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読みたくなるタイトルと、裏切り

今回参考にしたのは、「のしごと」というサイトです。
読み手の心を引きつけるタイトル、そして中を読んでからの裏切りや感動があるなと思ったので、参考にしながら「タイトル」について考えていきたいと思います。


内容がひと目でわかるタイトル

よく分かる記事は「ゼロからのお酢作り」という記事です。

このタイトルは短くてとても分かりやすいです。
そして想像もしやすいです。
まずこのタイトルから想像できることは、お酢を地元の水や原料を使って作っている。もしくは、何も無いような所に建物や人、全てをゼロから作り出した。といったところでしょうか。

予想通り、ゼロからお酢を作り出していることが読み進めていくとわかります。
学校の体育館がお酢工場になったり、物流問題を解決するところから始まったりと、、。

タイトルから想像出来る中身は安心感がありますね。
ただ、この記事の凄いところはタイトルの詳細だけが書かれているわけではないということです。
最初のトピックではどんな場所に醸造所があるか、廃校になった学校の説明など、上から読んで時系列がまとまっていて、ストーリーとして読めます。

本当に読んでて楽しいし、行ってみたい/食べてみたい となりますね。

パッと見では何が書かれているか分からないタイトル

参考にしたのは「残したい風景がある」という記事です。

このタイトルandサムネイルを見た時、写真家?芸術家?誰の何の話?と思いました。
しかし、内容は何なのか?と疑問を抱きながら、 "読んでみたい!"と思ってしまったのです。

あまりにもトンチンカンなタイトルだと、読む気にもなりませんが、
「残したい風景がある」って、、すっごい想いが詰まってそうじゃないですか!?
この記事には書き手の想いも詰まってるし、インタビューされた人・物の想いも大きいのでは?と思いました。

内容は、石川県輪島市の小さい島にある古民家ホテル・レストランの話でした。どこか懐かしさを覚えるホテルは、残したい町の風景を伝えたいという願いがあったり、地元の人に愛されるような工夫や努力があることがわかります。

タイトルからは想像出来ないほど大きく、長い物語がある。
なんて感動的なのでしょうか。
タイトルを簡潔にしているところも、インタビューした方に実際話を聞いたからこそ感じた町の風景に対する想いがあったのかなと勝手に予想しました。
中身もタイトルも素晴らしいです!

裏切りのタイトル

裏切りのタイトルが分かるのは「主役は自分じゃない」という記事からです。

MANATEAさんという喫茶店を運営されてる森さんという方にインタビューしたこちらの記事。
このタイトルを見た時、まず思うのが『主役は森さんではかない他の誰か、又は何か』ということですよね?

しかしこちらの記事を読み進めていくと、最後のトピックに「主役はケーキじゃない」と出てきます。
地域で生産された食材を使って作ることがこだわりだそうです。
つまり、ケーキ自体が主役ではなく、ケーキに使われている材料が主役であるということが書かれています。

森さんではなく他に経営を支えている人がいるのか?誰かに大きく影響されているのか?など、"人"にフォーカスされているのかと思っていました…
それがまさか『地元の食材』だったとは…完全に裏切られましたね💦
裏切り は、悪い意味ではなく、とってもとってもいい意味なのです!
読み手に沢山妄想させておいて、予想を超えた結末がある。こういう風に思わせる記事を書いてみたいものです👀

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