見出し画像

心の対話

こんにちは、ネプです☺︎






先日あるワークをやりました。







自分が人生の中で1番大切にしていることを見つめ直すもの。






過去に1番辛かったこと、幸せだったことから掘り下げて考えていくワークでした。






私は昔からずっと寂しさを抱えて生きてきたことを、走馬灯のように思い出しました。






幼少期は、
家族と顔を合わせる時間や会話も少なく、
あまり世話をしてもらえなかった為、
自分で作った栄養のないごはんを食べたり、
猫と遊んだりしていつもひとりで過ごしていました。








寝た頃に帰ってくる両親はいつも大声で喧嘩をしていたし、暴力もありました。







通っていた小中学校は田舎の小さな学校で、
同級生は2人いたけれど、
あまり馬が合わなかったので会話は業務連絡のみ。






その為大きくなるまでコミュニケーション能力が育たず、
高校や専門学校では沢山の言葉の精神的ないじめに遭いました。








元々歌が好きだったからよく家で歌っていたけど、音楽にハマりギターを始めたのは12歳の頃。
始めて聴いた日本のロックバンドに世界が一変するような強い衝撃を覚えました。







心を深い部分まで代弁してくれて、
いつも逃げずにそばにいてくれて、
優しい言葉をかけ続けてくれる
それが私にとっての音楽でした。








それからはロックに留まらず、
様々なジャンルや、
世界中の音楽を聴き漁りました。










その頃、
父親に頼んで精神科に通っていた経験を通して、








音楽が1番の心のドクターだと感じました。













20歳になって、
人生最後にやりたいことはなんだろうと考えた時に、それはやっぱり音楽であり、
自分が救われたのと同じように誰かを救えたらと思いました。







沢山お前には無理だと笑われました。
それでも人生賭けてやり通したら
どこまでいけるか試したい気持ちや、
後悔しない選択をしたくて、
音楽に専念する為に上京しました。








冒頭に戻りますが、
こんな風に過去のことを掘り下げていく中でわかった大切にしてきたことは、







自分をよく理解してくれて、
いつも逃げずにそばにいてくれる安心する場所









それはつまり、










心と心で通じ合って、
沢山の時間を共有すること
という結論に行き着きました。






そして、
ノートの最後に書いたキーワードが、
"心の対話"でした。










それが人生で1番大切にしていること
そして音楽を通してやりたいこと。






この先もどんどん表現の形は変わっていくかもしれないけれど、
きっと根は変わらないんだろうなと思います。







そしてもう一つ、
昔は自分が影響を受けたような暗い曲ばかり書いていたけど、









世の中に溢れる明るい曲や面白い曲それぞれが、
別々の形でちゃんと人を救っているってことに気付けてからは、
色んな曲を書くようになりました。









喜怒哀楽、
色んな感情や日常を切り取った、
小説や映画のようで、
いつも光になれる音楽を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?