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ディスカッションの前提にあるもの

ディスカッションが好きな方だ。
もちろん、勝ち負けとかではない。
そういうことには、あまり関心がない。
ただ、その内容によって将来や周りの人に影響するなら本腰を入れる。

どうでも良いっちゃ良いんだけどさ…
こういうディスカッションには例えば、
夏か冬か。
海か山か。
などなど。

高校生の頃、ALTのいる英語の授業でディスカッションをしたことがある。
(当時のALTはイギリス人がメインで、途中からアメリカ人の先生もいた)
自分の意見はともかく、夏派と冬派の2つに机を分けられる。
本当は思ってもないけどな、と内心考えつつ議論を展開していく。

これが、当時の私には多分初めてのディスカッションで、
めちゃくちゃ楽しかった記憶がある。

この記事を書きながら急に思い出したが、個人的にこの授業が結構好きだった。
というのも、言語だけでなく調理実習をこの授業でも行なったことがあるから(調理実習の英語版的な)

メインのイギリス人の先生の提案だったのか、材料を入手しやすかったからなのか?
その授業内で、スコーン作りをした。
クロテッドクリーム(これは先生がイギリスから取り入れた既製品)と
ジャムを乗せて食べる。
そして、紅茶。

そのイギリス人の先生は、スコーンの1番美味しい食べ方はこうだ、と教えてくれた。
スコーンにジャムを乗せてから、クロテッドクリームを乗せる。
紅茶は?ときかれて、ミルクはいらないって言った私。
あの時、欲しいと言ったらどちらを先にするのか先生は嬉々として時間の許す限り語ったのだろう。
当時、先生の色んな話を聞くのが面白くて好きだった。
高3頃は面接の練習も手伝ってくれたし、その後の雑談が好きだった。
とにかく、先生の話を聞くのが好きだった。

そうそう、思い出した。
この先生、授業中に「イギリスこそ最も住みやすい国。」と言ったので
一部の生徒から反感を買っていた。
それは、ここが日本だから。

どこにいようが「自分の好き」を迷いなく言った先生を当時も今も
私は心から好きだなって思うし、尊敬する。
ディスカッションも競うわけではないし、ただ楽しかった。
(そもそも、ディスカッション相手にもされてなかっただろう)


では、日本ではどうだろうか。

ねこまんまってあるじゃないですか。
言い方をマシしてみるなら、スープご飯…?そのままですね。
(そもそも、ネコがあの類のご飯を実際に食べたのか?)

汁に米を入れるのか、米を汁に入れるのか。
私の意見はこうだ。
茶碗に汁が入りきらないんだから、汁の方に米を入れるでしょ。

そうは言ったものの、茶碗ってどんな形だったっけな?
それから、実はずっと気になっていた。

引っ越しを機に、家の食器棚を開けてみる。
やっぱり、こりゃ無理では??そう思って茶碗を見ていた。

茶碗って、容量そんなにないよね?

びっくりしたけど、私がそのおもちゃみたいな茶碗を使っていたのは
だいぶ前だった。
きっと小学生の頃、しかも時々。
イメージとしては、カクテルグラスのような形である(逆三角形)

(参照)

https://news.mynavi.jp/article/20211116-wadai/

つまり、ほとんど茶碗を使っていなかった。
そういえば、お米を食べる習慣が我が家にはあまりなかった。

ご飯を食べるなら、これだよねって思っていた食器を持って、
「これは?!」って聞いてみた返答。

「それ、茶碗じゃないよ。」

え?

え?!

えええええええええ(OvO)

いわゆる食生活。
食器も食事も、人と共同生活してみてから初めて「あれ、なんか色々違う。」って思うことは時々あった。
そうか、そうだよねー。
ディスカッションの前提にあるものを確かめてからじゃないと。

ちなみに、どうでも良いけど麺が大好き。
パスタ、沖縄そば…
だけど、そうめんはあまり好きじゃない。
そして、冷やし中華もあまり…
美味しいのを食べたら変わるのかも。

共同生活で作ってもらった麺料理、美味しいものばかりだった。
音でしか聞いていないから、どういう字を書くのか分からない。
うどんのようだけど、うどんの麺より細いもの。
そして、毎回違う汁が美味しかった。
麺類や、西の方の料理で私でさえ知っているものは大体、
「これのこと、なんて呼ぶ?」ときかれた。

ディスカッション内容は、たくさんある。
ただ、それを知っていることが前提となる。
頭の中に別のものがあったのでは、ディスカッションが成立しない。

ディスカッションをしたくなるくらい、
こだわりを持つような美味しいものを食べたい。


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