見出し画像

キャリアアップに繋がる「自己分析」

 前回から「より形に残るものを」ということで、新しく"note"の配信を持ち回りで開始!
前回の大山・梅只ペアに続き、配信第二回は松本・前田ペアです!

今回のテーマは「自己分析」

 私たち転職組はネオキャリアにくる前、
「あぁ、職務経歴書作るのめんどくせ〜」
の道を必ず歩んでいるのですが、自分のやってきたことを棚卸しし言語化する、という作業は今に活きていると感じます。

 日々忙殺され振り返った時に「なんとなく感覚でやってきちゃったな」とならないように、今回は「キャリアアップに繋がる自己分析」についてご紹介させていただきます。

 転職活動中に自己分析をした人も、転職活動をしたことがなく学生時代にした人も、この記事を読んで、是非実践してみてください。


自己分析のメリット

自分の強みを見つけられる

 「あなたの強みは何ですか?」と聞かれたとき、即答できますか?
自己分析をすることで自分の強みを再認識する事が出来ます。

 強みを聞かれると「目標○○%で達成しました」「○○か月で昇格しました」と答える人がいますが、これだけでは強みとは言えません。
その業績を挙げるために、どんなことを考え、どう行動したか、どんな工夫をしたか、壁にぶつかったときどう乗り越えたか…などを深掘りする事でみえてくるその人らしさが「強み」になります。

 ですが実際にたくさんの人が「アピールポイントが分からない」ことが悩みの種になっているように、自分の強みがわからないということはよくある事です。
自分を理解することで根拠のある強みを見つけることができたり、今の仕事の効率化にも繋がります。

キャリアの選択肢が増える

 自己分析を通し自分の現状を明確にする事で、今後のやりたいことややるべきこと、キャリアプランを明確に描く事が出来るようになります。

 キャリアプランを考える上で重要なのは、今までのキャリアを棚卸しした上で、現状と未来の理想とのギャップを明確にし、そのギャップを解消できる計画をつくることです。
 ギャップを明確にすることで、ギャップを埋める為にどのようなスキルや知識、経験が必要なのか道筋が見えてきます。道筋が見えてくることで、日々の仕事への向き合い方にも変化が出る可能性もあります。

 キャリアプランを明確にすることで、日々のモチベーションに繋がり、モチベーションを高く保てると得られる結果も変わるため、キャリアプランの選択肢がさらに広がっていきます!

_______________________________________________

自己分析のポイント

キャリアの棚卸し

 過去の経歴からどんなスキルや知識を手に入れたのか洗い出すことで、成長を実感する機会にもなりモチベーションにも繋がります。

①自分の職務経歴を振り返る
 どれくらいの期間、どのような仕事をしてきたのか、異動や昇格なども含め時期と照らし合わせて挙げていきます。

②これまでの業務内容を整理する
 出勤してから帰るまでの1日のスケジュールを時系列で書き出してみます。
 1日単位で書き始める事で、1週間1か月の業務の整理もしやすくなります。過去の日報や週報を見返すのも成長の実感につながったり歩みを把握できるのでおすすめです。

③今までの成果や工夫した点を書き出す
 それぞれの場面でどのような成果を出したのか、どのように工夫して業務に取り組んだのか書き出します。仕事の中で意識したことや工夫した事を書き出すことで仕事に対する姿勢の言語化にも繋がります。
 今までの成果や工夫したことを可視化する事で、自身の強みを的確にとらえる事が出来ます。
 自分史やマインドマップなどのフォーマットを使うのも◎

自己分析マインドマップ

強みと弱みの明確化

 キャリアの棚卸しをまとめ、これから活かせる自分の強みや逆に今の弱みを明確化していきます。

①書き出した項目を一覧にまとめる
 書き出した項目を一覧にまとめて頻出するキーワードや成果を出した時の環境、共通する仕事の姿勢などが見えてきます。ここに出てきたものが自分のスキルや強みになります。

②自分の持っているスキル・強みを理解する
 自分の持っているスキル・強みへの理解を深める必要があります。
WILL・CAN・MUSTのフレームワークを利用して自分の持つ
「CAN」が何かを把握する事で足りない部分も把握しやすくなります。

WILL CAN MUSTフレームワーク

キャリアプランの明確化

 強みと弱みを把握できたら、それを活かしてどう活躍していきたいかを明確化していきます。

①キャリアにおける目標を設定する
 
過去を振り返って強みを理解するだけではなく、その強みを活かしてどうキャリアを築いていくのか目標設定することが大切です。
「CAN」だけを意識するのではなく「WILL」にも注目し短・中・長期的な目標を設定しましょう。

②自分の強みとキャリアの方向性をマッチさせる
 「自分は何がやりたいのか」「どのような人生を送りたいのか」の「WILL」を明確にして叶えたい事をマッチさせていく必要があります。「WILL」を叶える為には何が足りないのか把握する事で今後のキャリアも明確になっていくと思われます。

_______________________________________________

今から簡単にできること

 自己分析は大事だと分かっていながらもなかなか時間を取れていないというときは、自己分析をしっかりやる手前でできることもあるので、ぜひ実践してみてください。

・自己分析ツールを活用する
・身近な人に自分のことを聞いてみる
・毎日簡単に気持ちの変化やできるようになったことを日記につける
・得意なこととやりたいことを分けて紙に書き出す

自己分析ツールURL▼

_______________________________________________

最後に

 自己分析は一回を行って終わりではありません。考えが変わったり、思わぬパーソナリティに気づくこともあります。定期的に見直して、自分がどのような人生を歩みたいのか考え続ける事が大切です。

 自分が実現したい事を理解して自分がどうなれば実現できるのか常に自分自身に問いかけ続けてみましょう!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?