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これからの流通の形

こんにちは!
練馬電機商会の村上です。

本日は、仕入れについて色々調べていたら、
「そう言えば、流通って随分と変わったよなぁ」と思い
記事を書いてみることにしました。

実を言うと私は、小売・中間流通・メーカー
全てを経験しております。

この中で昭和と平成を経て、特に変わったのが
「中間流通のあり方」だと思っています。

かつては、中間流通は作り手、つまりメーカーから
商品(モノ)を仕入れて、それを販売店に卸売をすれば
ビジネスが成り立っていました。

メーカーが直接小売店と売買したり、
一方で小売店がメーカー1件1件対応する、
この両者は双方手間がかかるわけで、
そこで間に立って、流通と売買をワンストップで担う
商社(問屋)さんとしての存在は大きかったわけです。

昔はモノを流すなんて言い方をしておりましたが
まさしく、メーカーから小売店へ
間に立って、右から左で利益を取れていました。

広告・マーケティングを行うのは
メーカーか販売店です。
中間流通は価格の優位性があれば、勝てました。
(その分薄利という辛さがありますが。。。)

ところが、です。
この形態が一変するのが、インターネットの誕生によって
メーカーがネット上に販売店を持つことにより
直接小売を行う、いわゆるD2Cの形態が主流になりました。

そうなってくると、中間流通のあり方が変わってきます。
商品を流すだけの仕事ではなく、
メーカーや販売店同様、マーケティングや企画ができないと
商品を仕入れることすらできないという状況が生まれています。

逆に言えば、メーカーが思いもよらない
企画提案ができれば、一歩先を行く商社として
大きな差別化を図ることができるでしょう。

また、ネットがありますから、直接の小売店にも
なり得るわけです。

最終的に何を言いたいかと言うと、
どこが必要・不必要という事ではなく、
それぞれの立場でモノや、そして体験等のコトを
売る時代がとっくに来ている、という事です。

そういうわけで、インターネットがもたらした
新しい流通の形を書いてみました。


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