「#買ってくれたあなたへ」
こんにちは、スギヤマです。
愛知県で農業をやっております。
いやあ!ご注文、本当にありがとうございます!
人生ではじめて「インターネットショップ」というやつを開設させていただきました。もう、いろんな角度から、どう見ても「野菜をインターネットで売る」ってむずかしくて。
「セット野菜」の販売は昔からあるんですが、昔からありすぎて、いわゆる「差別化」ってどうしてもできない状態になっています。そもそも野菜に送料払って注文するっていうのが馴染みがないですよね。自分自身がそうですもの。
でも、そんなことを言っていても何もはじまらないな、と。就農2年目にしてなんとか思い切ってカタチにしてみました。ネットショップをいままでやろうとしてやらなかった理由って、「どうせ売れない」その割に「めんどくさい」「手間がかかる」。というところだったな、と思うんです。
就農2年目にして学んだ大きなことのひとつは「何やったって大変」ということ。いままでは「どうしたら、最小の努力で、最大のリターンを得るか!」などとコザカシイことばっかり考えていたわけですよ。でも、どれだけ時間がたったって、そんな「効率のいい稼ぎ」なんて見つけられなかったんですね。なにするのも大変です。
そんなことばっかり考えているせいで、めっきり外への露出が減っていた自分。それでは、いざ野菜ができたときに、誰にも相手にしてもらえないんです。「なんとかお客さんとの接点をつくらなくちゃ!」そう思ってなんとかはじめた「インターネットショップ」。
「まあ、最初から売れるなんてのはむずかしいよなあ…。」と思っていたところ、開設早々のご注文が1件、2件…!もう。ついつい感情があふれてしまっています、自分。うれしい!そんなうれしいタイミングで、noteさんでは今回の企画「#買ってくれたあなたへ」。うれしいですね。
もう、1年農業やって分かったんですが、この「買ってもらえる」ということのうれしさ。利益的には1000円とか2000円とかになるんですが、もう、もう。このお金のやりとりができた、というだけで「生きててよかった」級の感動です。サラリーマン時代からずっとあこがれていた「自分で稼ぐ」ということ。やっとそんなことがかなっている現実に高揚感をおぼえます。
やっぱり、こうして試行錯誤しながら、なんとかつくった野菜。野菜って、つくっただけじゃあ、野菜じゃないんですよ。お客さんの手元に届いて初めて「野菜」。そうじゃないとぜんぶゴミになってしまいます。それをこうして買ってくれる人がいるっていうのは、自分の存在意義みたいな深いところにまでつながります。とってもうれしい。本当にありがとうございます。
なんにせよ、これでまずはひとつのスタートライン。これからどんどん外に出ていって、いろんな人に知ってもらおう。「畑に来てもらう」というゴールを忘れず、ひとつずつ進めていこうと思います。
今日も最後までありがとうございます。スギヤマでした!またネットショップものぞきにきてください。
【ぼくはこんなひと】
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