ネオクラッシュ☆

割となんでもありな創作「Cadre」(カードル)を扱っています。 痛&闇深な設定に加…

ネオクラッシュ☆

割となんでもありな創作「Cadre」(カードル)を扱っています。 痛&闇深な設定に加え、下手絵ですがよろしくお願いします。

マガジン

  • Cadreメモ帳:イラスト

    Cadre関係の絵をちょこっと載せたり載せなかったり…。

  • Cadre話譚:淳良な角人と狂悖な泡沫

    ポータルに拠点を置くP級ギルド「チームノーン」のお話。 主役は特別所員のバブルス・デューと、エルダー・アレーナ。 この2人にスポットライトを当てたお話です。

  • ほのぼのcadre

    創作「cadre」の四コマ漫画。 トップ画の真ん中にいるラルスが 記述上の主人公ですが、みんなが主役。 不定期更新で絵が汚いのは勘弁して下さい。 #ほのぼのcadre

  • Cadre小噺集

    Cadreの世界では あんなことやそんなことが起こるもので、 語りをまとめてみました。 エピソードトークもあります。

  • Cadreメモ帳:雑記

    ちょっとしたネタなどを載せています。 書記はリア。

最近の記事

4月:クラスター兄妹

    • Cadre話譚:「角人と泡沫」2

      case1:はじめての依頼 エルダーがチームノーンに来て引越しを済ませたその夜。 激しい風雨の中、近くの裏路地にてガァンとやや控えめな銃声が数発鳴り響く。 だが、雨音にかき消されていく。 元々裏路地は常に荒れている為、誰が喧嘩したりしていようが、よくある事で済まされやすい。 やられる側からすれば、たまったものでは無いのだが。 現場では、怪しげな男が慣れた手つきで黒い拳銃を構え、奇妙な風貌の人を執拗に撃っていた。 黒い液体が雨に流されていく。 「やメ…テくれ…」 それは助

      • Cadreメモ:基本知識

        Cadre(かーどる)はSFでファンタジーなので、フィクションです。 一部の人は嫌悪感を示すような表現、危険な思想、暴力、グロテスク、非道徳的な要素もあるかもしれません。 そういう殺伐とした世界観なのです。 陰鬱とはしているけど、希望は捨てきれない。 そんな感じです。 舞台説明舞台は三千世界。 星のように散りばめられ、銀河のように一つの軸に複数集まった世界を旅したり、トラブルを解決して回ったりするものです。 魔法生物の総称である「妖魔」や「シャドウ」とは時に戦い、時に

        • Cadre話譚「角人と泡沫」:1

          case0:邂逅 1:所長の特命 それは今から約5年前のこと。チームノーンは普段通りに依頼仕事でバタバタと忙しい中、所長であるジョーがニコニコしてバブルスに呼びかけた。 「なぁボブ!来週の水曜日に特別所員を雇うんだけどさ、お前に教育係を任せたいんだ。」 その声を聞いたバブルスは、依頼書類をランク毎に分別しながら応える。若干眉間に皺を寄せながら。 「…はぁ?」 「お前の評価に加点できる良い機会になるんだぞ〜。食わず嫌いしないで試しに見ようぜ。」 バブルスはつい1週間前

        4月:クラスター兄妹

        マガジン

        • Cadreメモ帳:イラスト
          6本
        • Cadre話譚:淳良な角人と狂悖な泡沫
          3本
        • Cadre話譚
          4本
        • Cadreメモ帳:雑記
          23本
        • Cadre小噺集
          11本
        • ほのぼのcadre
          20本

        記事

          2月:バレンタインデー

          2月:バレンタインデー

          Cadreメモ:BARルクスリア

          ポータルのエリアB、5区の一角にある飲食店。 BARとはいうが、形式は昔ながらのブリティッシュパブで中規模。 料理のメニューも豊富にあり、ソフトドリンクもあるので、学生や子供も来ることもある。 (夜9時以降は未成年は出入り禁止) 名物はノンアルカクテルのクラシオン。 これを飲むと気分がスッキリして、酔いも覚めるらしい。 最近は回復効果が格段に強くなったとか。 この店がいつからあるのかは不明だが、 少なくともアーサーがいた時代にはあったとされる。 恐ろしい程に歴史があ

          Cadreメモ:BARルクスリア

          Cadreメモ:対シャドウ武器

          黒側にしかいないシャドウに対して、普通の武器は霞のように通用しない。 黒側に干渉できる力が必要だ。 世の中には奴らに対抗できる素質や、特別な武器も存在するが、 それらを持たない人は一般的にシャドウの残骸を使った武器を用いる。 危険性対シャドウ武器は何も黒側専用という訳では無く、白側にもがっつり干渉する。 しかし普通の武器と同じように扱ってはいけない。 武器そのものに高濃度の穢れを秘めている為、傷つけたモノに精神的、物理的な猛毒を与えてしまう危険性がある。 使用者には強

          Cadreメモ:対シャドウ武器

          Cadreメモ:見えざる世界

          黒の次元穢れを認識できる者は、「黒側」という独特な次元に少し取り込まれている。 黒側での世界の見え方は、一般的な見え方と類似しているが少し異なる部分があり、基本的に曇り空のように灰色かかっていて薄暗い。 認識できない人々は人魂などの曖昧な姿で見える。 逆に黒側に取り込まれている人は普段通りに姿が見えている。 シャドウ達が跋扈している、危険極まりない異次元である。 因みに、人によっては黒側が普通だと認識しているため、一般的な方を「白側」と呼んでいるようだ。 認識 壁や

          Cadreメモ:見えざる世界

          Cadre小話:きょうだい喧嘩

          Cadre小話:きょうだい喧嘩

          Cadre小世界メモ:ランプシー

          白夜世界と呼ばれる小世界。 危険度Dランクに指定されており、比較的安全である。 一日の大半を太陽が照らす環境で、夜は1時間しかない。 この世界の太陽光は浄化の作用が強く、並のシャドウは入るだけで蒸発してしまう。 半シャドウですら日陰にいても体調不良を起こすため、基本的には出入り禁止されている。 モヤがかかっているのかというレベルで眩しいため、目の保養のために遮光メガネは必須。 主な住民は光属性の精霊やエルフ。潜性遺伝であるダークエルフも普通にいる。 また、有角人の亜

          Cadre小世界メモ:ランプシー

          Cadre小話:ウワバミ超えて…

          Cadre小話:ウワバミ超えて…

          Cadreメモ:ブラッドコーラル

          幾万もの戦争で流れていった血と戦場に渦巻く狂気の思念が凝縮されて生まれたとされる魔石。 石自体に危険思想が宿っており、世界を暴力や血で満ちた混沌に陥れようとしている…らしい。 (マルセロ談) 効果超強化 この魔石の力を使うと目が赤く光り、精神抵抗力を除く総合的な戦闘能力が最大で5倍近く強化される。 持ち主を除き、力を使っている間は暴力に意識を奪われ、バーサク状態になってしまう。 しかし1度でも触れてしまうと、勝手に力が発動する時がある。 洗脳 赤い霧のようなオーラ

          Cadreメモ:ブラッドコーラル

          Cadre小話:「安全」な世界

          Cadre小話:「安全」な世界

          Cadreメモ:組織

          十人十色な世界、ポータルには人の数だけ組織が存在する。 チームノーンフルだと「Neutrality Officers Union」である。 頭文字と1部を用いて「Norn」にしている。 主にポータルに拠点を置く冒険者ギルド。 目が開きかけているようなNのマーク。 約100年以上経営している。 チームIFとは同盟を結んでおり、協力関係にある。 実力派揃いでペイル級(最上クラス) どの種族も差別せず、問題なく受け入れる。 冒険者ギルドという組織自体はそう珍しくもない中、