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個人開発とフロー状態と成長

最近、フリーランス生活にも慣れてきたので、また個人開発を再開した田畑です。

最近、個人開発 x 技術的成長という切り口で考え事をしていたのですが、「個人開発はフロー状態に入りやすく、結果として技術的成長しやすい🤩」ということが言えそうだったので、まとめてみました。

フロー状態って?

フロー状態は、アメリカの心理学者ミハイ・チクセントミハイが遊びの性質を持つ活動を分析した際に提唱した概念で、

フロー

音楽の演奏チェスロッククライミング(+研究では言及されていませんが、テレビゲームも同じような性質を持つ)のように

しなければならないことが明確で目標が具体的であり
自分がとったアクションに対するフィードバックが即座にあり
自分のスキルでギリギリ達成できそうなことをしている

時に到達できる、
完全に集中し
時間の感覚を失い
完全にその活動に没入できている

感覚のことです。
(スポーツでゾーンと呼ばれる状態も、フロー状態と言われています)

スキルレベル / 挑戦レベルとフロー状態

ミハイ・チクセントミハイは、スキルレベルと挑戦の難しさ、そしてその際の精神状態の関係性を以下のような図でまとめました。

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自分のスキルで達成できることよりはるかに難しいことに挑戦していると人は心配や不安を抱きますし、

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逆に自分のスキルで達成できることより簡単なことでは、コントロールしている感覚やリラックスを感じるかもしれませんが、退屈してしまうかもしれません。

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結局、自分のスキルレベルと挑戦の難易度が高いレベルで釣り合っている場合にのみ、フロー状態に至ることができるのです。

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個人開発とフロー状態

それでは、話を個人開発に戻しましょう。

以前、こちらの記事👇で解説しましたが、個人開発では技術選定から開発期間、作る対象にいたるまで、全て自由です。

なので、業務での開発がレベルが高すぎる・スピードが早すぎるという理由で不安 / 心配状態にいる人はスピードを落としたり、自分のレベルに合った技術選定をすることで、フロー状態へと至りやすくなりますし、

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逆に、チームのレベルや開発の安定性を優先して、自分のスキルより低いレベルの挑戦しかしていない人は、自分のスキルに合ったレベルの挑戦をすることでフロー状態へ至りやすくなるのではないでしょうか。

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そして、フロー状態に入ると、時間を忘れて没頭できるため、結果としてコードに触れる時間や考える時間が増え、結果として技術的成長を果たしやすい、ということが言えるのではないかと考えます。

まとめ

今回は、個人開発のメリットを心理学のフローの観点から説明してみました。

フロー状態について、👇の本を参考に書きましたので、興味がある方は読んでみてください。

また、弊アプリquick zip plusも絶賛リファクタリング中 / 新デザイン作成中なので、よろしければ試してみてください🙇



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