大鶏飯」が登場しました。
ご飯は「谷中ご飯」と「特製バターライス」の2種から選ぶことができ、大鶏串と比較すると幾分マイルドな印象。
甘めの玉子、メカブが優しい味わいで、増田達至・森友哉バッテリー並みの抜群のコンビネーションです。
また紅生姜も添えられており、赤・黄・緑と色鮮やかなのも心躍ります。そしてやはり酒に合う。

「大鶏串の中島」には今後も酒が進むメニューに期待しましょう。
お店の隣にアルコールのラインナップが豊富な「提灯酒場 球兵衛」があるのもズルい…。


■スパイスカリー

ベルーナドームのグルメといえば10年以上前は「オムズ」などドーム広場のキッチンカーがメインでした。
それがここ数年で全席指定化、球場改修、コロナ禍を経て球場内がメインとなってきました。
そんな流れに突如として立ち向かうのが「レッドエレファントカフェ」のキッチンカーです。まるで滝澤夏央のような新星と言っていいでしょう。

「カフェ」と名が付いていますが、メニューは本格的なスパイスカリーのみ。
チキン、豆、キーマの3種があり、Twitterを見ると3種類が一気に楽しめる「スパイスカリー3種盛り」が人気のようです。
本格的なスパイスとインディカ米が使われていて、「街のインド料理屋と遜色ないのでは?」という味わい。
ベルーナドーム特有の暑い日にはダラダラと汗を流しながら食べることになりますが、そんなことが気にならないくらい美味い。
値段も3種盛りでも1000円と球場価格としては破格です。

キッチンカーなので毎試合出店しているわけではないので、出店日はお店のSNSをチェック。
東大和市駅近くにお店があるようなので、今度行ってみようかな…。

■ねこげんピザ

L's CRAFTがオープンした時は球場で本格的なピザが食べられるだけでも驚きだったのに、2020年にライトスタンド後方に「CRAFT BEERS OF TRAIN PARK」がオープン。
まさかピザだけで2店舗目が出来るとは…と世界中のライオンズファンが驚いたと言っても過言ではないかもしれません。
そんなCRAFT BEERSにピザの新メニューが登場。仲良しの2人がプロデュースした「源田壮亮&金子侑司のねこげんピザ(マルゲリータ)」です。
源田サイドには照り焼きチキン、金子サイドには油揚げがトッピングされてとても美味しいのですが、問題はそのサイズ。
レギュラー1800円、ハーフ900円という価格設定ゆえ、思わずレギュラーを頼んでしまったのですが、これがまあデカい。
「本当に1人前?」と言いたくなる長方形のピザに具が盛りだくさん。
厚さがあるわけではないのですが、女性ファンに人気の2人がプロデュースしたと思えないボリューム。
「山川穂高&森友哉のチートデーピザ」として提供されたとしても文句は出なそうなサイズです。
「野球選手としては細身の源田・金子がこんなにピザ食べる?」という疑問を抱いてしまいました。

しかしハーフだと源田サイドか金子サイドのどちらかを選ばなければならないのが悩ましいところ。
また少なくとも私が6月に買った際には店員さんに言わないとフォークをくれなかったのと、机がないと食べるのが結構大変なのも注意点です。
でもとにかく美味い。


■山川穂高のチキンケバブ丼

選手プロデュースグルメからもう1品。
三塁側内野エリアの「エスニックダイニングムエタイ」で販売されているメニューです。
モモとムネの2種類の鶏肉が使用されており、酸味あるソースとたくさんのレタスも特徴です。
ケバブはもちろんトルコ料理ではありますが、赤・白・緑と色鮮やかで、山川穂高の故郷・沖縄の華やかさもイメージさせてくれます。
肉料理ではありますが、ボリュームがそこまで多いわけではないので、他のメニューと組み合わせて楽しむのがオススメです。
試食した山川も「いつも食べている新宿のお店より美味い」と絶賛です。


■パワープレート

厳密に言うと新メニューではないのですが…。
2014年途中に入団しチームの低迷期を支えたエルネスト・メヒア。
プロデュースグルメとして「メヒアのパワープレート」が「宮木牧場」で長年販売されていましたが、昨季途中でメヒアが惜しまれつつ退団。メニューの行方も注目されていましたが、結果的に名前を変えながらも販売継続となりました。
価格は1150円へとアップしていますが、昨今の物価高騰を考えるとそれも止む無し。
メヒア本人はもちろん、メニュー自体の人気が高かったので販売継続にはファンも大いに沸きました。
今後もメヒアが放ってきたホームランを思い出しながら味わおうと思います。

●定番メニュー

■L's CRAFTのピザ

2018年撮影

ここからはお馴染みのメニューの紹介です。
三塁側内野エリアに「L's CRAFT」がオープンしたのが2016年だったでしょうか?
窯が搭載されたキッチンカーが球場に乗り入れてきて、焼きたてのピザを提供してくれる。
もう慣れてしまいましたが、球場グルメ界にとって革命的な出来事でした。
スタジアム内外がシームレスに繋がっているベルーナドームならではとも言えるでしょう。自然共生型ドーム最高。

焼きたてでアツアツなのはもちろん、生地はモチモチ。味のバリエーションも粒ぞろいです。
1食目に食べるならトマトやペパロニがおススメですが、デザートならチョコバナナやスモアといった甘いメニューもあります。


■味噌ポテト

2021年撮影

昨年登場した三塁側内野エリア「埼玉食道」の定番メニューです。
西武沿線である秩父の名物グルメで、カリッと揚げられたポテトに甘じょっぱいタレがかかった一品。
手軽に食べられてしまうので、1日で何本も食べたくなってしまいます。

余談ですが秩父市のゆるキャラ「ポテくまくん」は味噌ポテトをモチーフとしていることは昨年のnoteでも書いたのですが、それ以来どうにも気になってしまって今年会いに行ってきました。とてもかわいかったです。


■グリーンフォレストのステーキ

2021年撮影
2020年撮影

2020年にレフトスタンド後方にオープンした「グリーンフォレスト」の看板メニューです。
注文を受けてから目の前で肉をカットして焼いてくれるという球場とは思えないスタイル。
お肉は牛と豚の2種類がありますが、もちろんどちらもクオリティが高い。
一度食べれば柔らかいお肉の虜になること間違いないし。

ちなみにグリーンフォレストは入口に近いカウンターで「デリプレート」「ステーキ」が頼めるものの、それぞれ別の列にならばないといけないため、システムは若干の初見殺し感があります。
初めて行く方は何の列か確認した上で並ぶことをオススメします。

●デリバリーについて

入場制限がなくなって人が増えたベルーナドーム。
どこの飲食店も長蛇の列が出来ており、買うのに一苦労という状況も多くなっています。
そんな時に有難いのがデリバリーサービス。
座席に備え付けのQRコードから専用サイトへアクセスして、注文と決済を行う流れになっています。
手数料が掛かったり、利用できる席種・メニューは限られていますが、特に混雑した日には重宝するサービスです。
難点といえばデリバリーしてくれるスタッフの方が席を見付けられず迷っていることと、たまに箸やフォークの入れ忘れがあることでしょうか。
また注文できるのは5回までのため、早めの利用がオススメです。

今年も色々なグルメを紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。
冒頭でも触れましたが、食べたいグルメが多過ぎて全然食べ切れていません。
これ以外にも「栗山巧の埼玉野菜の中華丼」「中村剛也の豚天丼」「森友哉の牛ホルモンビビンバ」「コブサラダ」など気になるものがたくさんありますが、食べ切るのを待っていたらシーズンが終わってしまいそうなので、現時点で一度まとめてみました。
Twitterで #獅子まんま タグを検索すれば色んな情報がゲットできるかと思います。
そして今年こそは9月までではなく、ポストシーズンでも #獅子まんま を楽しめることを願っています…!

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