「なんとかなる」は準備している人にしか訪れない

こんにちは、佐藤祐輔です。

前向きな人の口癖と言えば「なんとかなる」ではないでしょうか。
「なんとかなる」と言っている人からは、明るい性格がうかがえます。
何か問題があったときに、そのように言われると不思議とそんな気がしてくるものです。

よく観察してみると、「なんとなかる」と言う人はポジティブな人だけではありません。
私は、前向きに2種類の人がいると考えています。
それは能天気な人とポジティブな人です。

能天気な人とは、目的や目標にかかわらずに前向きな思考の人です。
自由に生きることを第一にしていて、
深く考えない人が多いのが特徴です。
問題に直面したら、運任せといってもいいかもしれません。

それに対してポジティブというのは、普段が前向きかどうかは関係ありません。
何か目的や目標を決めて、できるかぎりの準備や行動をしたら、
あとは上手くいく!という思考でいることが特徴です。
「なんとかなる」という言葉は、準備や行動からの自信といってもいいかもしれません。

前向きを能天気とポジティブにわけると、
世間でよく言われるポジティブとは能天気な人のことを指します。

だから「ポジティブになれ」と言われても、能天気では気分が晴れるだけで何も達成できないのです。
テストがあるのに何も勉強しないで、能天気に「なんとかなる」と思っていてもテストには合格しません。
あなたの会社の社長が、能天気に仕事もしないで「なんとかなる」と言っているだけだと不安になることでしょう。

つねに前向きの能天気は、頭や心のモヤモヤがないので気分よく過ごせます。
そのために、まわりは能天気ポジティブを勧めるのでしょう。

一方で、何かを達成させようとするのであれば目的にたいしてポジティブになる必要があります。
できる限りの準備をして、圧倒的に行動したら、
あとは「なんとかなる」で待つのです。

このときの「なんとかなる」は、人脈や情報を惹きつけます。
そして結果へと結びつくのです。
そのためには準備や行動が欠かせません。

気分をよくして過ごす能天気なポジティブと、圧倒的な準備や行動からの自信のポジティブ。
知っているだけでも、ポジティブになるのが楽しくなってきます。

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