(第5回)「プログラミングやりたくない!」〜下から目線のコーディング武者修行〜
ウェブの初歩と言われるJavaScriptをやるのに3ヶ月!
JavaScriptは写経もツラかったし、自分はプログラミングに向いてないのかな…
そんなショボーンを抱えてたある日、
「これだー!!」
とプログラミングにガッチリハマるきっかけが訪れるのだから、人生、何が起きるかわからない!
振り返ってみると、3つのキッカケがあった気がするので、まとめてみました( ´ ▽ ` )ノ
[ショボーン状態からプログラミングに夢中になった3つのキッカケ]
(1) 学習サイトedX(エデックス)の存在を知る
「プログラミングの学習はじめたよー」という話を周囲にしてたら、イギリスの仲間から
「”edX”ってサービスが色んな講座を無料で提供してるよ」
と教えられました。
なんでも、
「Microsoft社が初心者向けに色んな講座を用意してるから、修了証書が要らないなら無料で受けられる」
とのこと。
ちょうどJavaScriptにもフンづまってたところなので、「無料かー、それならまあ気分転換に」くらいの気持ちでedXにアクセス。
そこでの講義が、まさか自分のプログラミング熱に火をつけるとは…
(2) edXのNode.js(ノード・ジェイエス)コースで、Azat Mardan「師匠」に出会う
edXに一番感謝してることはコレ!
自分の「師匠」に出会えた!
こと。これは大きかった。
edX上で提供されている”Introduction to Node.js”を受けてみると、この講座を受け持っていたのがAzat Mardan(アザット・マーダン)先生。
(画像出典:https://github.com/azat-co)
終始にこやかな表情で、プログラミングの深〜い部分まで熟知してる、この東欧なまりの英語で話す先生の講義が、自分にビシーッ!
JavaScriptの基本の参考書は3ヶ月かかったのに、Mardan先生のNode.jsの授業は、「正味10日」で修了!
Node.jsも同じJavaScriptで作られてるのに、この違いはナンダ? そのことに気づいたのが次の大きなキッカケに。
(3) 自分は「バックエンド向き」の資質だと実感する
ウェブページ用のJavaScriptはあんなにタイヘンだったのに、同じJavaScriptを使うNode.jsはスラスラわかる!
これでハッキリしました、
「自分はバックエンド向きなんだ!」
と。
バックエンド、つまり「ウェブの世界の目に見えない部分をハンドリングする技術」、自分は完全にこっち向きの資質。
大雑把に言って、見た目や動きを扱うのが「フロントエンド」、上で言った裏側の環境を整えるのが「バックエンド」。
どちらもウェブの世界を支える大切なものですが、
どっちも同じくらい得意な人はまずいない
そうです。それこそ「英語と数学が全く同じくらいできる」人がほとんどいないのと同じ感覚。
自分が「JavaScriptツライわー」と言ってたのは、それが「フロントエンド」の部分だったからみたい。
Mardan先生に導かれて進めたNode.jsでは、「分からないことも含めてよく分かる」という感じ。
あれだけ夢中になってキーボードを叩いたのは生まれてはじめてだったので、
自分はプログラミングに向いてないわけじゃなかった! ツライと感じてたのは「向いてない方面」を無理してやってたからだ!
と納得。
「フロントエンド」に関する分野は必要最低限でいい、自分は「バックエンド」に集中しよう!と思い切ることができました。
それ以来、「真っ黒画面に命令文入力」が自分のデフォルトに。「真っ黒画面」の操作はこんなに楽しいんだ!と。
ただ「真っ黒画面」は「むずかしそう…」という印象も持たれやすい由。じゃあそれにハマったのはなんでだろう?というあたりを次回でフォローしてみます。
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