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(第7回)「プログラミングやりたくない!」〜下から目線のコーディング武者修行〜
真っ黒画面のTerminalを使うと、コンピュータを「自分が直接動かしている」実感が!
でもその一方で、
「なんなのこれ?」という略語や記号がオンパレードなのは、真っ黒画面の操作でも変わらない…
例えば、どんなプログラミング学習でも、最初は「Hello World」という2単語を表示するという「お約束」が。
Mardan師匠のNode.js講座でも、最初のレッスンはこの「Hello World」を表示する内容。
そのための準備として、真っ黒画面で最初に打ち込むのが次の2行。
mkdir hello
cd hello
helloは「ハロー」でいいとして、mkdirは「エムケーディール」なのか「マクディル」なのか。
プログラミングの参考書を読むと、mkdirで「やること」は書いてあっても、mkdirが「何の略か」を教えてくれるものはまずないのです!
これは数学にも言えることですが、
数学がもともとトクイな人は、「記号」から「処理」に直結して考えられる
特性がある様子。
一方で数学ニガテだけど語学に抵抗ない人は
「記号」を「記号」のままでは扱えないので、一度「音声」として処理する必要がある
そういう傾向がある。と思う( ´ ▽ ` )ノ
なので、数学ニガテだけど語学に抵抗ない人には、
mkdirで「やること」ではなく、mkdirの「よみかた」を教えよう
という流れに。
以上を踏まえて、「なんて読むのか」に注意しながらMardan先生の動画講義を聴いてると、「mkdir」は「make a directory」の意味らしい。
M(a)K(e a )DIR(ectory)
=> mkdir
これで語学人(*自称)の自分としては、やっとmkdirの処理内容が飲み込めるという。
なんでこんなに「よみかた」にこだわるかと言うと、きちんと「よみかた」が分かれば、
mkdir hello
という記号の羅列でしかなかったものが
Make a directory “hello”
と、「文章として理解できる」ようになるという。もっというと、「文章なので、声に出して読むことができる」ようになる。
どうも語学派の人は
「記号を音声的な情報に置き換えないと、その先の処理内容に進めないのでは」(仮説)
と、自分がプログラミングにはお馴染みの記号や略語とカクトーした経験から推測するのでした。
mkdirはMake (a) directory, cdはChange Directory
この読み方が分かればシメたもの
mkdir hello
cd hello
の2行も、打ち込むときの頭の中ではこんな自然言語が響くように
Make a directory named “hello”. Then change directory to “hello”.
自然言語的に言うと、changeよりmove toにしたいところですが、その辺までは脳内補正が効くので、グッとがまん。
語学人(*自称)的には「自然言語を記憶する」ことにはなんの抵抗もないので、これで
mkdir hello
cd hello
を「言葉として」記憶することができました。
もともとの記号より分量増えちゃってるけど、分量より「言葉として発音できる」ことの方がありがたい。
で、Node.jsのレッスンでは、次にこんな記号が
npm init -y
これもさつきの要領で、Mardan先生の話を聞きながら頭の中ではこんな風に変換します。
npm (Node Package Manager) initialize with flag y (yes)
なんだかロボットが喋ってるようではありますが、「エヌピーエム イニット ダッシュワイ」よりはよほど人間の言葉に近い(^∇^)
特に「-y」を「flag y」と読むのは、Mardan先生の動画講義を聴いてなかったら絶対わからなかっただろうなーと。
で、こうした手続きを踏んできて思いました。
プログラミング学習は英語の方がわかりやすい
のはもちろん、これをもう一歩すすめて、
プログラミングを学習するときは、英語で考えた方が良くね?
と。
語学に抵抗ない人であれば、「外国語でものを考える(=日本語で考えない)」のはそんなに難しい手続きではないはず。
*というか、アタマをその言語に切り替えないと、外国語のリスニングはできないわけだし
プログラミングは「数学」が必須だから、数学ニガテな自分にはとてもムリ!とお嘆きのそこのあなた!(◯散湯のCM感覚)
ぜひ一度
英語オンリーで学習するのをオススメします! (ナニ島ヒロシ的に)
こっちも数学ニガテだったので、自分は自然科学に親しめないのか…とショボーンとしてましたが
英語の教材を使い、英語で考えるようにすると、こんなに理数系の学習がストレスフリーになるんだ!
ニンゲン、「数学ニガテ」か「語学ニガテ」に分かれると思うので、「語学はまあやってもいいけど、数学はナー」という人にこそオススメしたい、
プログラミング学習は英語だけでやろう!
と。
なんだか今回は全般的に◯散湯のラジオCM感覚になってしまいましたが(^∇^、一番言いたかったことが言えたので自分的には満足です(´∀`)
次回は「英語オンリー」の学習環境を整える過程で出てきた、「プログラミング用語の由来」を扱ってみようと思います。
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