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◆詩◆星と雪の午後

こんな雪の日には
星を煮込むに限る
暖炉はあたたかく
犬はまるくなり
星はほろほろと煮崩れる
今朝はなにかに疲弊し
病んでいたような気がしたが
透き通る星の香に
魂が洗われていくようだった
さて夕食の準備はできた
窓に寄れば音のない白と銀の世界
君はどこかで遭難ごっこでも
しているだろうか
大きなかたいパンを両手に
雪まみれで星を食べにくるかもしれない
夜まで少し眠ろう
静かな、静かな、午後

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