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(第19回)「プログラミングやりたくない!」〜下から目線のコーディング武者修行〜

〜「これから始める人」向けに、プログラミング学習すごろくを作ってみた〜

プログラミング学習は、「理数系バチバチ」の内容が多いから、むしろ「理数系ダメダメ」視点からの学習ノートを書いてみようーー

で、「ダメダメ」な方面からやると、やっぱり「ダメダメにはダメダメ専用の学習法が必要」と痛感。

[(*再掲)理数系ダメダメ向きのプログラミング学習法]

・まず「日本語」で学習するのをやめる
→「英語オンリー」の学習環境にするとストレスフリー

・とにかく「起動の速いPC」を用意する
→思ったときにサッと取り組めるようにする

・肩コリ対策として、PC画面を「目に優しい」環境にする

→ブルーライトカットの保護シートを貼る、Zinsメガネを利用するetc
→打ち込んだコードがクッキリハッキリ見えるVisual Studio Codeのようなエディターを使う

以上がその「概要」という感じ。これが揃ってれば、まずプログラミングの学習について相当リラックスして取り組める。と思う(思うだけかい(^_^;))。

ところがそっから先、実際に「どんな言語を」「どういう順番で」学習していくかは書いていませんでした。

自分でも学習法をアレコレ模索する期間が長かったので、この機会に「これから始める人」にはどういう順番で取り組んだらいいかをまとめてみようと。

[プログラミング学習すごろく]

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(ただのチャートにしても面白みがないので、すごろく風のイラストにしてみました^_^)

(1) 「入門の国」で、HTML, CSSを写経する

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→入門の最初としては、服部雄樹『HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本』(技術評論社、2017年)こそニガテ派にオススメしたい!

(2) HTML, CSSが完了したら、JavaScriptに触ってみる

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→好き/嫌いはともかくとして、現在のWebはJavaScript抜きには語れない形で進んでるので、何かしら触れておいた方が良いかと
→HTML、CSS、JavaScriptが「3つとも」取り上げられているものより、HTMLとCSSをセットで、JavaScriptはまた別口で取り組んだ方がニガテ組には都合良いような

(3) わかれみち!

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A: (1)〜(2)までが「楽しい!」と思えた人は、「フロントエンド国」へ

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B: (1)〜(2)までが「楽しくない!」と感じた人は、「バックエンド国」へ

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[A: フロントエンド国ルート]

(4) 「フレームワーク3兄弟」に出会う

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→Vue.js
→Angular.js
→React
のどれか1つの試練をクリアすると、次のステージへ
*フレームワークの種類は「3兄弟」どころではないのですが(イトコのTypeScriptはいるし)、キリがないので3兄弟にしました( ´ ▽ ` )ノ

(5) Adobe台地への旅立ち…

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→To be continued...
*フロントエンドは「デザイン」に深く関わる分野なので、Adobe系の使い勝手に馴染んでいくのが次の目標になるのではと

[B: バックエンド国ルート]

(4) Node.js, Python, Rubyのどれかに進む

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→JavaScriptがすんなり終わった人はNode.jsでも良いし
→完全に新しい気持ちでスタートするならPython
→Variableに「:」「!」「?」が付いても違和感ない人はRuby向き?
*バックエンドは「真っ黒画面」(Terminal)を使う機会がウンと増えるので、フロントエンドの作業が楽しめなかった人はバックエンド向きかも
*自分ではRubyは「Variableに色んな記号がついてくる…」のに馴染めず、結果Node.jsとPythonにガッチリ取り組んだ形
*どれにしていいか分からないときはPythonが良いんじゃないでしょうか

(5) AWS国への旅立ち…

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→To be continued...
*バックエンド方面では、データベースがどうした、DNSが、IPアドレスなどなどの方面にも関わるので、だとすると現在の主流のAWS(Amazon Web Service)に馴染んでおくのが良いのだろうなぁと
*もちろん、Google Cloud Platformでも良いのですが、とりあえずの主流で「やることの基本」がわかれば、あとはそれぞれのサービスに行ってもそんなに混乱しないんでは

(6) おまけ:モバイル用

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→正直、モバイル系は「まったく別のすごろく」として扱った方がいいかも、と思い、今回はKotlinさんとSwiftさんに登場だけしてもらいました
→React Nativeなども含めるとワケワカラン…が加速しそうなのでストップ
→実際、「モバイル編のすごろく」では、UX(User Experience)とセットで作った方がいいかも…と思うのでした

[まとめ:オススメの学習ツールは?]

・HTMLとCSS:服部雄樹『HTML&CSSとWebデザインが 1冊できちんと身につく本』(技術評論社、2017年)
→とにかく初心者にオススメ! ニガテ組には嬉しい「専門用語を英語のオリジナルで説明」「例え話で分かりやすい」

・JavaScript:狩野祐東 『確かな力が身につくJavaScript「超」入門』(SBクリエイティブ、第2版は2019年刊行)
→JavaScriptは移り変わりが激しいので、入門時はこだわりすぎず、やりやすいものをちょこっとかじるのがニガテ組のスタンスかと
→自分の知ってるだけでも、JavaScriptのfunctionは書き方が3つもあるし…(JavaScriptの参考書を書く人にとってはかなりキツイだろうと思います。こんなに頻繁に変わるのでは)

・edX(エデックス、多数の動画講義がオンラインで学べるサイト。「英語のみ」なのも嬉しい)
→「理数系ダメダメ」ならばなおのこと、「英語オンリー」で学習しちゃった方が良いと思います(力説)
*「理数系ダメダメ」なのは、「数学的思考についていけない」理由よりも、「数学記号を音読できない」ことが理解を阻害してる面あるんじゃないかと

・ピンポイント確認したいことがあるときは「O'Reilly本」で!
→アチラの技術評論社のようなO'Reilly(オライリー)、とにかく色んなテーマのものが一通り揃ってます
→これも日本語で読むとコンランに拍車がかかるだけなので、英語で読んだ方が良いと思います(英語の学習に抵抗ないのが、「理数系ニガテ」派の一番の強味かも)

今回はわりと直にお役立ち情報みたいなスタンスで書いてみましたヽ(´ー`)ノ 自分と同じ「理数系ダメダメ」派の人の参考になればイイナー。

#プログラミング
#学習法
#初心者

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