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#詩7 『散り際』

さよならの前の言葉をちょっと探って
意味もなく足首回して
指を絡ませて
意味ありげに顔上げたら
もう君はいなくて
視界には春を告げる乙女ども

まだかまだかと待ち侘びた桃色の塵も
溢れるとなんだか他愛もなくて

散り際 刹那に最も美しくなる花は
地面に這い始めれば見向きもされず
私は見ているよ と呟いた

芽生えた瞬間から散りゆくその後も
貴方は気高く美しい

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