つい読むだけの読書になっていませんか?速読は効果がない理由と読書法を解説【読書の本質を知る】
「速読術の効果を知りたい」
「本を読むのは嫌いじゃないし、毎日読んでいるけど、なんか身についている感じがしない。効果的な読書の仕方ないかな」
思考が変われば、人生は変わります。読書で人生を変えたいあなた向けに書いていきます
5分ほどで読み終わるかと。
■目次
1.速読の効果
2.効果的な読書法
3.まとめ
「早く知りたい」「早く成長したい」こういう気持ちから、つい読むだけの読書になっていませんか?
定着させる前に何個も本を買って満足していませんか?
それでは、大量の文章に目を通しただけで、使える知識にはできません。
効率の良い読書法をしり、活用することが、成長につながります。
まず速読は、読書をした結果です。
速読をすると、運動神経がよくなったり、頭の回転が速くなるという学術的な内容もあるようですが、そもそもあなたは、上記のような事を求めて読書をしていますか?
恐らく違います。
なぜなら、読書には知識がつまっているからです。
書店に行き、自分が求めている情報と出会いお金を出して、本を買う。つまり知識を買っているのです。
結論から言うと、速さばかり求めて読書をするのは時間の無駄です。
では何が一番効果的なのか、毎月20~30冊ほど読破している私が解説していこうと思います。
冒頭に速読は読書をした結果と書きましたが、どういうことかというと
効果的な読書を繰り返していれば、学習速度も頭の回転も速くなります
その結果が、速読です。
なので、今あなたがするべきことは、効果的な読書の仕方、なぜそれが効果的なのかを知ることです。
それでは、解説していきます
1.速読の効果
1-1.速読とは
速読とは、文章を早く読むための技術です。
本やネット記事、新聞など文章読むための速さです。
1-2.速読の効果
・運動神経がよくなる
・動体視力がよくなる
・頭の回転が速くなる
・危険回避能力が高まる
一般的に、速読の効果は脳機能の向上を促し、認知症などの機能の低下を防ぐと言われています。
1-3.なぜ効果的ではないのか
知識を求めるうえで、速読は効果的ではない
内容の理解度が、低くなるから
人間は意識をしていることを第一優先にします。
早く読むことを最初から意識している事で、「使える知識に変える事」という本質的な意識を見失ってしまうからです。
本を読む理由は何ですか?
その本から何か気づきや学びを得て、実用する事です
実用するためには頭に定着させなければなりません。
なので、効率よく定着させることが、効率よく読書をする方法となるわけです。
2.効果的な読書法
2-1.1週目は理解しなくていい
1週目は理解しようとするのではなく、全体像をつかむ意識
一度にインプットできる量に限界があるから
人間の脳は忘れるようにできています
人間はインプットしたことの約97%を忘れると言われていますが、一週間後には約30%ほどの情報量しか残っていません。
よって、一度にすべて覚えようとしてしまうのは効率が悪いです
2-2・本の内容を要約する
セクションごとに要約べき
頭に定着しやすいからです。
脳は想起の回数が増えると、記憶に定着しやすいです。
想起とは「あれなんだっけな」と考えて、「そうだ!〇〇だ!!」と思い出す作業の事です。
英単語で例えると分かりやすいです。1ページ目覚えて3ページ目終わった後に、1ページ目の単語を復習するとうる覚え状態になっているので、「なんだっけな」と思い出す作業をします。
そこで分からなくてもいいんです、「あーこれこれ!!」と答えを想起させてあげる事で脳に残り英単語を少しずつ覚えていきます。
本の場合ページをめくったら、要約するといいです。そのくらいの情報量なら説明できるからです。そして要約の目安は1分ほどですね。理由は、長すぎると飽きてしまうからです。
要は答えを頭に印象づけるために要約をこまめにいれると定着します
2-3.重要点だけメモ
新たな発見や使える知識は必ずメモをする事
全体像をつかめるから
本に書いてある内容は基本的にすべてが大事な要素ではないです。
なので、自分が使える知識こそ、一番大事な内容なのでメモをして想起を繰り返す作業に使います
3.まとめ
速読は、効率のいい読書のもとに成り立ちます。
なので、文章を読む速さではなく、知識を定着させる速さが大事ですね。
多くの人が、読書をすれば思考が変わるとか、国語力が上がると思いがちですが、実はそんなことはなく、使える知識として実用していくことが、自己を極めることにつながります。
なぜなら
知識量が増える=行動の選択肢が増える
からです。
まとめると
1週目は理解しなくてもいい
本の内容を要約する
重要点だけメモ
以上の3つです。
行動の選択肢を増やして人生を変えていきましょう
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