脱モンスターボール級のためのパーティー構築:対面構築編

こんにちは。ねりあです。

今日は、先日投稿した「脱モンスターボール級のためのパーティー構築:基本編」の続きとして、対面構築について話したいと思います。

私が得意な構築は積み展開構築なんですが、諸事情により対面構築から説明していきます。
そしてその諸事情により、私の今のパーティーも対面構築になっています。

また、対面構築が初心者が一番戦いやすい構築だと思うので、この記事を読んで、ぜひ一考してみてください!

1. 対面構築って何?

対面構築とは、汎用的に強いポケモンでパーティーを作り、その対面に合わせて技を打ち分けて戦う構築になります。
したがって、あまり交代はしません。

強みとしては一方的なの押しつけがしやすいことや試合のリカバリーが効きやすいことにあります。

また、対面構築では「行動保証」と「技範囲」の2つがキーワードとなっています。

「行動保証」とは、そのポケモンが試合の状況に対して行動することができる保証のことを指します。
対面構築では、様々な状況に対して汎用的に行動保証を持てるポケモンをパーティーに入れることになります。

「技範囲」とは、そのままの意味で、そのポケモンが持っている技のタイプや特殊物理の範囲のことを指します。
対面構築では、技範囲を広く持っているポケモンをパーティーに入れることになります。

2. 対面構築向きのポケモンって?

先ほども説明した通り、行動保証があり、技範囲が広いポケモンが対面構築向きだと言えます。
以下対面構築向きのポケモンを挙げていきます。

ミミッキュ
対面最強ですね。特性のばけのかわによって、最初の1回は確実な行動保証があり、先制技のかげうちも行動保証の面で優秀です。
技範囲に関しては、フェアリータイプという無効タイプのない技をタイプ一致で打つことができます。
また、フェアリータイプを半減する鋼、毒、炎タイプには、タイプ一致のゴーストタイプが等倍で入ります。

ギルガルド
こちらも特性のバトルスイッチによってシールドフォルムだと防御特防種族値が共に140という高い耐久力によって行動保証があります。さらに、ミミッキュ同様かげうちを覚えます。
また、技のせいなるつるぎを覚えるので、ゴーストタイプが無効や半減するノーマル、悪タイプに抜群で攻撃することができます。
技範囲も確保できています。

ドラパルト
技範囲はタイプ一致技以外にも様々な技を覚え、先制技も覚えるので、かなり広いです。
素早さ種族値142という速さから行動保証を確保します。
文句なしの強さです。

オーロンゲ
耐久種族値が低く、素早さも高くないため、一見すると行動保証がないように見えますが、特性のいたずらごころによって、変化技を先制で打つことができるという行動保証があります。
技範囲はでんじはいばるビルドアップと優秀な変化技を使うことができ、フェアリーと悪は共に無効タイプが存在しないため、広いと言えるでしょう。

ギャラドス
弱点が少なく、特性のいかくによって、物理攻撃主体の相手には行動保証が持てます。
また、りゅうのまいやダイマックス後の飛行技のダイジェットとびはねる)によって、素早さをあげることで、行動保証を確保することができます。
技範囲に関しても、水、飛行、悪で全てのポケモンに等倍以上で攻撃することができます。

私がパッと思いつくところでは、こんな感じだと思います。
他にもドリュウズネギガナイトは対面で強いポケモンだとは思っています。

3. でもやっぱり好きなポケモンで戦いたい

上記のポケモンが強いことは分かりましたが、やっぱり好きなポケモンで戦いたいですよね?

絶望的に対面構築に向いてないポケモンというのはいますが、そうじゃない限りは持ち物によってどうにかなる場合が多いです。

この節では対面構築向きの持ち物を見てみましょう。

きあいのタスキ
ミミッキュのばけのかわと同じ理論で、耐久が低いポケモンでも1度は行動保証を確保できます。
パルシェン等に持たせて積み技のからをやぶるから全抜きを狙うことも可能です。

こだわりスカーフ
素早さを1.5倍にすることで、意表も突きつつ行動保証を持たせることができます。
こだわり系のアイテムは技範囲の面でマイナスになってしまうので、注意が必要です。
ダイマックスの仕様から、ダイマックスすることでこだわり系のアイテムを無効化することができるようになったので、そこまで考慮してもいいかと思います。

半減実
リンクはソクノのみになっていますが、弱点タイプを半減させるきのみ全般を指しています。
4倍弱点があると行動保証を持たせづらいのですが、半減実を持たせることで行動保証を持たせることが出来ます。

とつげきチョッキ
耐久面を補強して行動保証を持たせることができます。

いのちのたま
技範囲が狭くても行動保証があるのであれば、火力を上げることで補うことができます。

このように、持ち物を組み合わせることで、対面性能を上げることが可能です。
しかし、見てもらうとわかる通り、行動保証はアイテムで確保する方法があるのですが、技範囲については確保のしようがありません。
したがって、技範囲が狭いポケモンはやはり対面構築には向いていません。
そういったポケモンは逆にサイクル構築に向いていたりするため、そちらでの利用を考えてみるのがいいかと思います。

4. まとめ

今回は対面構築について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

対面構築では、「行動保証」と「技範囲」が大切なので、その2つを意識して組むといいと思います。
上記では代表的な物を上げましたが、対面構築で組めるポケモンはもっとたくさんいると思います。
皆さんもぜひ探してみてください!

それでは、次回はサイクル構築についてお話ししたいと思います。
さようなら〜。

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