PJC 2022 Day3 Match11~15 振り返り

こんばんわ、NeoChinnです。

PJCもWeek1最終日となりました。

Day1、Day2と同じように、Twireからランドマークへの降下から最終フェーズに向けてのムーブ・ドン勝をまとめてます。
あと今回はドン勝を取ったチームだけでなく、目立ったムーブをしたチームにも焦点をあててターニングポイントとしてまとめてみました。

本記事では、PJC Day3 Match11~Match15の全5戦をまとめてます。
考察もあり主観になるので、色々思うところがあればコメントください。
PJCS Day1 Match1~Match5の記事はこちら
PJCS Day2 Match6~Match10の記事はこちら
PJC Day1 Match1~Match5の記事はこちら
PJC Day2 Match6~Match10の記事はこちら

twire.ggPJC Day3

<PJC 2022 Day3 Match11 / Winner "Aurum Rect">

Day3はMiramar2戦、Erangel3戦となります。
航路はこちら。南東から北に向けての航路となってます。




Aurum Rectの降下はこちら。
El AzaharとEl Azahar南西の倉庫集落への降下ですね。



Aurum Rectは北周りで安置内へ向かいます。高台集落を使い中の情報を取ります。
Day1 Match1でドン勝を獲得したArcanaも同じ進路を使いますが、一足先についていたためそのまま中にムーブ、Aurum Rectは情報を取りながらゆっくり進軍を始めます。



第2フェーズがこちら。
Day1 Match2の安置とものすごく似てますね。
若干違うのは少し北西寄りなので北側周りのチームも増えそうな感じです。


★ターニングポイント(Aurum Rect)

安置の収縮が少し進んだ構図がこちら。
Arcanaは一気に切り込んでCrater Fieldsまで行きましたね。
このフェーズだとまだ安置が北に寄る可能性もあれば、Match2のようなCrater Fields側に寄ることもあるので難しい展開ですね。
そこでまだ選択肢を残すためにも、際からのムーブを選択します。
PJCS、PJCともにここまで綺麗に際ムーブできたチームは初めてですね。

SunSisterやArk5もMatch2と同じ安置読みなのか、Crater Fields中へ入ります。Xth Arcus Viableも今回は西側からの進軍はせずあくまでも中央へ入ります。どのチームもMatch2の安置を意識してますね。



ここで、CYCLOPS athlete gamingのスプリットを検知してファイトを仕掛けます。CYCLOPS athlete gamingの他のメンバーは離れていて合流が遅れ、この集落にいたMAOxox選手も引けず、CYCLOPS athlete gamingの2名を狩り安置内の集落を確保します。
CYCLOPS athlete gamingは安置外にAurum Rectがいる情報は取れていたはずなので、フォローもできず、逃げることもできずというのは少し勿体なかったですね。



そして次のフェーズです。
Crater Fieldsへ安置が寄ることを読んでいたチームは地獄ですね。
Aurum Rect、ENTER FORCE.36はLa Cobreria中の情報も取れているはずなので、しっかりと状況判断してから安置へ向かいます。



次のフェーズでAurum Rectはこのポジションに入ります。
南側の畦道から打ち下ろしされるポジションですが、La Cobreriaからの打ち込みがあるので、耐えられるポジションですね。
その懸念もすぐに消えます。ENTER FORCE.36が稜線を抑えていましたが、安置外からトップ争いをしているDounuts USGがいることを把握していたので、若干の無理をして殲滅に向かいます。
結果的には、Dounuts USG、ENTER FORCE.36は共倒れとなりました。



次のフェーズがこちら。
最終安置はLa Cobreria確定ですね。
Aurum Rectは、南側の最後の生き残りであるArcanaが北上したのをみて、稜線ギリギリを使います。



その後しっかりと敵がいない場所へムーブをかけてLa Cobreria中へ入ります。若干Arcanaの最後の1名のsneakが危なかったですが、最終局面で4枚生存として迎えます。
その後は屋根上など有利なポジションを使い、最後はMarinerを殲滅してドン勝となります。



Day3 Match11の結果はこちら。
Crater Fields生き残りとしてキルを回収していったMarinerが10キル16ポイントを獲得。ドン勝を取ったAurum Rectは同率6キル16ポイントとなりました。そのほかのチームもCrater Fields中、La Cobreria中でのファイトでキルポイントはかなり分散する形となりました。



<PJC 2022 Day3 Match12 / Winner "ENTER FORCE.36">

航路はこちら。西から南東に向けての航路となってます。



ENTER FORCE.36の降下はこちら。
Los Leones南の過疎集落に降下、安置も味方して中央となりました。



第2フェーズはこちら。
indigo選手が南東の集落に離れていますが、Los Leones南西の倉庫集落を抑える布陣を引きます。



★ターニングポイント(ENTER FORCE.36)

少し飛んで第4フェーズです。
残り14チームがいる状態でのスプリットに思えないですね。

このフェーズでもそうですが、かなり広く自分たちのポジションを主張します。当て感(プレッシャー)と被ダメージが少なくダウンが取れないスキルがあってこそできる陣形ですね。この形を維持することで次のフェーズで他チームの地獄を味合わせることになります。


敵チームを東西に振り分けしましたね。西が特に地獄です。。。
ここでもindigo選手が東側の集落へのプレッシャーを与えてますね。
ENTER FORCE.36は打ち合いももちろんですが、個々のプレイヤースキルが高くこういった広がりがドン勝シーンを増やしているのは明白ですね。


西側のDounuts USG、REJECT、Arcanaが壊滅したあと、生き残りの3R Gaming Lotus目掛けて、Starlord選手、amonot選手が進軍。
ここも二人で、3R Gaming Lotusを壊滅させます。

第7フェーズがこちら。
黄色枠のところは展開ができないので、Rascal Jesterも集落側へのアプローチを進めます。
この時点で構図だけ見るとENTER FORCE.36のドン勝目前ですね。


最終フェーズがこちら。
盤石の布陣ですね。
このあとV3FOXを殲滅、最後にSunSisterも車両でムーブをかけたところを抜ききりドン勝となります。



Day3 Match12の結果はこちら。
ENTER FORCE.36がダウンも取られず全く危なげのない立ち回りで11キルを稼ぎ21ポイントを獲得。マップコントロール含めて完璧でしたね。




<PJC 2022 Day3 Match13 / Winner "Dounuts USG">

航路はこちら。北から南東に向けての航路となってます。



Dounuts USGの降下はこちら。
School、Schoolマンションと南西の集落ですね。安置はまたもやSosnovka Islandです。



Dounuts USGはムーブ早めに、SunSisterの次に橋を渡ります。
SunSisterはMyltaをファームしていましたが、今回はSosnovka Islandが誰もいないことを見れていたので、降下して2分30秒で橋を渡りセカンドファームをしています。


少し第3フェーズがこちら。
第2フェーズで、獲得したポジションに安置が寄ったので動くことなく、次のフェーズを待ちます。
このポジションはキルポイントを回収できるポジションではなく低所なので、SHEVA選手が外に出て情報どりをしている感じですね。




第4フェーズがこちら。
若干安置の中に入ってますが、ここから崖に向けて進軍を始めます。


★ターニングポイント(Dounuts USG)

このフェーズで一番邪魔になりそうな西側にいたRascal Jesterですが、Relaxdelyの生き残り1名からダウン、Corn選手、SHEVA選手の打ち込みで、1枚ダウンを獲得した後、残り1名となったWesker選手を詰めきり狩りきります。この時点で西側にこれるチームは、CYCLOPS athlete gamingだけですが、Dounuts USGの広がりも早かったので、目の前の東側へ進みます。
西半分を抑えましたね。
これが出来るか出来なかったかで終盤の組み立てが大きく変わるところでした。


第7フェーズです。
FENNEL、Marinerは赤線の稜線がありますが、限界ですね。
Aurum Rectも中央付近に1名いますが、詰めれる距離ではないのでこのままステイします。



最終フェーズがこちら。
最後東側にいたMarinerが狩りきられたので、東側も全部Dounuts USGのものとなり、SHEVA選手がかけあがり1ダウン、その後も危なげなくAurum Rectを殲滅してドン勝となります。


Day3 Match13の結果はこちら。
第2フェーズから入っていた集落からスタートなので、中盤以降だけのキルポイントとしては申し分なく、8キル18ポイントでした。
Rascal JesterはDounuts USGに狩りきられる前に4パーティ壊滅させていていたのでキルポイント十分の12キル14ポイント獲得となりました。



<PJC 2022 Day4 Match14 / Winner "ENTER FORCE.36">

航路はこちら。北東から西に向けての航路となってます。


ENTER FORCE.36の降下はこちら。
メインランドマークのGeorgopol南へ降下してます。


第1フェーズから珍しいムーブをします。
(過去ログの中でNeoChinnがちゃんと見てないだけかな?)
Shooting Range南の小高い小屋から中の情報を取りますが、そのあとSevernyの中に入ります。


第1フェーズでSevernyに入った形はこちら。
このタイミングで入る理由は難しいですが、このあとStalberに安置が寄ったときにいち早くムーブをするために、より東で敵から打ち込まれることなく停滞出来るところという意味で選らんだのでしょうか。
このあと、目の前のいろはにぽぺと侍ゲーミングが東にムーブをかけたのでそのまま空いた窪地の集落へ歩を進めます。



第2フェーズはこちら。
安置が西に寄りましたね。このポジションは少しだけ浅めの窪地なので周りからの詰めが怖いところですが・・・


少し飛んで第4フェーズがこちら。
安置中心にまでなりましたね。西回りを使うチームが少ないのですが、RelaxedlyだけENTER FORCE.36の西側に残ります。

★ターニングポイント(ENTER FORCE.36)

ここのポジションは先ほども少し話しましたが、窪地になっていて黄色線のところから打ち込まれるポジションが広くあります。

そのため、Relaxedlyからファーストダウンを取られますが、そのあと落ち着いて対応して、2名生存ながらRelaxedlyを殲滅します。
地形・人数差ともにRelaxedly優勢の形を取られながら取り返すのはさすがにポテンシャルといったところでしょう。

第7フェーズがこちら。
FENNELといろはにぽぺと侍ゲーミングがファイトしている中、Rascal Jesterが漁夫を狙います。
ENTER FORCE.36目線でもこの2チームのファイトは認識できていますし、この直前にSunSisterとファイトしていたRascal Jesterも把握できているので、この構図はENTER FORCE.36のイメージの中にもあったでしょう。



FENNELといろはにぽぺと侍ゲーミングのファイトは、いろはにぽぺと侍ゲーミングが勝ち切り、その直後Rascal Jesterが漁夫を狙いに向かいます。
それを知ってかENTER FORCE.36もRascal Jesterの後ろを追いかけて、さらにその漁夫を狙う形ですね。
このあといろはにぽぺと侍ゲーミングが殲滅されたあと、amonot選手、Starlord選手が背後をつき3キルを獲得して、最終局面は2:1と有利な状態を作り上げます。



最終フェーズがこちら。
Rascal Jesterも大きくムーブをかけられず、厳しい状態となり最後は広く展開したStarlord選手が狩りきり、ドン勝となります。



Day3 Match14の結果はこちら。
RelaxedlyとRascal Jesterを殲滅してそのほか少しキルポイントを回収していたため、11キル21ポイント獲得となります。
倉庫を取っていてDDakgu選手のクラッチもあったSunSisterが10キル13ポイントと2位に続きました。




<PJC 2022 Day5 Match15 / Winner "REJECT">

航路はこちら。北東から南西に向けての航路となってます。


REJECTの降下はこちら。
Sheltar近辺からPrisonのほうまで広がる形です。



第2フェーズはこちら。
第1フェーズ中にYasnaya Polyana北側を使って北側まで進みますがさらにSeverny側へ寄る安置となりました。
このあと誰もいない平屋1件の集落へ向かいます。



★ターニングポイント(REJECT)

第3フェーズがこちら。
更に西に寄りました。かなり悩ましい安置です。

ここで、Matchのドン勝を決めたムーブと言っていいムーブをします。
いったんはSevernyの南集落へ向かいますが、次のフェーズ以降のことも考え安置中心の小屋へ4名全員で進みます。


第4フェーズがこちら。
この小屋はSevernyやShooting Range側から斜線をもらって車両も割られてしまうので、安置が寄らなかった場合にはつらいですね。
顔出しもできないので待ちの時間が流れます。


第5フェーズがこちら。
北側でENTER FORCE.36とFENNELがファイトになります。
最終的には両チーム壊滅しますが、この小山は赤線のところを境に、西と東からのどちらかから斜線が通ります。なのでREJECTからしたらこのフェーズが耐えられれば、黄色線の稜線を使えるようになるので、このファイトが終わった後はアクティブに動きます。



少し危なかったのは、第6フェーズです。
1名だけArcanaの選手が山へアプローチをしかけてきます。
ですが、ここで銃声を鳴らしてしまったため、Tachu選手がそれに気づき1名をキル。これで西側からの顔出しもなく非常に優位な形となりました。



最終フェーズがこちら。
V3FOXのOMOCHIDATEN選手の単スナが炸裂して1名ダウンを取られますが、そのあとTachu選手が2名とも狩りきりドン勝となりました。



Day3 Match15の結果はこちら。
終盤まで耐えに耐えていたREJECTが6キル16ポイントを獲得。
序盤からShooting Rangeで拠点を気づき着々とキルを重ねていたV3FOXが8キル14ポイント獲得となりました。



<PJC 2022 Day3 総括>

★Day3ベストマッチ

今回も悩みました・・・
悩んだもう一つが、Match5のREJECTです。
安置の読みもそうですが、そのあと小屋でも車両をうまく使いながら壁を作ったりキルログを把握して出れるタイミングを伺ったりと最大限出来ることをやっていた感じですね。

それを超えるマッチは、Match1のAurum Rectです。
Week1でここまで際からのムーブが刺さったことがない気がします。
Day2で、Aurum Rectはスプリット読みのRascal Jesterの家屋にファイトをしかけて失敗するなどしていたので、やっとそれが実った感じもありましたね。

★Day3の総合結果

そしてDay1~Day3のWeek1の最終結果です。
総合1位でWeek優勝(賞金50万円)を獲得したのは、Dounuts USGとなりました。Day2につけた9ポイント差を守りきり、180ポイントでのWeek優勝となります。
2位には、雪辱に燃えていたDounuts USGが170ポイント。
3位には、Day2、Day3で巻き返したRascal Jesterが120ポイントとなりました。


さてWeek1が終わって、前回大会で圧倒的な優勝を勝ち取ったENTER FORCE.36がその名に恥じぬ戦いで、他チームを圧倒しました。
各チームメンバーの入れ替えが発生しての大会となったので、Day1などは振るわなかったチームも多かったようですが、後半になるにつれて実力通りの力を出して結果もついてき始めたのではないでしょうか。

次のWeek2は2/4から始まりますね。この2強体制を崩せるチームが現れることを期待してます!

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