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「自分のコントロールから、はなれた畑。」

toricafe の岡田シェフと共同主催している、名古屋のシェア農園「はたけ会議」の全体作業日でした。

今年で2年目になる「もち米会議」。

暑かったこともあり、一緒に動けたメンバーは、いつもよりちょっと少なめ。暑さに負けない猛者たちが集まりました。今年で2年目のもち米田植えチームと、畑での草刈りチーム。午後からは自分を入れての3人で居残り自主練。果菜苗(ピーマン、パプリカ、ナス)の定植タイムでした。

トマトの誘引、芽かき。

改めてなんですが、「はたけ会議」、やっぱりめちゃくちゃに素敵な場所です。野菜をつくるための畑、としてももちろんそうなんですが、そこに集う、ヒトのパワーや、生えている植物、取り残された野菜のお花、種、ハーブ、雑草、虫や鳥。周りの環境や沈んでいく夕日に水田。

畑から見える風景。

普段、ほとんどの時間をひとり、もしくは奥さんとだけ過ごしている農家なので、こうして、大好きなみんなと、大好きな場所と時間を共有できる時間は、最高に幸せです。農家さんたちも、ぜひ、自分のフィールド以外での畑を持つと良いです。自分のコントロール下を離れた畑を共有できるのって、めちゃくちゃに楽しい。

畑のおもしろさのひとつは「コントールできない」ということ。それをいかに試行錯誤しながら思い通りに野菜たちを働かせるのがプロ、という側面ももちろんあるんですが、それ以上に、もっと「畑」という「命」を愛でていくこと。結構、思考トレーニングになったりします。

今年で3年目になります。たくさんしんどい思いをさせてきた、初期の頃からのメンバーさんたち、まだあまり畑との楽しみ方に試行錯誤している新規メンバーさんたち。いろいろな関わり合い方があります。いろいろなメンバーさんたちが、いろいろな成長速度で進みます。これは畑も同じ。ひとりの「農家」として、みんなが、みんなのペースで最高の時間を過ごせることができるように、いろいろ試してみます。

はたけ会議、見学も随時受け入れしておりますので、またぜひお声がけくださいね。場所は名古屋近くのあま市と津島市。畑を一緒に愛でたりましょう。


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