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<大富豪の株式含み益に対する課税法案に反発したマスクがツイッターユーザーに意見を求めた >

<メインテーマは省略します>
今回のメインテーマは、投資にあんまり関係ないと思ったので省略して、気になる質疑だけを文書化しました。

イーロンマスクって男の事は全然知らないんだけれども、CEOだって言う事の自覚がないみたいだね。テスラの投資家に迷惑をかけたらいけないって事が、事前に考えられない男だって事だよね。株価大暴落したよね、業績は良いんだから、また戻るとは思うけどね。俺には関係ないけど、くだらんことするなよ!って、暴落で損を食らった人たちの代わりに言っておくね。

<個人的に気になった質疑>
Q1 . CCL 決算を無視して買った銘柄の売却(利確)タイミングはどう考えればいいですか? (ライブ時間24:10)

A . 1 . 「カーニバル・CCLは、まだ相場になっていないんで、持っていてください。」
どうしてかと言うと、そもそも今年2021年の大部分は新型コロナでクルーズが全部中止になって船が全く動いてなかったんですから、決算が悪いのは当たり前なんですよ。それは、良い会社が偶々新型コロナと言う伝染病のタイミングで業績が悪かった、当然の結果として悪い決算を出したというだけの事ですよね。みんなが知っている事です。
2 . 「クルーズ船の旅行って、これから良くなるのが分かっているビジネスでしょう、なんでこのタイミングで売るわけ?、それって全然おかしいでしょう?」
今、新型コロナが下火になって旅行が再開、クルーズも秋口から少しづつ再開になっています。そして多くのクルーズ船の場合、2022年第一Qくらいから通常のスケジュールに戻るという事です。
これから物事が良くなる局面に、そんな株を売ってどうするんですか? そうでしょう? 今年の冬の旅行シーズンそれは今、幕を開けようとしているところなんですよ。つまり11月25日はサンクスギビングデー・感謝祭なんですけれども、アメリカでは新型コロナがなく通常の年で有れば、サンクスギビングデーの前後は一番旅行が多い季節なんですよ。それに今突入しようとしているんですよね。
3 . そして明日(11月8日)からアメリカは海外からの観光客に対して門戸を開放します。だからヨーロッパとかはもうアメリカに行きたいと言う人達がたくさん待っていて、今まではヨーロッパはアメリカの旅行者に対しては門戸を開いていたんだけれども、アメリカは閉じていたんですよね。それが明日からは解禁になる、そういうタイミングですよ。だから、なぜ先週、旅行株、航空会社の株が買われたかと言うと、そういう事に対して先回りする為に買っているわけで有って、なので今、ここら辺の株を売却するという事は、”なんで?これからビジネスが良くなる、このタイミングで、わざわざ売るわけ?” という事になるんですよ。

Q2 . ナスダックNASDAQ、今後の見通しご教示ください。(ライブ時間27:25)

A . 1 . 「基本的には良いと思います。相場を考えるのに僕が注目しているのは、長期金利、すなわち10年債利回りです。」
1 . 10年債利回りが低下すれば👇 ⇒ NASDAQは上昇する👆
2 . 10年債利回りが上昇すれば👆 ⇒ NASDAQはぎくしゃくして下落し易い👇
と言う性格が有ります。なので主に長期金利を見ながらトレードしてください。じゃあ、長期金利はこれからも下落するのか?と言えば、それはそういう風に決まったわけでは有りません。
2 . 「長期金利は何によって決まるかと言うと、政策金利+投資家が考える長期でのインフレ率の合計”、で決まります。」
そうすると、”長期金利ってインフレに対する考え方一つだよね”、という事になりますね。じゃあ、今なにが一番インフレに関する考え方を左右しているのかと言うと、それは原油価格なんですね。そして先週までは原油価格は少し軟調と言うか下押ししていたんで、それを見て長期金利も下がったという事です。しかし原油価格が今後もずっと低い位置に有るかどうかという事に関しては、僕は、”どうだろうね?、なんとも言えないんじゃないの?”いう風に思いますね。
3 . 「じゃあ、原油価格はこれからどうなるの?」
いよいよ米国が海外からの旅行客の受け入れを始めるという事で、これから空の旅、エアラインのビジネスは繁盛すると思います。そうするとジェット燃料なんかもたくさん消費します。全く同じ事は船舶燃料にも言えますよね。クルーズ船は2021年を通じて殆んど動いていなかったけれども来年は動く。そうするとクルーズ船向けの船舶燃料の消費も増えるということですよね。要するに、”石油製品に関する需要は、これからアップするんだ!”、という事です。その時に原油価格がどうなるのかという事を考えたら、必ずしも下という風に決めつける事は出来ないという事ですよね。
4 . 「原油価格次第だから、どちらにでも対応できるようにしておく必要がある、そう言う事になるよね」
1、原油価格がずんずん上がっていくような状況で有れば ⇒ シェールの株とか石油株とか資源株とか、そういった物を買います。
2 . でももし、原油価格がぐずぐずして、長期金利も下がって来ているんだったら ⇒ 市中金利が低いわけですから、その時はNASDAQみたいなハイパーグロースを買えばいいわけですよ。
だから、どちらにでも対応できるようにしておく必要がある、そう言うことなんだよね。
5 . 「今、我々が置かれている状況と言うのは、”コロナは終わった、今後は、経済再開が加速していく!”、と考えるのが妥当で有って、世界は変わりつつあるわけですよ。」
例えばワクチンの株を見てみようか? モデルナ・MRNA、先週暴落しているよね16%、その前も暴落している。だから、ど~ん、ど~んと言う感じで暴落しているんですよ。もし、これからも新型コロナが荒れ狂うんであれば、ワクチン株価がこんなふうになっていると思う? バイオンテック・BNTXも昨日金曜日20%も暴落しています。だから、この辺の株価はさ、”もう新型コロナは終わったんだ!”、という事を絶叫しているんだよ、絶叫している、分かる? 消費者の行動パターン、そして需要が向く先、今までは物に対して、外出出来ないから家でネット通販でポチるしかなかったわけですよ。だからアマゾン・AMZN、みたいな株が人気だったわけですね。アマゾンの株価を見てみようか? この前、決算が悪かったんで、あんまり動いていないですよね。それから在宅だったんで、エクササイズバイクのペロトン・PTONそういった物が人気していたんですけども、今は経済再開で、ペロトン、先週木曜日、決算悪かったんで1日で35%暴落しているんですよ。こんな感じでね。だから、もう明らかに新型コロナは終わったわけでしょう?、そういう風に世界は変わりつつあるわけですよ。だから、皆さんも新しい事を考えて下さい。僕の考える新しい事は何かというと、旅行とか、今までやりたくても出来なかった事、後回しにされていた事ですよね。それは旅行関連の、カーニバル・CCLマリオット・MARデルタ航空・DAL、などだと思うんですよね。

Q3 . 今、妙味のあるセクターを知りたいです(ライブ時間1:20:35)

A . 僕が良いんじゃないかなあと思っているセクターは・・
1 . 航空会社なら例えばデルタ航空・DALとかね、
2 . ホテルなら、マリオット・インターナショナル・MARとかね、
3 . プロダクトタンカー(石油精製品、例えばジェット燃料あるいは船舶燃料を輸送)のトーム・TRMDとかね、
4 . クルーズ船のカーニバル・クルーズ・CCL
5 . 民泊紹介のエアビーアンドビー・ABNBとかだよね。
僕は、エアビーアンドビーがIPOされた時は、あんまり好きじゃない会社だったんだよね。けれども、前回の決算発表の時に凄く数字がしっかりしていたんですよ、それで、”エアビーヘイターのじっちゃまとしては悔しいけれども、この会社の数字の良さは認めざるを得ないね!”、という風に言ったわけだけれども、今回の決算発表もぶっ飛んでいるんだよね。一つの理由としてね、サンクスギビングデーそれは11月25日に到来するんだけれども、その日のエアビーアンドビーの予約が、過去のピークである2019年のピークよりもさらに40%も上に予約が来ているという風に決算の時に言っていたんですよ。2019年って新型コロナの前の年だよね。予約はコロナ前を超えているんですよ。・・という事はですよ、当然、次の決算も良くなるわけでしょう?。そして、エアビーアンドビーの予約が活発だという事は、飛行機に乗って親戚家族に会いに行くわけだから、そう言う人達の動きによって、航空会社もホテルもレンタカーも全てが繁盛するという事ですよね。だから僕はそう言ったところに注目しています。

Q4 . マルケタ・MQ、決算が良かった場合、ロックアップ解除が控えています。良い決算ではどのような値動きが有るのでしょうか(ライブ時間1:40:05)

A . 1 . 「ロックアップが解除されと、大株主が所有していた株式が売り出されるわけだから、株式の供給が大量に増えます。なので当然の事ながら株価は下落しますよね。」
IPOした会社が良い決算を出した、そしてロックアップ解除が近いという場合について・・
1 . 良い決算の場合 ⇒ ロックアップ解除で出てくる売り物を、幹事証券がまとめて決算にぶつける形で売り出しするケースが多いです。それがスタンダードでラッキーなケースなんですね。勿論株式の供給が増えるわけだから、それは株価にとってマイナスなんだけれども、これはマルケタだけじゃなくて全てのIPO企業の宿命なんですね、宿命。それは避けて通れない事なんです。そして多くの場合において公募は買いです。売り出しのその瞬間は突っ込む、だけれどもその後でもう一回上がり直すというパターンじゃないですかね。良い株と言うのは、そう言う事を繰り返しながらテンバガーになっていくんですからね。
2 . 悪いケースの場合 ⇒ と言うのは、そもそも、”決算自体が、箸にも棒にもかからなくて、公募の売り出しが出来ない”、というケースなんですが、これが非常に多いんですよ。その場合は、悪い決算の後でロックアップが切れたら、ハチャメチャな感じで五月雨式に売り物が得てくるわけですよ。そうすると株価は、ずるずると低い方に引き摺られていって、ずるずる安になってしまうわけですよ。だけど70%くらいのケースは、そういう悪いケースになりますよ。”好決算の後に、ロックアップ解除の株式の売り出しをぶつける”、というのは、ハッピーな良いケースなんですよ。それを忘れないで下さい。

Q5 . 毎月、純金積立をしていますけれども、最近株式に変えた方が良いんじゃないかな?という風に思っています。長い目で見た場合どうでしょうか?(ライブ時間1:43:26)


A . 1 . 「株式とゴールドの大きな違いとは?」
1 . 株式とは ⇒ 会社その物なんですね。そこには経営者と従業員がいて、原材料を加工し、製品を生み出し、商品として販売していく。あるいは新しいアイデアを生み出しそれを具体化していく。そういう風にして会社の成長を目指してるわけですよね。だから、テスラやアップルやフェイスブックが大きくなっているんですね。そういう風に企業努力によって会社の成長を捻出していくのが会社で有り、企業努力の成果を写しているのが株式ですね。ところがそういったものがゴールドには一切ないんですよ。
2 . ゴールドとは ⇒ 単なる鉱物ですから、金融緩和やインフレなど、周りの環境によってその価値が決まってくるんですね。ゴールドは鉱物の塊で有って、そこには感情も思想もなければ、何にもないわけでしょう? 生きていないわけですから、ゴールドと言うコモディティーはね。そうである以上ゴールドの価値と言うのは、静かに佇んでいる存在であるゴールドをめぐる周辺の条件、例えば、中央銀行がどんどん輪転機を回してお札を刷っているとか、経済がどうなっているのか?とか、インフレがどうなっているのか?とか、そういう周りの環境によってゴールドの価値が決まってくるわけですよね。
2 . 「株式投資のメリットとはなに?」
株もゴールドにかなり似ていて、周りの環境に左右されるんだけれども、唯一違う点としては、会社の経営者や従業員が、業績を向上させる為に努力している事です。この頑張り部分、それが両者の差だと思います。だからそういう部分まで取り込みたいと思うんだったら、金の積み立てだけをやっていたのでは駄目だと思うね、取り残されるわけだからね。すなわち、周辺環境の良否と企業努力の成果、それらの複合結果がお金の値として表れてくるのが株価だから、当然ゴールドに比べて株式投資は難しくなるんだけれどもね。

Q6 . 今、薦めのハイパーグロース株を教えて下さい(ライブ時間2:00:12)

A . 1 . ズームインホ・ZIも、決算良かったよね。ズームインホでも良いと思うんだけれども、”これは素晴らしいな!”、と思ったのはデータードック・DDOG、これは、今回も素晴らしい決算だった。
それともう一つ、”決算的に立派だな!”、と思ったのは、エアビーアンドビー・ABNB、これも株価ぶっ飛んでいる。前回の決算も良かったんだよね。だから、前回Q2の決算発表をみて、”今期の決算発表で一番良かった銘柄はこれですよ~!”、という事で、記事を書いた事があるよね。皆さんは見てないのかな?
2 . 「何を買うべきか? なんて事は、僕がいつも言ってるよね・・」
僕は30数年間ずーとこういう決算の精査と言うのをやっているわけですよ。その30数年間の経験から、”ああ、やっぱり、一番目が覚めるようないい決算を出した会社を、高値に跳ねた後から恥を忍んで買いに行くのが一番儲かるんだなぁ~!”、というのが、10年目くらいにしてようやく分かったわけですよ。それでそれ以降はずーっとそう言う事をやっているわけです。それで僕は別に大きな破綻もなく、今まで来ているわけだから、”皆さんも同じようにそれをやれば良いんじゃないかな”、という風に、普通に思うんだけどね。
以上 (2021/11/07 配信)

「備考」
サンクスギビングデー Thanksgiving Day:感謝祭、アメリカ合衆国の祝祭日。サンクスギビングデーと、翌日のブラックフライデー(アフター・サンクスギビングデー)、その後の休日を合わせた4日間は学校や会社が休みになる。現代の感謝祭では、宗教的な意味合いはかなり弱くなっており、現代アメリカ人の意識の中では、たくさんの親族や友人が集まる大規模な食事会であり、大切な家族行事のひとつと位置づけられている。
ロックアップ Lock up(閉じ込める):会社の新規公開(IPO)や株式の売り出しに当たり、会社役員・大株主・ベンチャーキャピタルなどの公開前の会社の株主が などが、当該株式の公開や売り出し後の一定期間、市場で持ち株を売却しないなどの契約を、主幹事証券と交わすこと。大株主の売却で需給が悪化するのを防ぐのが目的です。
コモディティ commodity(商品):元々は日用品や必需品などの食べ物やエネルギーなど、いわゆる商品を指す言葉で、ビジネス用語では、”一般化”、の意味でも使われている。そしてコモディティ投資とは、商品先物市場で以下のような商品に投資することです。
貴金属(金、プラチナ、銀、銅、アルミニュウム、など)
エネルギー(原油、ガソリン、天然ガス、灯油、など)
農産物(とうもろこし、小麦、大豆、米、肉、砂糖、など)
 

<あとがき>
広瀬さん情報から、11月に入って強気に転換した。推奨どおり旅行銘柄とエネルギー銘柄を買ったけど、じりじり下げてるんだよね。入るのが早かったのかな?だけど、ヨーロッパからの観光客、受け入れも始まったし、いい頃だと思ったけどね。10月のCPIが前年同月比+6.2%UPだからインフレ圧力だろうね、大きく下げたね。しばらく我慢してホールドしましょう・・。






サポート有り難う。個人的に関心の有る事柄しか文書化しません。ランダム発行です。私の資金はポケットマネーの70~80万円なので小額過ぎて、優良大型株には手が出ません。1銘柄で10株くらい持たないと、貧乏臭く気分がしみったれるので、いつも手頃な30~50ドル/株の銘柄に目がいきます。