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高校時代、クラスでぼっちだった話。

皆さんはぼっちと聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?

寂しい?辛い?休み時間何してればいい?…

なんて私も思っていましたし、当時は自分自身ぼっちになるなんて思いもよりませんでした。

もし学生であったり学校を卒業した方でもぼっちが辛い、ぼっちになったらどうしよう…と思っている方に向けて私の体験を話せたらなあと思っています。


(身バレ防止のため少し脚色ありますがぼっちは事実です)


1 なぜ私はぼっちになったのか?

あれは高校二年のとき、クラス替え発表後初めてクラスメイトと顔を合わせる日でした。

私の席の周りはほとんど男子で、近くの席の女子は私とは真逆の明るいイケイケ系(死語?)。

当時の私には話しかける勇気を振り絞れなかった人達でした。


そしてクラスの女子は、ほとんど前のクラスからの繋がりで既にグループが組まれている状態。

そして私が一年の頃一緒にいた人も同じクラスではなく、一年から同じクラスの人もほとんど喋ったことない人しかいない。

これグループに入れないやつじゃん?

そう私は悟りました。


とりあえず学校に通い周りの様子を伺いますが、見渡す限り自分以外ぼっちの人はいませんでした。

コミュ障で誰にも明るく接することが出来ないような私を仲間に入れてもらえそうなグループは無さそう…


…だがまだ諦めるには早い。
私はとあるグループのところに入れてもらおうと決意しました。

私はそのグループに声をかける。が、なんとなく気まずい雰囲気になる。会話が続かない。
困った…

そのグループは四人組だったので、私が入ってしまうと奇数になってしまう。

奇数だとバスの座席とかで一人余ってしまう…

など色々考えに考え、その人たちに申し訳ないなと思ってしまいました。

結局、他のグループも見事に偶数だったため、私は無理やりにでもどこかのグループに入れてもらうのを辞めました。

自らあまり1になりました。

ぼっち高校生活の始まりです。

ちなみに卒業までの実質二年間ぼっちでした。



2 実際にぼっちになってみてどうだった?

単刀直入に言います。

めちゃくちゃしんどい。

自らぼっちになりたかった訳でもなく、望まないぼっちだったため精神的ダメージはとてつもなくでかかったですね…。

他の人とワイワイ楽しむイベントなどもってのほかです…
(長くなるので今回は省略しますが、後々書こうと思ってます)

とりあえず毎日の授業だけして帰る日(ちなみに私は実質帰宅部でした)で困ったポイントとしては

①移動教室
②体育の授業
③昼休み

この三つがハードでした。

①移動教室は、最初はものすごく地獄でした。

みんなが和気あいあいと喋りながら移動している中、私だけ一人で移動。

何を考えてればいいのか分からない。周りから可哀想、って思われるんじゃないかと被害妄想する…

「教室から別の場所への移動」がこんなにも苦痛に感じられたのはぼっちの時だけです。

けどこれに関しては慣れ、でした。

しまいには移動中に頭の中で空想の友達を作って話してましたからね。←



続いて②体育の授業ですが、これは複数のクラスで授業が合同だったため、他のクラスの少しだけ喋れた知り合いのところにに逃げていました。

ただクラス内でしか行動できない場合は、どっかに所属してますよ〜風にしながら誰かの試合を見ていたり壁にもたれて休憩してるフリをしたり…。

意外と人が動いてごちゃごちゃしてるのでどこに動こうと案外バレないと思います。

最悪の場合トイレに逃げてもバレないのではと思ったりもします(する勇気はありませんでしたが)。



最後に③昼休み

休みなのに休めない。長い。

最初はどさくさに紛れてお昼を食べたりしてたのですが、段々辛くなり、お昼ご飯の食べる量も減り…

いつの日かお昼を食べずに帰る生活を送るようになっていました。

ですがそんな私にも転機があり、新しくお昼を食べる場所を見つけました。

これを言ってしまうと身バレしそうなので控えますが、教室以外の場所で食べるようになりました。(トイレではないです)

そこにいるのが辛いなら、自分から出ていけばいい。どう思われても。

どうせぼっちだしいいや。

って気持ちになればもう勝ちです。


3 個人的ぼっちライフハック


実際にぼっちを経験して、こうすれば良かったのでは…と後悔したことや、これに気をつけた方がいいよ、といった発見や思ったことをカテゴリーに分け、まとめていこうかなと思います。


そもそもの話ですが
①ぼっちにならないようにしておくべきだったこと

・本当にぼっちになりたくなければ、"本格的に" 活動している部活動や委員会に入る。

定期的に活動している何かしらのコミュニティに所属していれば、人と話す機会は増えるはずなのでこれは早いうちにやっておくべきでしたね…

(私は活動していないものばかり入っていたので、話す機会もそもそもありませんでした)



・同じぼっちの人がいればその人と仲良くなる

私はそのような人が周りにいなかったので出来ませんでしたが、気が合いそうな人であればグループに入れてもらうより良いのかな、と思います。

・よく入学前に、SNSなどで予め友達を作ろう的なものあると思いますがあれは個人的におすすめは出来ないです。

私も入った高校には中学からの友人がいなかったので入学前にそのようなアカウントを作ったりもしました。

そこでやり取りした方もいますが、所詮ネット上だけの関係だということに後々気づきました。

そのため私もキャラを取り繕ってなるべく明るく演じたり。

それが私にとって精神的にキツかったのかもしれないです。

LINEグループもあったのですがすぐみんな退会することに…

簡単に繋がれる相手ほど関係が切れやすいものはない、と実感しました。




その次に、
②ぼっちになった時のメンタルケア
これは侮ってはいけないです。


・とにかく息を潜めてなるべく目立たないように過ごす

当時はこうするしかありませんでした…。

ぼっちという立場を受け入れたのならこれ以上無理する必要はないと思います、本当に…。(涙)



・学校以外の居場所をつくる

習い事やゲーム、SNSでも、とりあえず自分が存在してもいいんだ、と思える場所を作ってみましょう。

そこでの良い人間関係やモチベーション、楽しさがあれば少しは気を紛らわせることができます。

実際私もそれで助けられました。



・タイムリミットを設けて、時間の経過を明確化する

これは本当に大切です。

私も卒業まで何日か?を毎日のようにカウントダウンしては、あと何日…あと何日…と繰り返していました笑

短いスパンであれば、休みの日まであと何日、少し長いスパンであれば夏休み・冬休みなど。

何かゴールあるだけで違いますよ。

長いかも知れませんが、確実に時間が進んでることが分かるのでおすすめです。


・ぼっちであることを馬鹿にしてくる人への対処法

表立って馬鹿にしてくる人は居ませんでしたが、「あ、今この人こっちの事馬鹿にしてたな…」っていう言動をされた経験はありました。

こういう人達には「馬鹿にするならぼっち半年間経験してから言え!!!」って心の中で叫んでます。

周りの人と固まって強い、と錯覚して馬鹿にしてくる人より、ぼっちでいる人の方が一人単位でみると確実に精神的に上です。強いです。



・ストレスを溜めないようにする

どんな事でもそうですが、辛い思いをしている時こそ無意識にストレスが溜まってしまってます。

私もそれによって(ぼっちになってから)慢性的な体調不良になったり、精神的にやられてメンタルクリニックに通っていました。

休みの時は学校のことを考えないようにするだけでも違います。

熱中出来るものなどで気を紛らわせ、現実逃避しまくって下さい。



・ぼっち系YouTuberの存在

個人的にはぼっちYouTuberの存在で心救われた事もあります。

高校卒業してから出会ったのですが、コスメティック田中、おすすめです。
この人は本物です。心の拠り所です。

この人も学生生活をぼっちで過ごしていて、社会人になった現在も一人を貫いて活動しています。

気になった方は是非。



長々と書いてきましたが、ここら辺で終わりにしようかなと思います。

ぼっちって、楽だけど大変なんですよね。

別に一人でもいいやって思えても、周りから可哀想って思われたりすることがキツかったり。

何か発見できたものやぼっち生活で辛い人の為になることがあれば、私の高校生活も報われる気がします。


ぼっちの独り言にお付き合い頂きありがとうございました!

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