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崖っぷち転職記#1 転職の決心~サイト登録

寝て起きただけで0.3kgくらい痩せてるんですけど、どこに消えてるんですか?

こんにちは。人生迷走中のジャパニーズサラリーマンです。

前回、初めての投稿で転職の話を上げたのでせっかくだし僕の転職の流れをちょっと書いていこうと思っています。

私の経歴はざっくり以下です。
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・情報系の大学・大学院を卒業
・ITメーカーにSEとして入社(入社当初は単体で8,000人くらいの会社)
・配属でいきなり事業企画系になる
・10年目34歳くらいに他の総合ITベンダーに転職(単体で多分3~4万人)
・同じように企画系の業務に従事
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転職のきっかけ「1ッッッ個も仕事が無かった」

これですね。コロナとか残業0とか色々乗っかっては居ましたが、ダントツで一番はこれでした。

事業企画っていういわゆる本部みたいな大きなビジネスユニットの戦略を考えたりするふわっとした組織にいました。専門スキルって何って聞かれると胸を張ってこう答えます。


「私の専門はパワーポイントです!」


英語で聞かれたらこう答えます。


「I’m sorry, I can't speak English !」


ざっくりいうと戦略を考える組織なのに、組織改編やなんやらで戦略を考える主体が違う組織に行ってしまって本来業務が無くなってしまったという感じです。大きな会社や組織だとたまに起こるとは思うんですけどね。

それが多分2-3年くらい続きました。
スーツを着て会社に行ってパソコンの前に座り、何をするかと言いますと

①Webブラウザを起こす
②ブラウザを左のモニターから右のモニターに移動させる
③ブラウザを右のモニターから左のモニターに移動させる
④「②③」を繰り返す
⑤定時になったら荷物をまとめて退社する

この繰り返しです。

当時30歳そこそこだったと思うんですが、周りを見ると当たり前ですが本当に頑張っていたんですよね。働き盛りというか。
人生を無駄にしている感覚がひどくて、毎日罪悪感でした。無駄に資格試験の勉強をしたりして誤魔化してはいたんですが、限界という感じで。

見る見るうちに上司との関係性が悪化

今思えば逆に真面目だったんじゃないかと思うんですが、この状況を変えましょうよと「この状況を作った張本人(=上司)」にずっと言ったんですよね。正直そうでなくても会社が傾き始めて同期や若手もばたばたと転職していってるわけです。

あの会社では「世はまさに大転職時代」だったわけです。

麦わら海賊団との決定的な違いは、ボロボロで沈みそうな海賊船の上で船長が、船をこれ以上沈めまいと船員をばったばったと海に突き落とし、それでも収まらないと最後は自分だけ違う海賊船に乗り換え、向こうから沈みゆくこっちの船にこう叫びます。



「Bon Voyage!!」



誰だったんですか?彼は。まあそれはテーマが違うので別の機会でお話したいです。

とにかくそういうこともあって上司に状況を何とかしましょうという提案をしていると、自分の生意気な性格もあって少しずつ疎まれるような感じにもなってしまいました。

「正論を言うときは気を付ける」

仕事だけではないと思うけど本当に大事なことだと学びました。

・報告資料はきちんと5W1Hで書いた方が良いよ
・スケジュールを押さえる時は相手にも事情があるんだから早めがいいよ

要は意味が無いんですよね。意味が無いだけならいいんですけど、相手に不快にしている分、収支でいうとマイナスなんすよね。

多分僕がいくら「このままじゃ良くないのでもっと上を巻き込んで役割を取りに行きましょう」といくら訴えてもあちらの耳にはきっと「甘いもの食べたら太るから気を付けた方が良いよ」くらいに変換されていたはずです。

そんなこんなでこっちとしてもこのままずっとこの会社で頑張っても意味が無いかなと、何より同じ世代の人たちからもどんどん遅れていくという危機感から転職サイトに登録をしてみた、というのが私の転職サイト登録までの経緯です。

次回は転職活動~入社3か月くらいまでを描きたいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。

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